備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

歌会 KAKAI  2019

2019-03-17 14:23:55 | コンサート感想
2013年版(第一段)の感想がコチラ
スピンオフの感想がコチラ
ニコ生SPの感想がコチラ
2015年版(第二段)の感想がコチラ
2017年版(第三段)の感想がコチラ


第一部

開演15分前に
『ごきげんよう』から始まる
今井氏だけのフォトブックの販促アナウンス。

ご自宅のポストに届くと説明があり、
親切なサービスなんだが、送料がかかった有難迷惑なんだか。

と、いきなり、『あっ』と咳払いをして
『開演まで〜↑、暫く〜↑、お待ちくださいませ。』
と若干、恥じらいつつ、エレベーターガール風で締める。


開演5分前にもアナウンス。
今井氏から始まり、
え〜、とか、言い淀んでだり。その後、出演者全員登場。
語尾が『さっせ〜』とやはり、エレガ風。


開演前の懐メロオルゴールは無くなったらしい。


第1部
”Kyokuburn”(オリジナル) 全員
※インスタの最新版表記。
作曲家のYUKAさん的にも拘りが有るらしい。

今井氏の『出てこいや〜』
というアナウンスの元、幕があがる。

イントロでDeep Purple"Burn"の
ギターソロが追加されてた。


途中、出身地の名物を一言。
その際、客席降りして、戻ってくる0270。
特に、伊勢崎のアピールは無いし、
→からっ風、と言ってたこと、発覚。
時間制限も無いのに、何故かカミカミ。


ソロパートは稽古場と変わらず。
若干、ズレるダンスがポイント。

あと、手を折り曲げる振りで、逆の手より
前・後という振りが他の人と、逆とか。

”パッヘルベルのカノン”(インスト)
が流れるなか、白いスモッグを着る出演者。

何故か、一番最後に着る0270。
かなり、大胆に広げて着てた。


ヒーロー大行進
(アニソン、特撮ソングコーナー)

”宇宙戦艦ヤマト”
今井氏リードボーカルに男性陣。
それに、行ってらっしゃい、
と合いの手を入れる女性陣。

"ウルトラマンの歌"
リードボーカルでは無いけど、
泉見氏がやたらとシュワッチという台詞を。

”キューティーハニー”
出雲さんのリードボーカル。
で、男性陣が全員、愛加さんを
見てるので、『こっちを向いてよ』
というツッコミソングに。

”ムーンライト伝説”
愛加さんのリードボーカル。
結構、本気な振り付け、完コピ。

男性陣が、お仕置きよ、のポーズ。

”ウルトラセブンの歌”
宮島氏がリードボーカル。
そこに『故郷だ』という歌詞に掛けて、
”ふるさと”
を差し込んだり、
『セブン』に掛けて、CMソング
”セブン−イレブンのテーマ”
を挿入してみたり。

"仮面ライダー"
ライダーキックをしているのは、田村氏?
とりあえず、ホップのプを担当する今井氏。


”ガッチャマンの歌”
誰だ、という優一氏。

"マジンガーZ"
Zを強調する畠中氏。

他に、
”デビルマンの歌”
”翔べ!ガンダム”

最後、再び、
”宇宙戦艦ヤマト”

ここまで15曲。


オリジナルミュージカル
『ピーチジョンヌ』

泉見氏の語りの元、
『あるところに、
おじさん(畠中氏)と
おばさん(出雲さん)
の中年夫婦が居ました』で始まる。

山で、おじさんはシバかれ
川で、おばさんは洗髪する。

ある日、
川にシバかれに行くおじさん。

そこで、
”プロローグ”『レミゼ』畠中
おばさんに引っ張られ、
囚人のおじさん登場。

そのまま、突然、
”AIAOY”『POTO』
出雲@クリスで、畠中@ラウル
『涙をふき』と歌うと、
『泣いてない』と、ツッコむおばさん。

途中はカットして、
最後は『君を愛す』と、
愛を確認する謎の中年夫婦。

そこに、桃が流れてくるため、
ナレータの泉見氏が、
”全ての山登れ”『SOM』
(山を川に変えて、川を逆流する桃の歌)
を朗々と歌う。

その桃を持ち帰ろうとするも、重い。
しかし、おじさん一人で運ぶようにおばさんに言われ、

”ひとかけらの勇気”『スカピン』
(梅芸版の”悲惨な世界のために”では無い)

