備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

Night&Dandy!? 小西のりゆき&かとりしんいち

2020-09-06 02:31:07 | コンサート感想
第一部

"Night and day"(インスト)
"One Night Only"『Dream Girl』
"Dream Girl"『Dream Girl』
”When your don't touch the ground”『Finding Neverland』配信1-4
"What more can I say"『Falsettos』配信1-5
"What would I do?"『Falsettos』配信1-6
"If its not love "『Radiant baby』
"So close"『Enchanted』
"You've got a Friend"『Beautiful』配信1-1
”Can't help falling in love”『All shook up』配信1-2
”Can't take my eyes off of you”『Jersey boys』配信1-3

第二部
”Sunrise,Sunset”『Fiddler on the Roof』配信1-7
"What I did for love"『Chorus Line』配信1-8
”Losing my mind”『Follies』
”Not while I′m around”『Sweeney Todd』
”But the world goes round”『NewYork NewYork』配信2-1
”NewYork NewYork”『NewYork NewYork』配信2-2
”Song on the sand”『La cage aux Folles』配信2-3
"I am what I am"『La cage aux Folles』配信2-4
"The Best of times"『La cage aux Folles』配信2-5

アンコール
"Impossible dream"『Man of La mancha』配信2-6



"ナイト&デイ"を、
佐竹さんのピアノ演奏で。
最後、二人で、
『Night&Dandy』とタイトルコール。


"ワンナイトオンリー"
二人で英語。

そのまま『ドリームガール』繋がり。
二人ともキーは高い方だけど、
コニタンの方が更に高い。

"ドリームガールズ"(SD ver)
二人で。

かとり氏による作詞。
ソーシャルディスタンスを
取り入れたライブを宣言する
オリジナルの歌詞。

冒頭で『レディース&ジェントルマン』
と、かなりテンションの高いスタートなコニタン。

その内容も、舞台上でもディスタンスをとる、
サビを歌う時は一歩下がる、など、
ちょいちょい、面白ネタを取り入れる。

”When your feet don't touch the ground”
『Finding Neverland』
二人で。かとり氏によるオリジナル訳詞。

お互い、ピュアな気持ちを忘れないために、
と前置きをしてから、コチラ。

ハスキーな声なんだけど、
コニタンよりも、太い声な、かとり氏。
そして、その声がイケボな低音。
掛け合いとかになると、低いパート担当。
そして、張り上げる安定のコニタン。


"What more can I say"『Falsettos』
二人で英語。

マーヴィンのソロ曲を二人で分けて。
そのため、掛け合いというか、追っかけ歌唱に。


"What would I do?"
かとり@マーヴィン、小西@ウィッチャー

コチラはちゃんと、
男性デュオで歌唱。


『ファルセットス』からの2曲。
コニタンは普段歌ってるらしいが、
大抵、ピアノの人にコーラスをお願いしてると。
普段はコニタンがマーヴィンっぽいので、
ウィッチャーをYUKAさんが担当か。

男性二人で歌う曲というのは、
あまり無いけど、フィン楽曲
(ニューブレインとかの作曲家か)
だと、”セイリング”とか意外にあるのかも。

NYの公演が自粛期間中、
動画公開されたらしく、
それを受けての選曲。


ここでソロコーナー。

"If its not love "『ラディアントベイビー』
かとり氏ソロ。

”愛じゃないなら”という邦題かも。

それまでの話し声と歌う声が違う、
典型的なパターンなのだが、
やはり歌う声が低音イケボ。

結構、サビのフレーズを繰り返す。
日本語歌詞とメロディがピッタリハマる。

実は、クリエ版に出てた?
その時の歌詞なのかも知れない。


"そばにいて"『魔法にかけられて』
小西氏ソロ。

間奏でピアニストを紹介出来るくらいに
歌い込んでいる一曲で(まー、代表曲だけど)
サビに掛けての延びが、CDと違うかな、と。


ジュークボックスミュージカルメドレー
"君のともだち"『ビューティフル』
”好きにならずにいられない”『オールシュックアップ』
”君の瞳に恋してる”『ジャージーボーイズ』

