備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

ニューイヤーミュージカルコンサート2020

2020-01-13 23:58:38 | コンサート感想
参考までに
このシリーズのVol.1(フレンチコン)の感想がコチラ
このシリーズのVol.2(ニューイヤーコン2016)の感想がコチラ
このシリーズのVol.3(シネマコン)の感想がコチラ
このシリーズのVol.4(ニューイヤーコン2017)の感想がコチラ
このシリーズのVol.5(ソンダンコン)の感想がコチラ
このシリーズのVol.6(ニューイヤーコン2018)の感想がコチラ
このシリーズのVol.7(ALWミュージカル・コンサート)の感想がコチラ
このシリーズのVol.8(ニューイヤーコン2019)の感想がコチラ
このシリーズのVol.9(JCSコン)の感想がコチラ


※歌手は不確か。

第一部
”マジック・トゥ・ドゥ”『ピピン』全員

”Two Worlds”『ターザン』リチャード、マイケル

”A Whole new World”『アラジン』ディーン、アリ

”人生を踊り明かせ”『ウィキッド』リチャード

”魅惑の宵”『南太平洋』ライアン

”パレードに雨を降らせないで”『ファニーガール』アリ

”あのすばらしき夜”『ジャージーボーイズ』男性陣

”Cheek to Cheek”『トップハット』マイケル

”美女と野獣”『美女と野獣』ライアン、アリ

”陽ざしの中へ”『ノートルダムの鐘』ディーン

”すべての山に登れ”『SOM』アリ

”You will be found”『ディアエヴァンハンセン』ディーン

”Listen”『ドリームガールズ』エマ

”Spread the love around”『シスターアクト』全員

二部
”I have a Dreamed”『王様と私』ディーン

”ブエノスアイレス〜アルゼンチンよ、泣かないで”
『エビータ』エマ

”Music of the night”『オペラ座の怪人』マイケル、ライアン

”Seasons of love”『レント』全員

”自慢の息子”『アラジン』ディーン

”One song Glory”『レント』リチャード

”Think of me”『オペラ座の怪人』アリ

”サンセット大通り”『サンセット大通り』マイケル

”マリア”『WSS』ライアン

”オンマイオウン”『レミゼ』エマ

”ワンデイモア”『レミゼ』全員

アンコール
”ダンシングクイーン”『マンマミーア』全員

”You can′t stop the beat”『ヘアスプレイ』全員


”マジック・トゥ・ドゥ”『ピピン』
全員。

オープニングは名刺代わりに、
一人一人が歌っていくコチラ。

ただ、まず、何処から現れるのか、
それが気になりつつ、遠目にも、
判別出来る役者が居ない、と気づく。

”Two Worlds”『ターザン』
リチャード、マイケル

これ、二人用に編曲?
途中、間奏が有るので、客席降り。
そのまま、女性客に花を渡すという謎演出。
(でも、それが絵になる二人)