畠中@パーシーが、
『この世のなかに、
欺瞞と不正が溢れている』
とおばさんの理不尽さを歌いだし
『例え、この身、傷つこうと、
君(おばさん)のために』
重い桃を持って帰るおじさん。


こうして、物語が始まると言い、
再び、泉見氏で一曲。

”君住む街角”『マイフェア』
ただし、街を村と歌詞を変えて

なお、ここのロングトーンで
客席に拍手をせがむ泉見氏。


桃から双子が出てくるので、
”まぁ、モーツァルトの娘さん”『M!』
出雲@ナンネールが、
『あなたがプリンスで、弟はプリンス』
と何とも整合性のある歌詞。
しかし、見た目で片方を男の子と判断。


”取引”の前『レミゼ』
出雲@バルが、
『もう、怖がらないで、
名前を教えて』という
バルとリトコゼの自己紹介を一人で。

名前をピーチとジョンと命名してから、

”星のさだめ”『アイーダ』
出雲@アイーダ、畠中@ラダメス

『なぜ、やってきたの、二人の子供』
と、歌詞を上手く改変し、愛を確認しあう中年夫婦。

時が経って、
成長したピーチ(愛加さん)登場。

”パパみたいに”『エリザ』
愛加@シシイで、
何故かママを観て、歌うために
パパが居るのに、マックスパートは無い。

そこにジョン(薫さん)登場。
男として育てられた事に、
『クソ婆ぁ』と叫んだら、


”皇后の務め”『エリザ』
『まだ、若すぎるは、叩き込まなくては』
と、出雲@ゾフィ光臨。

『王家に捧げること』
という歌詞に対し、
『家、王家じゃないし』とツッコむジョン。

”皇帝の義務”『エリザ』
出雲@ゾフィ
『強く〜、厳しく〜』と歌い、去るゾフィ。

”皇后の勤め”『エリザ』
愛加@フランツが、
『君の味方だ、だが、
母の意見は君のためになるはずだ』
ジョンの味方発言。

”どんなときも離れはしない”『サイドショウ』
愛加、薫
〆は双子ソングのコチラ。
結構、これは本気で歌う二人。

”裁き”『レミゼ』
しめたかと、思ったら、
改名ネタで、薫@バルで一曲。
一応、ジョンとジャンを掛けてるらしい。


処変わって、村の浜辺。

ここで鬼ヶ島を観測する少年二人。
村で一番背の高いムラジ、
と村で一番流されやすいユウイチ登場。

更に鬼の説明。
負の感情を喜び、
無償の愛と言った感情を
村から感じると村に向かって火を吹く設定。

”愛あればこそ”『ベルばら』
宮島@オスカル
が、無償の愛の説明をしたり。

”あんな男に”『WSS』
優一@アニタが、
『人殺し』というセリフの為に
突然、この曲を歌ったり。

なお、おばさんが居るから
村が滅びないというオチ。
(負の感情の源)

おばさんとおじさんが、
"プロローグ"『レミゼ 』
"皇帝の義務"『エリザ』
この2曲マッシュで登場。


”生きている”『ひめゆり』
ここで優一@婦長が、
おばさんの長生きを願う。


そこにピーチとジョンヌ登場。
鬼ヶ島を観るのに、ミヤジの望遠鏡を使用。

この、望遠鏡を渡す、渡さないで、
なかなか渡さないピーチ。
(ここが、千秋楽で長くなっていた)

