トンカツ大王。

僕が読んでいる数少ない漫画の中に『美味しんぼ』があります。


携帯電話で“おいし”まで打ちかけたら、変換候補に『美味しんぼ』が出てくるくらいの国民的有名漫画ですが、その中でも、当時まだ子供だったであろう僕が深く感銘を受けた話があります。


貧しい若者がやっと稼いだ給料をチンピラに奪われ、茫然としていると、チンピラを追い払ってくれた近くのトンカツ屋の大将が「そんなしけた顔してちゃ、ツキも逃げちまうよ」と店に招き入れ、トンカツをご馳走してくれた。


トンカツなんて食べたこともない若者はあまりの美味しさに感動し、いつか恩返しをと誓う。

それから何十年かが経過し、事業で大成功した若者は経営不振で店をたたんでいたトンカツ屋さん夫婦に、当時そのままの店をプレゼントする。

大人の目であらすじだけ読むと、ありふれたストーリーなのですが、登場人物が絶妙に善い人ばかりで、謙虚で、イキってなくて、子供だった僕の心にストンと入ってきたことを鮮明に記憶しています。


中でも、給料を奪われたばかりの若者にトンカツをふるまいながら、大将が言った言葉が印象に残っています。

「いいかい、頑張って、いつでもトンカツを食べられるくらいにおなりなさいよ。それくらいが、人間、偉すぎもせず、苦しすぎもせず、ちょうどいい塩梅ってもんだから」。

僕が子供の頃に読んでいる訳ですから、この話が書かれたのはゆうに20年は昔のことなのでしょうが、自分が大人になってからも、この大将の言葉はまた新たに心に染み入りました。


そんなブログをgymnasiumのジャグジーに入りながら、綴っています。

僕にとってジャグジーでブログが綴れていることは、忙しすぎて身動きもとれない状況でもなく、暇すぎてだらけている状況でもなく、ちょうどいい塩梅なのだろうなと思いました。

ジャグジーでブログを綴れている話が、ちょうど『美味しんぼ』のトンカツ屋さんの話と重なるなと思いながら書き出したが、微妙に地軸がズレていることに書きながら気づき、アップしないでおこうかなとも思ったが、もったいないから帳尻を合わせてアップした、清貧を履き違える35歳。

ダイダルウェーブ。

またまた忙しさが、津波のように押し寄せてきています。

拙ブログを見ていただいている皆様、本当に申し訳ありません。

乗り切った時にセシルやカインのように生まれ変わることを信じている35歳。

忘年会。

そろそろ忘年会のエンジンがフルスロットルになってきました。

朝昼の食事は極力控えるくらいの知恵はある35歳。

休日。

今日は朝ご飯を食べた以外、ずっと寝ています。

日頃の疲れが噴出した感じで、ま、たまりっぱなしになるよりは、噴出して無くなるならば、ずっといいことだと前向きにとらえています。

一歩も外に出ず、ひたすら布団に潜り込んでいますが、一日中寝ていると、やはり罪悪感や飽きが出てくるものですね。

落合博満さんは三冠王を獲得したシーズンオフには、三日三晩寝続けたと言われますが、それだけのことを達成しての眠りはウイニングラン的に充実しているのでしょうね。

三冠王はともかく、そんな眠りを味わえるようなことを成し遂げてみようと深く心に誓いながら、軍手をしがんで食べる夢を見ていました。

頭髪は落合博満さん寄りの35歳。

加齢。

父親が72歳、母親が68歳、元気で若い印象の強かったおじも知らぬ間に67歳になっていました。

自分が35歳になるということは、そういうだと実感した35歳。

痛飲。

昨晩は、メッセンジャーあいはらさんのイベント『悪い唇』を見せていただき、その後の打ち上げにも参加させてもらいました。

昨晩のイベントには、あいはらさんの他、天津さん、ガリガリガリクソンさん、ムーディ勝山さん、藤崎マーケットさん、天竺鼠さんが出演されていて、イベントも打ち上げも、フレッシュで新鮮でした（馬に乗馬）。

有り難いことに、連日連夜、宴席に参加させていただいているので、今朝は質素に、油ぬき出汁味インスタントラーメンと目玉焼き、柿、トマトジュースにしました。

自分なりにいろいろ考えながら生きる35歳。

evian。

ジェットコースタームービーを地でいきながらも、一食入魂だけは貫く35歳。

おいどやさ。

過日、犬の散歩のメッカで、飼い主同士の様々な感情の邂逅がひしめきあうことで知られる大阪・靫公園を取材の合間に通りました。

公園の片隅で、フレンチブルドックの飼い主さん、コーギーの飼い主さん、周りにいた親子連れら初対面の方々数人で、２匹の犬の可愛さについて、優しい笑みで（エミネム）おしゃべりをされていました。

『コーギーは、やっぱりお尻が可愛いですよね。』『ブルドックは、低くつぶれた鼻が逆にチャーミングですよね』などと“事実は小説よりも思いっきり普通なり”を体現するようなのっぺりした会話を朗らかに展開されていたのですが、ここで神懸かり的な流れが訪れました。

そんな会話なんてしゃらくせぇ！！とばかりに、ブルドックが低い鼻を駆使して、剥き出しのコーギーのお尻を凄まじい勢いで嗅ぎ始めたのです。

さかっていくとかなら飼い主さんも『やめなさい！もう、この子ったら…。ごめんなさいね』なんて想定問答集を持ち合わせらっしゃるのでしょうが、いきなり猛烈に相手のお尻の臭いを嗅ぎにかかるという流れに、それに触れていいのか、注意すべきなのか、見て見ぬふりをした方がベターなレベルなのか、全員が初対面という土壌も加わり（ドジャース）、えもいわれぬにらみ合いが続きました。

そんな中でもブルドックは、ヘッドバッド一本槍の大熊元司並の眼光で、ひたすら前進していきます。

そんなchaosに耐えかねた親子連れのお母さんが、意を決したように口を開きました。「…動物ですものね」。

身も蓋もなければ、毒にも薬にも糞にもならないプラズマを明後日の方向に発射され、靫公園には仮初めの平和すら訪れずに、ただただ荒野が広がっていったとさ。おそろし、おもしろし。

ポップスター以上に靫公園に夢中にさせられる35歳。

今くるよさん。

今朝のスポーツ紙などでも報じられていますが、９月に舞台上で倒れ、入院生活を送っていた今くるよさんが昨日舞台復帰されました。

舞台復帰前日には、レギュラーを務めるラジオ大阪『むっちゃ元気』で仕事復帰はされてましたが、一部ネットの書き込みには“病み上がりの復帰番組が『むっちゃ元気』とは、タイムリーなのか、シニカルなのか”などといった書き込みもあったようですが、昨日舞台に姿を現したくるよさんは、まぎれもなく、むっちゃ元気でした。

百聞は一見にしかずという言葉の意味を添付写真に込める35歳。

ダイエット。

雨にも負けず、冬の寒さにも負けず、蝦蟇蛙みたいな体型にも負けず、朝から勤労しています。

ダイエットを体に刻み込むため、あえてレディースランチをいただいた35歳。