田子の浦に うちいでてみれば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ
たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ
田子の浦の海岸に出てみると、雪をかぶったまっ白な富士の山が見事に見えるが、その高い峰には、今もしきりに雪がふり続けている。(あぁ、なんと素晴らしい景色なのだろう。
山部赤人
田子の浦に うしふゆ
【ベック式!古文の文法問題が驚くほどできるようになる暗記術】
たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ
田子の浦の海岸に出てみると、雪をかぶったまっ白な富士の山が見事に見えるが、その高い峰には、今もしきりに雪がふり続けている。(あぁ、なんと素晴らしい景色なのだろう。
山部赤人
田子の浦に うしふゆ
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●中国(後漢)
The Yellow Turban Rebellion; Revolt of “Yellow Turbans” rocks China.
いやよ張角 反抗期。
184年 張角 黄巾の乱 後漢
後漢末の184年、太平道という宗教の創始者張角は貧窮農民を主力とした反乱を指導。反乱軍は五行思想にもとづいて黄色の頭巾をつけたので黄巾の乱とよばれた。宦官政府は反乱軍と党人との連合を恐れて党錮の禁を解いた。黄巾軍の主力は潰滅したが、残党やその他の反乱が多発し、後漢王朝の権力は急速に衰え、群雄が割拠する状態に陥った。
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山
はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま
持統天皇
春過ぎて なしこあ
もう春が過ぎて、夏が来たようね。夏になると白い衣服を乾すという天の香具山に白い衣服が干してあるわ。
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
あきのたのかりほのいほのとまをあらみ わがころもではつゆにぬれつつ
天智天皇
秋の田んぼのそばにある小屋は、田んぼの番をするために仮に建てられたものだから、苫(屋根の編み目のこと)が荒くて、すきまだらけ。わたしの衣の袖が、夜露にぬれてしまっているよ。
あきのたの かとわつ
苫をあらみ= 苫が荒いので ※~を~み =~が~ので
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