息子に夕飯の準備をした私はルンルン気分で身支度をし7時半頃だったかを出たのである階下まで降りると倉庫から自転車を出し通りに出るとさっそうと自転車で走り出すはずであったが・・・思っていた以上に自転車が高かったなんとも足が地面に付かないのである「乗る時は男みたいにまたいで乗らなくてはいけないな」とは思っていたがまさか自転車の足がとどかないなんてこれっぽっちも考えてなかったよく考えれば息子は身長が私とは20センチほど違うのであるあの人たちが普通に乗れる自転車なら足がとどかないのは当たり前のことではないかしかしせっかくルンルン気分で出てきたのに自転車が高いくらいで帰るのもなんとも悔しい
昔を思い出してジーコジーコとベダルを踏んで勢いつけてまたいでみればなんとか走れそうであるいつもはばかりの生活たまには風を切って走るのも気持ちいいではないか私はさっそうと走り出しそのまま何もなく店に到着する予定であったのだしかし予定はあくまで予定であるしばらく走って行くと幸か不幸か前方に信号が・・・しかも赤であるまずい停まらなくてはならないではないか
「左のあの高くなっているコンクリートに足をかければなんとか停まれるだろう」と思いながらその目的のコンクリート向かって走った私であったが自分が思い描いていた「コンクリートに足をかけて停まる」という想像より
はるかに自転車は高かったコンクリートに向かって足を伸ばしてみたが足はなかなか着かないそのまま左に体重をかけたまま自転車ごとこけるしかなかったのだ
時刻はまだ夕食時でまだまだ時間は早い何台もの車が信号待ちをしみんながこっちを見ている様でなんとも恥ずかしいではないか何も無かったように平然と起き上がったもののこけてすりむいたあちこちがひりひり痛いましてやそんな時に限って信号の長いことといったらないのだ早くその場に居合わせた人たちから逃げ出したく内心「早く信号変わってくれ」と祈りたい私であった信号が変わると同時に痛いのを我慢し何食わぬ顔で自転車を引きそのまま飲みに行ったのだ
店に到着し初めは飲んでる間もひりひりひりひり痛かったのだがいつの間にか痛みもなくなってきたようで「せっかく来たのに早く帰るのはつまらないではないか」と結局2時間程で帰る予定がはしごまでしてしまい帰宅したのは夜中の1時くらいであった次の朝息子に「昨日あんたの自転車が高すぎてこけてしまってさ」と傷をみせたところ「お母さんが足が短いだけやん」といわれ返す言葉もなかった
「別に私の足が短い訳ではない
あんたがでかいだけなのだ」と
反論したいところだがこけたのは息子の自転車のせいではない
息子も自転車まで貸して文句をいわれたのではたまったもんではあるまいそれから2・3日は傷口がお風呂で染みて散々な思いをした私であったがだんだん傷も治ってくる頃にはこけた痛みなんて全く忘れて「また自転車で飲みにいこう」と懲りずに考えている私である
昔を思い出してジーコジーコとベダルを踏んで勢いつけてまたいでみればなんとか走れそうであるいつもはばかりの生活たまには風を切って走るのも気持ちいいではないか私はさっそうと走り出しそのまま何もなく店に到着する予定であったのだしかし予定はあくまで予定であるしばらく走って行くと幸か不幸か前方に信号が・・・しかも赤であるまずい停まらなくてはならないではないか
「左のあの高くなっているコンクリートに足をかければなんとか停まれるだろう」と思いながらその目的のコンクリート向かって走った私であったが自分が思い描いていた「コンクリートに足をかけて停まる」という想像より
はるかに自転車は高かったコンクリートに向かって足を伸ばしてみたが足はなかなか着かないそのまま左に体重をかけたまま自転車ごとこけるしかなかったのだ
時刻はまだ夕食時でまだまだ時間は早い何台もの車が信号待ちをしみんながこっちを見ている様でなんとも恥ずかしいではないか何も無かったように平然と起き上がったもののこけてすりむいたあちこちがひりひり痛いましてやそんな時に限って信号の長いことといったらないのだ早くその場に居合わせた人たちから逃げ出したく内心「早く信号変わってくれ」と祈りたい私であった信号が変わると同時に痛いのを我慢し何食わぬ顔で自転車を引きそのまま飲みに行ったのだ
店に到着し初めは飲んでる間もひりひりひりひり痛かったのだがいつの間にか痛みもなくなってきたようで「せっかく来たのに早く帰るのはつまらないではないか」と結局2時間程で帰る予定がはしごまでしてしまい帰宅したのは夜中の1時くらいであった次の朝息子に「昨日あんたの自転車が高すぎてこけてしまってさ」と傷をみせたところ「お母さんが足が短いだけやん」といわれ返す言葉もなかった
「別に私の足が短い訳ではない
あんたがでかいだけなのだ」と
反論したいところだがこけたのは息子の自転車のせいではない
息子も自転車まで貸して文句をいわれたのではたまったもんではあるまいそれから2・3日は傷口がお風呂で染みて散々な思いをした私であったがだんだん傷も治ってくる頃にはこけた痛みなんて全く忘れて「また自転車で飲みにいこう」と懲りずに考えている私である