大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

政治感覚のずれ―安倍晋三さん,もうマスコミの前に顔を出すのはお止めなさい

2007年09月24日 09時07分08秒 | Weblog
 安倍晋三さん,まだ総理大臣でしたね。しかし,記者会見とか最後の閣議には出たい,などと仰有っているようですが,そこがあなたの政治感覚がずれている証拠なのです。
 だからこそ,福田新総裁からも指摘されたように,参院選敗北後の辞任の時期も誤ったのです。本当にあなたの政治感覚はずれ過ぎています。松岡利勝を意地になって弁護したり,政治資金で追求された閣僚を,事実も調べないうちから擁護するなど,あなたはお父上の秘書までなさっていたのに,政治の裏表を見なかったのでしょうか。しょせんは,戦後生まれのおボッチャマだったのでしょうか。
 なぜ,この時期に記者会見や閣議出席をお止めなさいと申し上げるのか,それもお分かりになっていらっしゃらないのでしょう。
 分かりやすく申し上げましょう。国民は,あなたの唐突と見える辞任を好意的には受け取ってはいないのです。本来ならば,激職といわれる内閣総理大臣の地位にあって,道半ばにして病に倒れれば,野党はともかく,大方の国民は同情します。ところが,あなたは辞任の時機を逸したばかりか,なんの予告も無しに総理大臣の椅子を放り出してしまったのです。敵前逃亡と揶揄されるゆえんです。
 こんな無責任な総理大臣に,国民の大多数は心底怒っているのです。ですから,いまさら国民の前に顔を出せば,国民はあなたばかりでなく,自民党に対しても再び反感の念を強くしてしまうでしょう。国民は,福田新総裁に期待しています。いや,期待せざるを得ないのです。国民には,選択の余地がないのですから。民主党に対する幻滅と不信感の裏返しでもあります。
 ですから,あなたは病院で,病が深刻で命旦夕に迫る「ふり」をしていればいいのです。
 それすらも分からなければ,勝手になさい。誰も同情しませんから。




 




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