やっと、渡して、それを観たジョンヌが、
"炎の中へ"『スカピン』
薫@パーシーが、鬼ヶ島を
攻める決意をする。
バックがトリコール色に。

ヅカ訳でなく、梅芸訳。

そのまま、暴走するジョンヌと
流されるユウイチ。
(その際、ユウイチに、痩せたな、
と、ツッコむジョンヌ)


そして、ミヤジのピーチへの駆け落ち宣言。

”それ以上の”『ルドルフ』
宮島@ルドルフ、愛加@マリー
こちらは再演歌詞で。

それを観てたおじさん。
ミヤジを敵にし、悲しみを秘めて。
”見果てぬ夢”『ラマンチャの男』
畠中@ドン・キホーテ

フルコーラスいくかと、
思いきや、途中カット(笑)

最後、小鬼の放った炎により、
死んでしまう、おじさんとミヤジ。
その死に様は、ノートルダムかも。


一方、鬼ヶ島。

”闇が広がる”『エリザ』
今井@トート、田村@ルドルフ

『未来は想定外』と変えて。
思い切り、目を瞑り子鬼の扮装を見ない父鬼。
あと、ルドルフでなく子鬼に変えて。
それでも、途中のサビを笑って歌えない二人。

千秋楽では二人とも歌えていたのに、
最後の振り付けが失敗して、
前後移動が謎の間に。
(小鬼が前に出るタイミングで、
下がってしまい、失敗。ばかやろー)

父鬼が何故か、お姉キャラ。
一人称がワタシャ。なお、小鬼に、
お父様、ボスでなく、王様と呼ばせる。

なお、千秋楽はお姉キャラを若干、忘れてた。

”早く王様になりたい”『LK』
田村@シンバに、今井@ザズゥ。
『南に行け』という歌詞で、
ドタバタと動く親鬼。

アンダーザーシー”『リトマ』
途中、インストで挿入。
→普通に"王様になりたい"の
メロディだったらしい。
メンケンもワイルドホーン並みに似ている。

ここで、設定説明追加。

人間は鬼ヶ島に来れない。
逆に鬼が人間の世界に行くと、生きていけない。
(ただし、記憶を無くして、人として生きる事に)

桃から鬼が生まれるという、
まさかの『十二国記』設定登場。
しかし、愛が有るとその木が枯れる。
だから、鬼は愛を嫌うという設定。

だが、今年も、桃には実がつかない。
最後に実がついたのは、母鬼が死んだ時。

ここで、子鬼ソロが合ったけど、
知らない曲だった。
→"これが恋かしら"『シンデレラ』
田村@シンデレラ(笑)
らしい。

それのアンサーソングが、
”愛していれば分かりあえる”『M!』
出雲@コンス
が愛について歌う。

一応、子鬼の母鬼設定。


おばさんが亡くなり、
ジョンヌが鬼ヶ島に行くことに。

”ローブのダンス”『アイーダ』
薫さんのダンスソロ。インスト曲。


”ABCカフェ”『レミゼ』
優一@アンジョ
『ミヤジの死』と替え歌で。
10年振りに歌った発言。

千秋楽は再来年もいけるぞ、発言。
これは、次回の歌会を前提?
それとも、帝劇レミゼの再演スパン?


”もう許さない”『MA』
愛加@マルグリット
”心の声”じゃなくて再演歌詞で。

ここで、死に装束のおじさんとミヤジがコーラス参加。
この二曲で、再び、バックがトリコールに。


再び、鬼ヶ島。
”神よ何故許される”『M!』
今井@コロレド
『人間は教育出来る』から始まり
『敗北認めるのか』まで。

客席から登場し、客席とやたら絡む。
ワンコーラスは、お客さんにロックオンして歌う。

『男が今』がやはり、独自路線。


”僕の願い”『ノートルダムの鐘』
田村@カジモド
歌詞の通りな内容で、
鬼が島を出ていく決意。


”あの声”『リトマ』
出雲@アリエル的に
母親の声という設定で、
ハミングのみ。

更に、子鬼の母親が、
鬼を捨て、人間界に行った事。
鬼の記憶を捨て、おばさんになった事が語られる。

そこにピーチとジョンヌ登場。
なお、ユウイチは海で遭難して死亡。
”アダムスファミリーのテーマ”
『アダムスファミリー』(インスト)

