大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

薬害肝炎訴訟弁護団―正体見たり

2007年12月27日 20時40分40秒 | Weblog
 薬害肝炎訴訟は,与党の政治的決断で一律救済に近い議員立法により解決に近づくようです。しかし,記者会見に現れる女性原告達と,この訴訟を支える薬害肝炎訴訟全国弁護団のホームページから,一種の違和感,背後に特定イデオロギー集団の存在を嗅ぎとり,前のブログに書きました。
 原告団は福田首相との会見,政府の謝罪を要求しておりましたが,これも昨日実現して原告団は所期の目的の多くを達成したはずです。
 ところが,こともあろうに原告団は,今日日本共産党の志位和夫委員長に面会したのです。自民党,公明党,民主党の幹部に会って今後の一層の支援を求めるのならばともかく,なぜたかだか3%前後の支持率しかない消えかかった共産党の委員長と会うのでしょう。
 これこそ,薬害肝炎訴訟が共産党系の弁護団による,きわめて政治的な訴訟であることを示す証左にほかなりません。原告団は,共産党の旗幟鮮明な「薬害肝炎訴訟全国弁護団」の支援に感謝するため,なにはさておき共産党を訪れたのでしょう。もう少し,このつながりを隠しておけばよかったのに。拙速でした。
 福田首相が,支持率低下に拘って人気取りのために安易に妥協すれば,将来に禍根を残すことになるのではないかと懸念されます。

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