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鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

委員会審議を考える

2012年09月19日 19時05分39秒 | Weblog
今日は、10月5日に開かれる鈴鹿亀山地区広域連合議会での議案質疑と一般質問の主旨聞き取り後、生活福祉委員会を傍聴していました。

傍聴していた感想から、明日開く産業建設委員会での議事運営について、整理すべき点が見えました。それは、昨日の委員会でも触れながら、今一つ委員長としての発言として整理しきれていなかった部分について、進行の中で明確にしていこうということです。

昨日の委員会で整理しようとしたことは、決算書にしたがい、款、項、目を意識して順に審議していく、その上で質問は、ひとり一項目として、関連質疑を行いやすくするということです。もちろん、委員の質問回数を制限するということではなく、質問機会を整理する程度の意味合いです。

こうすることで、一人の委員が複数項目を質問して、あちこち決算書のページをめくり、別の議員が同じように質問することで、同じ作業を繰り返すよりも、審議についても議事録作成についても、一つの議題について深くできる可能性と、スムーズにできるのではないかと思います。

個々の委員の質疑は、それぞれの方の視点があり、委員会審議の中で非常に大切だと思います。そこからどのようにして、委員会としての意見を抽出して、それを執行部に伝えるかが課題ではないかと考えるところです。

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質問力

2012年09月19日 17時03分24秒 | Weblog
先だって、CNS(ケーブルネット鈴鹿)での一般質問の放送をご覧になられた市民の方から、私の質問についてではありませんでしたが、いくつか一般質問に関する質問と、放映された質問に関しての苦言をいただきました。
耳の痛いお話でしたが、鈴鹿市議会が住民の方々から意義を感じていただくために、質問のあり方について考えるべきじきなのだと、改めて感じました。

一般質問は議案とは別に、市の政策や財政などに関する内容を質問できる機会です。
そのため、鈴鹿市議会でも毎定例会ごとに、多くの議員が執行部に対して、提言や提案、問題提起、問題追求などのような形で、市長以下の執行部に質問を行っています。
そのような一般質問ですが、一期目のはじめに事務局が行う研修がありますが、一般質問のあり方についての研修などはなく、ほぼ自己流になってしまいがちということです。

ここで課題になることは、「議場での質問」などということは、まず一般の生活の中で体験することはなく、テレビなどのメディアで国会中継や県議会中継、もしくは市議会中継を見るくらいしかなく、市民視点で考えることが難しいものだということです。

一般質問については、自分自身の政策課題について論じることになるわけですから、まったく個性を消さなければいけないわけではありません。言葉遣いや言葉の調子など、スタイルはあって良いのだとも思います。しかし、個性はパフォーマンスで現すものではなく、自分の取り上げる課題の切り口や、それに対する論調などから、自然と現されるべきだと思います。

自分自身も、はじめての一般質問は過去の議事録を参考にしたり、先輩議員におおよその流れについてを聞いて、自分なりに質問を構成して臨んだだけで、個性的がどうかと聞かれれば、今もどうかと考えるところで、また、いわゆる「よい質問」というところまではいっていないのではないかというのが実感です。

話は戻って、一般質問を行うにあたって、最低限行うべきでない発言もありますし、効果的な質問とするための論点整理など、やはり研修が必要ではないかと思います。
ひとつの例としては、以前ブログでも取り上げたことがあるかと思いますが、LOACの質問力研修のように、自分の行った質問について、まったく違う観点から論評されたり、他の議員から改善点を聞きながら、自分の中で整理していく過程が良いのではないかと思います。

今の自分としては、最低限、①窓口で聞けば済む質問はしない、②起承転結、論点整理をして主題と関連の内容を明確にする、③財源が必要であれば、財源についての考えを示す、などは最低限意識しながら質問をしています。もちろん、行政の職員から意見を聞いて、独りよがりになっていないかなども気にするところです。

ともかく、自分の質問の質をあげることに今、意識して取り組んでいます。
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産業建設常任委員会

2012年09月19日 00時31分31秒 | Weblog
9月18日は産業建設常任委員会でした。
決算委員会の初の仕切りでしたので、いろいろと緊張もしましたが、自分なりに得るものもたくさんありました。

今回の委員会では、議員間討議、議員間の意見交換ができないかということを意識した部分があります。鈴鹿市議会議会基本条例は12月施行ですので、確定的に運用がされているわけではありませんが、現時点で委員長として仕切れる範囲のことを実践したつもりです。
もちろん、これに先立つ市議会常任委員会の正副委員長会議で、委員会で決算審議から意見をまとめる動きをしてはどうかということを、他の委員会の委員長と副委員長に提議しています。

今日のまとめですが、実際に議員間討議、行政に対する委員長報告としての意見をまとめるという流れにするには、整理すべき課題が多々ありました。
それは、委員長としての発言にはじまって、意識の課題と言うことが考えられます。

委員長の発言としては、ある議員から委員会として整理する内容の意見が出ても、それに対して、他の委員の自発的な発言以外は、意見を求めるのはどうかという解釈があるということでした。それについては、他の委員に対して自分の論点を発言してもらい、それに対して同調する意見があるときは、そのことについて採決後にまとめるようにする。それ以外の、他の委員から特に意見がない場合は、意見が出たということで整理するということが考えられます。

意識の課題については、決算と事業仕分け、決算内容から委員会として予算の増額を求めるなど、執行部と個々の議員の質疑がそれになるという解釈から。個々の議員の質疑の中から論点を抽出して、最後にまとめるという意識が必要ではないかと考えます。

今9月定例会では、議会からの意見がまとまった結果として、本来1年ごとに修繕に入る考えであった学校体育館のつり天井の改修が、優先事項として補正予算に設計費が1校をのぞいて上がっているという実績があります。

このような動きをするためには、やはり議員間で考えを共有し議論するというプロセスは欠かせないと考えます。対執行部との質疑の中で、自分の意見を伝えることも大切とは思いますが、やはり、議員間でその問題意識を共有し、議論することが議会として議員として大切なことだと思います。

ちなみに、産業建設委員会について、9月20日(木)の10時から、残りの都市整備部所管分の審議を行い、最終採決を行う予定となっています。昨日は午後5時過ぎまでみっちり審議しました。
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