「まぁ死(mercy)にそうと 慈悲与え。」
「商業」を意味するcommerceのmerc-は〈交易〉の意。〈他人に与えるもの〉から「慈悲」となった。病気の人や飢えた人。「まぁ死(mercy)にそうと 慈悲与え」と覚えよう。この単語はat the mercy of~「~のなすがままに」、for mercy’s sake「ご慈悲ですから」という熟語の形が重要。
発音のポイント ear, ir, ur, er, wor の綴りは[ ear ]の発音(heartは例外)。アイウエオの法則。
例文 The ship was at the mercy of the winds and waves.
船は風と波のなすがままだった。
このフレーズで覚えろ! mercy killing「安楽死」
□merciful〔形〕慈悲深い
〈「安楽死」など〉 情けをかけて殺すことから、「安楽死」をmercy killingという(医学用語ではeuthanasia)。「尊厳死」はdeath with dignityであり、逆の「延命治療」はlife-prolonging treatmentである。ついでに「末期治療」はterminal careといい、「臓器移植」は
organ transplantである。おまけに「(臓器の)提供者」をdonorと
いうのに対して、「受領者」をrecipientという。ここでまとめて覚え
ておこう。