そもそも、ターザンの知名度って、どうなの?
ディズニー好きなら、結構、知ってるのか?
それも、有名な曲じゃなく、
オープニング曲と、セメる選曲。

と、色々と邪推していたため、
この二人の歌に関しては、そこまでの印象が無い。

”A Whole new World”『アラジン』
ディーン@アラジン、アリ@ジャスミン

ディズニープリンスなのだろうか、ディーン氏。
意外とアリさんが可愛い系な発声。

そんな二人に寄る、定番曲。
ただ、NYMCに来る男性陣は
ディズニーを歌わない人ばかり
だったので、あまり歌われなかった。


”人生を踊り明かせ”『ウィキッド』
リチャード@フィエロ

爽やか路線なフィエロ、登場。
チャラくない、遊び人じゃない、
というのがポイントで、オトナなフィエロ。
ま、落ち着いたフィエロというべきか。

途中、『スターダストダンシングホールよ』
と言うグリンダが出てこないので、
あの台詞は勝手に言って、勝手に納得。

ポックが出てくる前で、切り上げる編曲。


”魅惑の宵”『南太平洋』
ライアン@エミール

オッサン枠だったこの曲を、
魅惑のテノール、ライアン氏担当。

このコンサートの定番曲ではあるが、
とうとう、ネリーが登場しないスタイルに。
一人で勝手に登場し、エスコートする相手もなく退場。

例年だと燻し銀なコーナーだったけど、
今回は普通に低音の魅力を惜しみなく発揮するコーナーに。

”パレードに雨を降らせないで”『ファニーガール』
多分、アリさん。

これも定番曲では有るけど、
誤魔化しがきかないので、
本当に歌唱力が試されるな、と。

ただ、もっと、若さ溢れる曲のイメージが
有ったので、ちょっと、落ち着いた仕上がりに。


”あのすばらしき夜”『ジャージーボーイズ』
男性陣で。
ただ、リードボーカルは、リチャードなのかな。
ヴァリパートが必要ない曲を選んだ結果、
この選曲なのかな、と思ったら、ディーン氏が
あの高音パートを担当してたような。