この二人が、最後に付けた桃から
生まれた鬼と気づく父鬼。
故に、子鬼とは兄弟に当たる。

そこで、兄弟の絆を感じた子鬼は
ここで、子鬼が人間界に行く決意。
"どんな時も離れはしない"『サイドショウ』(リプライズ)

父鬼を燃やす子鬼。
”ブイドイ”『サイゴン』(インスト)
鬼ヶ島にジョンヌがやって来て、
ジョン(子鬼)に燃やされる元ジョンの持ち歌。

途中に、
”桃太郎”(童謡)(インスト)
これも。

で、人間界にも、桃の木が生えて、
そこから生まれた、ピーチとジョン、
ジョンヌの生まれ変わりが再会して幕。

”いつか”(オリジナル)全員
多分、原田氏のオリジナルかと思われる。
CD持ってないから、分からないけど。

→今回用に書き下ろした
新曲"ミラクルピーチ(奇跡の桃)"とのこと。


ミュージカル楽曲34曲。

38曲。

前半で51曲。

開演前に風見鶏烏骨鶏(薫さん)から、
ウルトラミラクルスパークリングレビュー

ザ・わらべ 0、3幕の開始の挨拶あり。

第二部
”ショウほど素敵な商売はない”『アニーよ銃を取れ』(インスト)

わらべ歌のコーナー
”かごめ かごめ”(インスト)
が流れるなか、後ろを向いた男性陣が
一列になって、スタンバイ。

『後ろの正面、だあれ』で順々に振り向く。

”おちゃらか ほい”(男性全員)
”あんたがた どこさ”(男性全員)

フレンチカンカンな衣装に身を包んだ男性陣が、
踊りながら歌い、途中から輪唱スタイルに。

『ちょっと かぶせ』で、
振り向いて、スカートをめくるという振り付け。

ここで、今井氏と畠中氏は、
衣装チェンジのため、退場。

"げんこつやまのたぬきさん"(男性四人)
残った四人により、
かなり、せくしーに歌い上げる。

”ずいずいずっころばし”薫さんソロ
男性陣は去り、代わりに
男役姿に身を包んだ、風見鶏氏登場。

でも、歌っているのは、コレ。
一部、歌詞を台詞にして、
最後『誰だ』と、ヅカ風発声。

”ひらいた ひらいた”
愛加さんのエトワール。
でも、歌詞はコレ。

”とおりゃんせ”?
更に、頭にミラーボールを付けた、
出雲さんが、ハミングで歌うも、
何の曲のアレンジだろう、アレ。


”はないちもんめ”
ここで、今回の一番のキワモノ登場。

赤いチャイナドレス、スリット入り
ガータベルト付き、名古屋巻きの今井氏と、
ピンクの普通のドレスの畠中氏による、
カンカン娘を奪い合う、はないちもんめ。


”天国と地獄”(インスト)
全員で羽を背負って、最後の挨拶。

最後に
”かごめ かごめ”(リプライズ)
を熱唱して、〆。

ここで、MC。
歌会2019四公演目の分。

原田氏のMCの元、進むが、
隣に居た畠中氏が、原田氏と、
目が合った瞬間に背けたので、標的に。

四回目で、ようやく、余裕が出てきた畠中氏。
鏡で自分を見て、改めて、『気持ち悪い』と。
なお、その要因はヒゲと言っていたが、
それだけではない、と、皆、思ったはず。

畠中氏的にはキーヨさん(本人談)に対抗。
そこで、『俺?』というジェスチャーをする今井氏。

『段々、他の(男性陣)に対抗し始めるんですよね』と、
軽く纏めた処で、今度は出雲さんに。

『黒柳徹子でございます』と、
ミラーボールを頭に付けた出雲さんの挨拶。
なお、これは出雲さんの発案。

黒柳徹子さんは毎回、歌会に登場すると原田氏。

この二人は衣装チェンジのため、退場。


『女装しないと歌会には登場しない』という紹介に、
『私かい!』とツッコむ、今井氏。

原田『如何ですか?』
今井『気に入ってます』と、直球。
原田『今回のテーマは?』
今井『考えてなかった、あ、足を閉める、がに股なんで』
(薫さんから前日のMCでツッコまれた模様)

