中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

アーカイブ。

2012-05-24 12:30:46 | Weblog
erotic。



今日、取材の合間に大阪の靫公園を通っていたら、夕方だったこともあり、犬の散歩をさせてる方がたくさんいらっしゃいました。

犬の数も多いだけに、犬種も様々。チワワやミニコリー、コーギーなどの中でひときわ目を引いたのが、犬種名を失念してしまいましたが、人が乗れそうなくらい大きいが、薄っぺらい形をしたなんとかというワンちゃん。

同じ犬種の飼い主さんは集まる傾向があるのか、あまり見かけないそのワンちゃんが2匹集まっている場所があり、初体面とおぼしき飼い主さん同士が、自分の犬を媒介に会話をされていました。

一人は、自由闊達に自由を謳歌することに縛られてらっしゃるようにお見受けした『一見偏屈も、爽やかに挨拶し、個性的こそ最高の誉め言葉』オジサマ。

もう一方は『基本的にはお上品な奥様だが、どこか脆さを内包していて危うさ満点』な30代後半とおぼしきご婦人。

決して、かみ合うとは思えないお二人でしたが、えらいもので同じ犬を飼っているよしみなのか、脆弱な基盤にどうでもいい話をそこそこの高さまで積み上げてらっしゃったのですが、そこで、想定外(あるいは想定内)のことが起こりました。オジサマのワンちゃんがご婦人のワンちゃんに、びっくりするほどさかっていったのです。

最初はご婦人も、顔をひきつらせつつも笑顔で自分のワンちゃんのリードを引っ張って2匹を離そうとしていたのですが、犬の体が大きいのとオジサマのワンちゃんのさかり方がとんでもないのとが重なり、なかなか思うようになりません。

オジサマはというと、そこでも、否、そこでこそ自由史上主義を貫くかのように『ま、犬同士のすることだから、自由にやらせておけばいい』的な笑みを浮かべながら、威風堂々とさかりのついた犬を見つめてらっしゃいます。

こうなると、ご婦人は自力でどうにかするしかないと覚悟をお決めになったのか、顔に貼り付けた作り笑いを引っ剥がし、自分の犬に覆い被さっているオジサマのワンちゃんに対し、在りし日のゲーリー・オブライトばりの迫力でワンちゃんのバックを取って、ぶっこぬいてらっしゃいました。

犬がさかってるとかさかってないとかそんな上っ面のことはさておき、オジサマとご婦人の表層的コミュニケーションから剥き出しの感情への流れがエロくて、エロくて、目が離せませんでした。

全てを見届けてからいただいた『豚ばらカツカレー』は、とってもジューシーでした。

期せずして、このブログを読んでくださっている層が思いの外広いことを知り、力を入れて書かねばと思った35歳。

まさお君。

2012-05-24 02:47:54 | Weblog
昨日は映画の取材で、香取慎吾さん、広末涼子さん、そして、旅犬まさお君役のラブラドール犬・ラブ君を見てきました。

詳細は弊社のホームページなどにも掲載していますが、大変愉快な取材となりました。

犬に似合う名前を持つ37歳。