晩節。

今日は取材で、終日京都三昧でした。

僕は大阪の中でも一番京都寄りの枚方で生まれ育ちましたし、予備校も大学も京都だったので、いまだに京都に行くと、どこか“しっくりくる感”があります。

『三つ子の魂百まで』とも言いますが、三つ子ならずとも、多感な時期を過ごした場所には、理屈ではない思念の残り香があるものなのでしょうね。

改めて、人生の最終章は京都で暮らすのも悪くないなと思いました。

人生に成功も失敗もないのかもしれませんが、死に際が綺麗ならば、その人生はより成功に近づくのだろうなと思ったりもします。

最期を綺麗に送らせてあげるのは、見送る者の義務でもあるのでしょうかね。

本来、大切に葬ってあげなければならない40年ものの冷蔵庫を廃棄する際に庫内のカビの汁がかかり、冷蔵庫の側面を思いっきり殴ったら指の骨折し、身をもっていろいろ考えた36歳。

健康診断。

早起きをして、朝一番から健康診断に行ってきました。

あくまでも検査をするだけですから、当然ながら、直接的に健康に良いことは何一つしていないのですが、何故だか健康になった気がして、意気軒昂と仕事をしついます。

買ってきた参考書を並べて悦に入る予備校生の気持ちと似ているのかもしれませんね。

コレステロール値は通常値をはるかにこえて、京大合格者のセンター試験総得点数レベルの36歳。