なお、最初、スリットが入っておらず、
原田氏が勝手に入れたけど、今井氏の否定が無かったので採用。
原田『(美脚と言ったら)紫吹淳さんか今井さんか』
という謎の〆。

土組と最初、言っていたが、桃組に改名。

『女装でなく、女』と言い張る泉見氏、
『今日”は”、化粧のノリが悪い』という田村氏、
『ほくろ、を加えてみた』とノリノリな宮島氏。

と、一言ずつ、出演者に触れて、次のコーナーに。


千秋楽MC。

最初に畠中氏に振る段取りだったらしい。
優一『初女装で?』
畠中『そうなの』
と、オネエ口調に。
優一『仕事のラインが変わらないことを願います』

出雲さん、頭から飴ちゃんを出す。
それも、二個。客席投げ。

二人は衣装チェンジのため、退場。

優一『(畠中氏のように)
女装で変わる人が居ますが、
その典型的な例として…』
今井『(衣装は)気にいってます』
優一『群馬県民は足が長い』
今井『紫吹淳さんか(自分か)』

なぜ、紫吹さんなのか、この時、謎が解けた。群馬出身だからか。

今井『終わってしまうのが寂しい』
優一『ご自分のコンサートで、(女装を)やって下さい』で〆。


ここのコーナーで、11曲。

マッシュコーナー
”あんな人が”『ジキハイ』
出雲@ルーシー

予想通り、演歌調なんだけど、
ドスの掛かった低音ではなく、
ちょっと、鼻に掛かる高音な歌い方。


”時が来た”『ジキハイ』
畠中@ジキル

サビの『時が来た』で、伸ばさず切るタイプ。
サイモンの歌う、ジキル歌ということで、
大変に爽やかに、この歌を歌い上げる。

今回、ハンドマイクを持っていたけど、
これ、スタンドマイクだったら、
手の動きとか、入れそうなタイプ。


”最後のダンス”『エリザ』
宮島@トート

東宝よりはヅカ系なトート。
ちょっと、顔の骨格が、
ヨシオ氏に似ているのか、
声が似ている気がする。気のせい?

ただ、トートというよりはチュグム。


”私だけに”『エリザ』
愛加@シシィ

第一部の”パパみたいに”でも、
思ったけど、若い頃のシシィに
全くの違和感の無いタイプのシシィ。
それゆえに”夜のボート”とか、
後半曲をどう歌うのか、興味が。

サビはやはり裏声。


”我が心の夢”『サイゴン』
薫@ジジ

エレン枠なのかと思ったらジジ枠。
今回、こんだけ歌ってるけど、
聞かせるソロ曲はコレしか無かった気が。


”神よなぜ”『サイゴン』
泉見@クリス

トゥイが歌うクリス曲。ちゃんと、
後半の展開部も有る編曲で、ほぼ、
ノーカットで熱唱、クリスがイケてしまう46歳。


”カフェソング”『レミゼ』
田村@マリウス

卒業したので、元マリウス。
でも、やはり、歌い込んでいるのか、
役に入り込んだ、感情を込めた歌い方。
(ただし、新演出タイプな歌い方)


”星よ”『レミゼ』
優一@ジャベール

マリウスもバルジャンも居るので、
今回はジャベ枠。(前回はバル枠だった)
大変に歌い上げ系で、
岡氏の系譜かな、と思われる警部殿。


”彼を帰して”『レミゼ』
今井@バルジャン

ほぼ、フルコーラス。
ハンドマイクだけど、
片手で振りを入れつつ、(自分の観た回は)
外すことなく最後のフォルセットまで。

この手のコンサートで歌うのが久々。
ラストで思いっきり、ひっくり返った
2016年の平原氏のコンサート以来?
って、言うくらい、ここ数年、レミゼだと
”星よ”しか歌ってなかったので、ほんと久々。