この3曲。

歌う前に、『マンマミーア』の話をしていたので、
ソッチから歌うのかと思ったら、全く歌わず。

しかし、キャロルキング、プレスリー、
フォーシーズンズと、やはり年齢高め選曲。


二部
”日はまた登り、沈む”『屋根ヴァ』
二人で英語。

幕開きの一曲。
かなり、ジャジーなアレンジ。
全編、流れるように歌う。

ピアノソロな間奏も。
サビでは、ハモリを入れる、コニタン。

というか、この辺の往年ミュージカル曲も英語なのか。


"愛した日々に悔いはない"『コーラスライン』
二人で英語。

更に、ジャジーなアレンジ。
テンポ、倍速くらいに早め。

サビで掛け合いとか、
やはり間奏ピアノソロとか、
原曲の古き良きミュージカル雰囲気は、
ほとんど無く、新しい楽曲のような雰囲気に。


なお、コニタンの
思い入れが強い作品らしく、
独り『コーラスライン』が出来るくらい、
聞き込んでいたらしい。


一部は新しめ作品だったが、
二部はベテラン作曲家でお届け。


マッシュアップコーナー。

今回はソンドハイムで。
”Losing my mind”『フォリーズ』
”Not while I′m around”『スィーニートッド』
の2曲(英語)。

まず、かとり氏の『フォリーズ』
サビで旦那の事を思ったかと、思ったら、
コニタンが『スィーニー』の、
そばに居るよ、と歌い出す。

『フォリーズ』のクラシカルな、
声楽チックな歌い方と、
『スィーニー』の幼さの残る、
子役っぽい歌い方が混ざる。


次は、フレッド&カンダーで。
しかし、ミュージカル作品ではなく
映画『ニューヨークニューヨーク』から。
”But the world goes round”
”ニューヨークニューヨーク”
の2曲で。

まず、かとり氏ソロで英語。
初めて聞いた曲だけど、
『シカゴ』とか、あの辺の
ちょっと退廃的なメロディを
やはり、声楽チックに歌い上げる、かとり氏。

次は、コニタンのソロ、英語で。
お馴染みなイントロで。


曲は知ってたけど、映画の曲とは
知らなかった。更に、シナトラの歌かと、
思ってたけど、ライザの方を押すコニタン。
(シナトラのキーでライザ風に歌う)

最近は今井氏の低音で聞いていたので、
こういう風にハスキーな声で、
ちょっと、セクシー路線で歌う
”ニューヨークニューヨーク”は新鮮。

途中、ダンスで参加する、かとり氏。
いや、この狭い舞台で、
そんなダイナミックに参戦しなくとも。


二人の出会いの作品が『ラカージュ』

と言っても、スパンコール担当
だったのは、かとり氏だけ。
で、ラカージュ・メドレー。

”砂に刻む歌”は日本語で。
最後だけ英語。

かとり@ジョルジュで、
コニタン@ザザ、なんだろうな、と。


”ありのままの私”は英語で。
若干、コニタンが壊れ掛けた歌い方に。

”今この時”は日本語。
でも、サビだけ英語。

出だしと〆のインストは”今この時”。


アンコール。
"見果てぬ夢"『ラマンチャ』
英語で。

ブライアンミッチェルのコロナ回復後、
決まった時間に歌った、というエピ披露。

出だしとサビだけのショートver。
でも、そこは盛り上げる二人。



かとり氏のMCが高めな声。
ちょっと、岡氏と話し方が似ている。
で、歌う意外と低音で、声楽チックな歌い方。

デュオは基本、メロディパート。
ブレない太い声で、美声を響かせる。


一方、小西氏は安定。
サビでは、ハモリをかぶせる。
かとり氏がブレない事が分かってるので、
思う存分、ハモっていくタイプ。ちょっと、暴走。



翌週には、短縮版の配信ライブも。
短縮版は曲説明を字幕で流すため、ほとんど網羅。

むしろ、歌われなかったのは、
オープニングの替え歌と、
完全ソロコーナーの2曲、
それにソンドハイムのマッシュアップ曲。

あの替え歌こそ、ちゃんと
歌詞を聴きたい歌だったんだけど。



小西氏と、かとり氏による
初のミュージカルコンサート。
なんだけど、その選曲がマイナー路線。

『サイゴン』とか歌うかな、
と思ったら、そこすらも外す。
ワイルドホーンも無かった。

往年の名曲と新しめBW系楽曲で、
だいぶ年代に開きのあるセトリ。

そして、ほぼ、英語歌詞。
これは、コニタンライブでも、
そうだし、著作権問題が有るのかも。
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