『死神の精度』伊坂幸太郎
一週間後に死ぬ予定の人間に可、不可をつける死神の連作短編集。
それぞれの話が微妙にリンクしており、数年後に再登場したりする。ただ、ミステリでは無い気がする。全体的に軽妙で読みやすかった。
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『アウト』(テレビ)
パート勤めの主婦四人が、死体解体業に携わる話。
西田の夫はギャンブルに嵌って、身重の妻に暴力を振るう。それに耐えかね、殺してしまう。冷えきった家族を持つ原田に頼り、寝たきりの義母の面倒を看てる倍償を巻き込み、原田の家の風呂場で、解体作業を行う。そこに借金苦の室井が、借金の頼みに来て、巻き込まれる。何とか処理するが、借金取りにばれてしまう。そして、遺体解体の作業を請け負わないか . . . 本文を読む
『模倣犯』(テレビ)
女性を狙った誘拐殺人の犯人が、コメンテーターとして、表舞台に出て、被害者の家族と対立する話。
主犯のピースが仲間を操り、被害者の遺体と共に自殺した様に見せかける。その後、仲間の友人として、『新犯人は別にいる』と訴え、テレビに出演し始める。それを見た作家で被害者の妻は、他の被害者の祖父とともに、ピースを怪しむ。どうやって、追い詰めるのか?
生放送中に、この事件にはアメリカで出版 . . . 本文を読む