この後は二曲ずつのマッシュ。
レミゼも”カフェソング”と”星よ”の二曲で。

で、最後に全員で、”彼を帰して”を
今井氏のリードボーカルでゴスペル風アカペラ。

以前、Three Phantomで、”夢やぶれて”を
こんな風に歌うのを聞いたことが有るが、
”彼を帰して”で、こういうアレンジを聞くのは初。

ここで、全員から最後の挨拶。
田村氏の”闇広”歌えてない発言に、
演出家としては、ちゃんと歌ってほしい、と。
それに対し
『キーヨさん(本人談)が全力で目を閉じているので』
『歌えないのは、今井さんのセイ』と言い、
『フルverを聞きたければ、また来て下さい』
とキレイに纏める原田氏。


『もう話すことがない』という今井氏に、
『しゃべって』とジャブをうつ原田氏。
ここで定番のネタに。

今井氏『4つの作品に全部出てたんですけど。』
原田氏『マッシュのことですね。』
今井氏『全部、お払い箱になっちゃって』
原田氏『卒業、ですね』
今井氏『卒業させられ、卒業しました。
なかなか歌う機会がなく、歌会で歌えて幸せです。』
原田氏『まだ、口紅残ってますね。』


千秋楽カテコ挨拶。
他の方の挨拶(多分、宮島氏)で、
何時もの『ははっ』という通る声で、
ウッカリ笑ってしまう今井氏。
(ソロコンで入絵さんにツッコまれたアレ)

田村氏の暴走気味な挨拶で、
本日限定の子鬼衣装について、
ツッコもうとするも、不発する今井氏。

泉見氏の挨拶で、
泉見『キーヨさんの彼を帰して、
で、そこで寝た方が良いのか?と。』
今井『寝かされてたね』
泉見『足を上げて寝た思い出が』
優一『新演出は違いますが』
今井『そうなんだ』←素で驚く


で、オチもとい〆は今井氏の挨拶。
今井『感無量です。ジャベの時のガブが
こんな立派になって。』
優一『その時の記憶無いですよね?』
今井『覚えているよ。アゴをピッと、
背けるシーンとか』
優一『あー、今井さんの髭とか覚えてます』
今井『最初、新メンバーが増えて、どうなるかと。
でも、ピーチジョンヌの稽古で大丈夫と。
あの望遠鏡を取ろうとする顔芸で成功すると。』

優一氏、ここで、薫さんの説明。

今井『皆さんの前でこんなに歌えて…』
優一『急に戻るんだ』

ここで、田村氏の千秋楽衣装アドリブに触れ、

今井『なかなか来なくて、
出とちるかと思ったら、ハートとかつけて。
でも、一番の歳上の自分を労わって貰えて』
優一『また、本線に戻った』

今井『今後とも、歌会は続いていきますんで宜しく』
優一『(隣で崩れ落ちながら)出資してくれるんですか?』
今井『(出演と聞き間違えたのか)宜しくお願いします』



このコーナーで9曲。
二部で20曲、
一部で51曲だったけど、
何かダブった?

ここまでで、70曲らしい。

”歌会”(オリジナル)全員
更に、前回と別アレンジのスローバラードver。
もう、歌詞が同じ、という共通点くらいしかなく、
初演の時のメロディは何処に?というくらい別曲。


アンコール
”歌は我が命”(美空ひばり)全員
他の出演者が、歌い慣れてく無く、
若干、持て余してる感が有るなか、
(とりあえず、キレイに歌い上げる)
出雲さんの、これぞ”ひばり節”
というコブシを効かせた歌い方。

