大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

不正献金疑惑で自殺?―小沢一郎かと思ったら盧武鉉前韓国大統領だった

2009年05月25日 18時56分06秒 | Weblog
不正献金疑惑で自殺?―小沢一郎かと思ったら盧武鉉前韓国大統領だった

 支援者から不正な献金を受けていた問題を苦にして,盧武鉉前韓国大統領が故郷の自宅近くの崖から飛び降り自殺した,と伝える報道を読んで,最初はてっきり日本の前民主党代表,現民主党筆頭代表代行小沢一郎と早合点しました。
 ああ,やはり,と思ったら盧武鉉前韓国大統領でした。あの,日本を悪し様に揺さぶった盧武鉉ですから,我々が同情する筋合いではありませんが,盧武鉉の支持者達は,現李明博政権下の検察の執拗な取り調べに耐えられなかったのだ,と,まるで小沢一郎,鳩山由紀夫らが繰り返している麻生政権下の日本国東京地検特捜部の「政策捜査」非難と同じ経過をたどっています。
 違うのは,盧武鉉と比べて,はるかに厚顔なのが日本の小沢一郎だ,という事実です。
 「私はやましいことは何もしていない」と繰り返しながら,その実何の説明もせずに頬被りして逃げ切ろうとしているのが小沢一郎と,鳩山無能代表率いる現民主党です。
 残念なことに,日本人はかなり前から一億総健忘症に罹っていて,半年もしないうちに何でも忘れてしまう国民です。
 さいたま市,というさほど大きくない都市の市長選挙で16万票足らずの票を集めただけで,当選者を支持した民主党がはしゃぐのはいかがなものでしょう。
 これで民主党に風が吹いたとしたら,なんと日本人はお目出度い国民でしょうか。小沢一郎に対する西松建設の巨額不正献金疑惑の解明は,いまだまったくなされていないのです。逮捕された小沢一郎の公的第一秘書の裁判は来月6月にならなければ始まりません。第一回公判での検察側の冒頭陳述を早く聞きたいものです。
 それにしても,韓国民には失礼かも知れませんが,韓国歴代大統領の就任セレモニーみたいな,前大統領汚職疑惑で逮捕→起訴→有罪判決→現大統領による恩赦,という一連のプロットが,いまだに続いているのも奇異なことです。今回は,盧武鉉の自殺で幕を閉じてしまいましたが,今後もこの流れが続くのでしょうか。