慌てるとろくなことはない

昨日はたいへんな目にあってしまった・・・前日仕事だと午前中睡眠をとらなくてはならずそんな日は昼に起きたとしても夕方まであっという間に時間は過ぎてしまいその夜も仕事であればなおのこと夜9時には仕事の身支度を始めなくてはならずましてや夕方から家事もしなくてはならないとなれば時間はごくごく限られてくる昨日は前日もその夜も仕事で時間を有効に使おうと夕飯の準備きちきちまで人形を縫っていた私であったがどうにもこうにも「これ以上は無理」という所で手を休めて夕飯の準備をしに行ったのだ

その日は牛蒡の煮物を作ろうと思っていて慌てて材料を切り味付けをしたのであるそして煮えるまでまた部屋に戻って人形を作り出したまではよかったのだがしかしこれが何をするにもやりだすとなかなか「もう少し・・・もう少し・・・」と思うものでようやく重い腰をあげ見に行ったのはいいがあんまり慌てて早く曲がりすぎたようで通路に置いてあるコーヒーカップなどの食器棚に思いきりぶつかったのである


その勢いがあんまりすごかったようでその弾みでコーヒーカップの受け皿が5・6枚すごい音と共に落ちあたり一面割れた破片が散らばったしかしそのまま放置する訳にも行かずその日は夕方までに掃除機をかけたにも関わらずまたまた掃除機を出してきてかける羽目になってしまったのだその上綺麗に掃除機をかけたはずが見えてなかったのか破片が右の足の裏に刺さってしまったのである

歩くにも痛いので仕方がないので座り込んで針でとってみたのだがなかなか取れずそのうち血は出てくる始末最後には毛抜きまで持ち出して15分くらいかかってやっと刺さった破片をとったのだホントなら牛蒡を煮てる少しの時間でも有効に使おうと思っていたのにこれでは余計に無駄な時間を使う羽目になり何をしていることやら・・・おまけに割れたお皿も大切にしていた物だったのでなんとも踏んだりけったりである

そういえばこの間も押入れに物をしまおうと思い背伸びしてあげようと思ったら人形のビーズのケースを足にひっかけてしまい全部こぼしてしまったあの時も時間のない中１粒１粒つまんで片付けた記憶があるまったく持っておっちょこちょいであるのだ


友達にその話をすると「そんな時は小さめの適当な箱に縫い物1式入れて台所に持って行って
縫った方がいいよ」と言われてしまったまさにその通りであるほんとに慌てるとろくなことがない！昨日はまさに身を持ってそれを実感した私であった