更に、全く関係ないとばかりに、
自分のパートを朗々と歌い上げる今井氏。


追い出しアナウンスは今井氏で、
『是非、アンケートをお書き下さい、
と、演出家が言ってます。
ロビーで回収してまーす。(軽いノリ)
と、プロデューサーが言ってます。
またのお越しをお待ちします。
と、キャスト・スタッフ一同が言ってます』

♪また会う日まで〜、会える時まで
と歌った後に、可愛く『じゃあね』で〆。


泉見洋平氏
歌会、常連。
それゆえに、第一部はストーリーテラーに。
役は無いけど、既成曲から書き下ろし曲まで。

オチにはならない正当派。

マッシュのクリスも、
意外な曲なのに、持ち歌感。

女装はナチュラルにキレイ(笑)


出雲綾さん
歌会にこの年代が出るのは珍しく、
そこの要員かと思いきや、
第一部はクリスティーヌ、
アイーダ、ナンネール、コンスタンツェ
アリエルとワンフレーズとはいえ、
若い役、総ざらい。

でも、ゾフィで全て持って行かれる。

マッシュよりは、
アンコールのひばり節が素晴らしく。


田村良太氏
ディズニー枠。
シンデレラも含め、
ほぼ、ソロはディズニー。
なのに、デュエットはリーバイ枠。

女装は、まあ普通。
それよりは、キャラ重視。


畠中洋氏
イロモノコンサートに出演するとは。

ヒゲがポイントらしく、
美しさよりは気持ち悪さを重視。

意外と正当派の曲担当。
ただ、囚人姿が印象的、過ぎる。


原田薫さん
ダンサー枠、
かと思いきや、ネタ要因。

過去、男役パロディをやりたい、
と、男性陣が言っていたが、
まさか、女性陣で遣る人がいるとは。


原田優一氏
アンジョ、それが全て。

マッシュはジャベ枠に。
マリウス、バルジャンと、
制覇しているので、次は正当派アンジョか。


愛加あゆさん
正当派。
一人、ヅカのホンモノ感。

その一方で、啖呵を切る、
べらんめぇなシーンも。

可愛い事を分かった上での、
強か感はちょっと、薄目。


宮島朋宏氏
初見。
ともかく、長身で、歌も悪くない。
しかし、鬼の説明の棒読み感が。

感情をこめない話し方、
なのかも知れないが棒読みの印象が強すぎて。

骨格が井上ヨシオ氏と似てるのか、
時折、ヨシオ氏がフィードバック。


今井清隆氏
まずは、キョクバーンの隊長(らしい)。
ソロパートはやはり目立つが、
それ以上にダンスの独自路線感が。

次がスモッグを着てヤマト。
初回歌会にメドレーコーナーが
無かったために、初スモッグ。

ただ、それ以上に、
ショッカー役で、
舞台を行ったり来たりとか。

ピーチジョンヌは
あんだけ歌が有るのに、
歌ったのは、リーバイ楽曲二曲のみ。
しかし、そのロン毛扮装にトート感が。
(ただし、耽美系は失敗)


二部に入り、カンカン娘。
早々にダンスから離脱し、
かけ声担当になっていたが。

一応、隠す、という歌詞で、
頭隠して〜、の振り付けも。


洋装ドレス、スリット付き。
ガーターベルトを付けたりと、
ラカージュで見慣れた女装姿。
違うのはムダ毛処理済み。

ラストは彼帰。
本編の振り付け付きで、
本当に、久々にバルジャンを聞けた。

アンコールのひばりは、
一人、朗々と歌い上げていたけど。

ここ最近、ソロコン続きで、
歌は聴きまくっていたから、
ネタに走った、歌を聴けない物足りなさは無い。



第四段。
とうとう、劇が誕生。
若干、コント風味だけど、
状況にマッチする楽曲を
これでもかっと盛り込む脚本家、兼演出家。

ファンの需要を知り尽くしているので、
本人の了承さえあれば、なんでも。

結果、事前に衣装写真が出回っても、
出オチに遜色が無いという結果に。

次はどんなショーになるのか、
そして、セトリを書くのが、
大変なショー、というのは変わらなそう。

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