”Cheek to Cheek”『トップハット』
多分、マイケルだったような。

ともかく、全く知らない、
でも、なんかシナトラっぽい、
その辺の古き良きダンスミュージック。

”美女と野獣”『美女と野獣』
ライアン@野獣、アリ@ベル

やはり、定番曲。
そして、オッサン枠かと思ってたら、
そこは魅惑のテノール、ライアンが。

なので、あの上がる部分も、
ベルではなく、ビーストが担当。

で、ベルはアリさん(だったような)
やはり、ディズニープリンセス枠かと思ったので。

”陽ざしの中へ”『ノートルダムの鐘』
ディーン@カジモド

プログラムは四季表記。
”僕の願い”では無いらしい。

結構、高音で歌うし、
妙なアレンジを加えるし、
持ち役、なのかな、コレ。

”すべての山に登れ”『SOM』
アリ@修道長

流石にコレは持ち役では無い気が。
もっと、太い声で歌う曲かな、
という印象だったけど、
ソプラノ曲な編曲で、ちょっと、
”ユルネバ”『回転木馬』を思い出したり。

ただ、最後は、どんどん、
キーが上がっていくけど、
それをこなしてしまうアリさん。

”You will be found”
『ディアエヴァンハンセン』
ディーン氏がメインで、途中から全員で。

全く知らなかった曲。
一瞬、グレショの曲?と、
思ったけど、サビに来て、
あ、聞いた事有るかも、と。

この作品だと、
大抵は”Waving〜”を歌うけど、
こういう、コーラスハモリ曲も有るらしい。

”Listen”『ドリームガールズ』
エマ@エフィ

この一曲で、全て持っていってしまった。
そのくらい、強烈な鬼のような歌唱力と
表現力で歌い上げてしまうエマさん。

ま、そういう曲では有るんだけど、
力業で全てを持って行く。


”愛を広めよ”『シスターアクト』
全員で歌い継ぎ。

イントロだけ聞くと、
この曲とは分からないけど、
有名なコードになると、やっと分かる。

ま、盛り上がるし、
第一部の最後に相応しいノリの良い一曲。

二部
”I have a Dreamed”『王様と私』
ディーン@ルンタ、アリ@ティプタプ

ディーン氏の持ち役。
そのために、この作品の有名曲は、
一つもやらずに、このマイナー曲のみ。


”ブエノスアイレス〜アルゼンチンよ、泣かないで”
『エビータ』
エマ@エビータ

持ち役の一曲。
オーブの『エビータ』は
この人で観たが、展開部分の半笑い。


”Music of the night”『オペラ座の怪人』
マイケル、ライアン@怪人

ミュージカル発声なマイケルと
オペラ発声(テノール)のライアン
というダブルファントム。
そのため、かなり珍しい仕上がりに。

”Seasons of love”『レント』
全員で。
このメンツだと、若干、
個性がぶつかってるな、と。

持ち歌コーナー

”自慢の息子”『アラジン』
ディーン@アラジン

この人の代表曲はコレか。
確かにコンサートな綺麗な歌い方でなく、
台詞に近い歌い方では有ったけど。


”One song Glory”『レント』
リチャード@ロジャー

こんだけ沢山出てて、
持ち歌となると、コレか。
ただ、選曲は日本人に合わせてるかも。
でも、意外とロックなシャウトもイケる。

”Think of me”『オペラ座の怪人』
アリ@クリス

ま、クリスティーヌなら、
って、コッチ?墓場じゃないんかい!
『ブラヴォー』も入らない、ソロ編曲。

”サンセット大通り”『サンセット大通り』
マイケル@ジョー

持ち歌はコレか。
ALWコンでも歌ったし、
ソロ曲でも映える曲だけど、
クセの無いジョーだな、と。

多分、持ち歌コーナーで、
一番、持ち時間を使った一曲。
ともかく、長い。でも、飽きさせない。

そこが代表曲たる、ゆえん。


”マリア”『WSS』
ライアン@トニー

テノールの代表曲がコレか。
変わり種で来るかと思ったら、
最後まで定番曲担当。


”オンマイオウン”『レミゼ』
エマ@エポ

エビータを先に歌ったら、コッチだよね。
で、名曲だし、更に、有名曲だし、
そして、歌い込んでるし、
一部の”Listen”同様、全て、持って行く。

本日、一番のショーストップ。

リクエスト1位はコレ。

”ワンデイモア”『レミゼ』
リチャード@バル、
ディーン@マリ、アリ@コゼ、エマ@エポ、
ライアン@アンジョ、マイケル@ジャベ
だと、思う。最後まで判別出来なかった。


アンコール
”ダンシングクイーン”『マンマミーア』全員
”You can′t stop the beat”『ヘアスプレイ』全員
女性陣が舞台に残り、
男性陣が客席降りという段取り。

男性パートが有るのに戻ってこないので、
代わりに、女性陣が歌うハメに。

Ali Ewoldt(アリ・エウォルト)
BWのクリスティーヌでお馴染みの
彼女が初来日。かと思ったら、
マリアで来てたらしい。

若手役とデュエット担当。

Emma Kingston(エマ・キングストン)
来日エビータのアンダーだった人。
(3人の内、ファーストではなかった)
けど、蓋を開けたら、このコンサートで全て持って行く。

Dean John-Wilson(ディーン・ジョン=ウィルソン)
WE枠なのかな。
ナベケン版王様のルンタでお馴染みの彼。
若手役を引き受け、エヴァンまでこなす。

Richard H.Blake(リチャード・ブレイク)
BWからの刺客。初来日。
主役よりはヒロイン相手役が多そう。
むしろ、単独主演は有るのか?

正当派なミュージカル路線。

Ryan Silverman(ライアン・シルヴァーマン)
極上のテノールと、
売りはソコ。代表作はトニーっぽい。

今回、一番、良い声ポジ。
しかし、選曲が往年ミュージカル
ばかりで、そのテノールを生かした曲を
聞きたい、でも、ミュージカル作品は少なそう。

Michael Xavier(マイケル・ゼイヴィア)
ミューヲタの中では知名度が高い彼。
しかし、今回、敢えて、飛道具な位置に。
三枚目路線というか、正当派から外れた選曲に。

第一部のテーマは
オリンピックイヤーなので『世界は一つ』

どこが?
と思わず、ツッコんでしまうが、
タイトルにWorldが入った曲という共通点か?

定番曲を盛り込みつつも、
ちょっと、毛色を変えてきた選曲。
ただ、新しめな曲は入れない掟が有るのか。

第二部はリクエスト曲と持ち歌コーナー。
と、このリクエストは出演者を前提にしてないので、
結構、日本人好みな選曲におさまったような気も。


五回目ということで、
セットが横に広く長い。
階段が減った。
ただ、年寄りも減ったので、
あまり、そこは関係なさそう。

とうとう、ペンライベントは無くなった。
今回、過去にもNYMCに
出演している人が居なかったのに(笑)

出演者のサイン入りシャンパン
ではなく、甘酒に。

オペラ座に出演している人も
男性陣に居るけど、役が書いてない。
と言うことは怪人とラウルではないのか。

せっかく、クリスが居るのに、
”AIAOY”が無かった。

また、男性陣にレミゼ出演者が居ない。
なのに、リクエスト1位がワンデイモアという結果。
器用なリチャードがバルを、
テノールにアンジョ、マイケルがジャベと、
その配役理由がちょっと気になる。

というか、そもそも男女半々で無い、
というのが、珍しいのかもしれない。

そして、男性の方が多いのに、
全て、エマさんが持っていってしまった(笑)
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