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ライブドア「自分ならもっとうまくやる」風潮が心配

2006-01-29 17:07:15 | ニュース
ライブドア強制捜査およびライブドア(・マネックス)ショックから2週間,ホリエモンこと堀江貴文当時社長から1週間がたとうとしてます。あまりにも思うところが多すぎて手を付けあぐねていた問題ですが,もういいかげん,少しは書いておこうと思います。

いまだに堀江“容疑者”は完全否認しているようですが,
それも「自分は知らない」というだけの主張,
財務面での右腕だった宮内取締役がほぼ“全落ち”状態
上場企業にて最も重大な不正である業績の粉飾自体については
「完全クロ」で逃れようがなさそうです。

各種報道は,これまでのもてはやしようから一転バッシング,
「社長交代」「取締役も辞任」「本体の粉飾も表面化」に株価の上下など
毎日のように新たなニュースが出てくるため,やむを得ないとはいうものの
もっと大事な問題があるだろ!耐震偽装とか輸入牛肉とか
といいたくなるくらいライブドア問題一辺倒。

■バッシングの最中で当然出てくるのが「ホリエモンの功罪」検証。
「功」なんてとりあげてどうするなんて嫌悪感を顕わにする番組も
ありますが,これを先に片付けておいたほうが早いんで
いちおう私もあげてみます。

・近鉄バファローズ消滅によるプロ野球の球団減を阻止
 (結局自分の懐はほんの調査資金程度しか痛めてませんが,
  とりあえずあきらめかけていた近鉄ファンなどの世論が
  盛り上がる核となったわけで,これは肯定○)

・株に対する一般人の関心を高めた
 (×関係ないでしょ。彼がきっかけで株を始めた人はいるかもしれないですが
  別に彼がいなくても個人がネットを使った株投資に参入する流れは
  まったく変わらなかったと思う。
  「株はお手軽なもんだ」と錯覚させられて,
  ライブドア株で損した人たちは自業自得といいながらも要は被害者ですわね。
  まあいい授業代にしてください)

・若い人に希望を与えた
 (×本業があんなポータルサイトごときの会社がこんな急激に成長するって…。
  若くて金持ちになるのは構わないけど,どう考えてもそこに至る
  までに必要なステップをすっ飛ばしすぎです。
  そんな「成功例」をよりどころにして希望をもつというのが間違い)

・旧来型の持ち合い談合型の経営社会に風穴を開けた
 (ニッポン放送株買収劇では,ホリエモンのやり方は
  明らかに卑怯なやり方でしたけど,日枝会長らの態度も,既得権益に
  ふんぞり返った,フジサンケイグループの持ち主然としたもので
  「どっちも負けてくれねぇかな」と思ったものでした)

・グレーゾーンを突いて法の不備を明らかにした
 (。別に悪いことをする人がいなければ法律なんてなくても
  困らないんで,法律が悪いから悪いことをしてもいいというのは屁理屈なんですが
  アメリカで02年頃までにさんざん使い古されて,その結果市場をズタボロにした
  裏道テクニックを防止する手だてを打たなかった当局の対応,特に
  (非常識な大型分割や買う動きが表に現れない)時間外取引による株買い占めについて
  「あれは合法」とお墨付きを与えた金融庁の罪は重いと思います。
  そんな法の不備を突いたからって偉くもなんともない)

で,今朝のテレビ,『ザ・サンデー』で
20代の若者はどう思っているか,大学で株投資クラブやってる学生やら
投資セミナーの代表やら,在学中に株投資の入門書を書いた人やらが
座談会形式でしゃべっていましたが,
「株はギャンブル感覚でワクワクする」(投資クラブの女学生)
「おとといライブドア株買いました」(株投資セミナー代表)
って,投資じゃなくて投機だろそれは!!!

どうも,
 ホリエモンは危ない橋を渡り続けて失敗した,
 自分たちはホリエモンに象徴される株投資ブームに乗って
 株で儲けるやり方を覚え,それでおいしい思いをして楽しんできたけど
 彼の失敗は自分には関係ない

っていう態度なんですよね。

株で損しても自己責任と自覚して割り切っていりゃ,
ライブドアを成長企業と信じて虎の子を突っ込んだ人より
ましと言えなくもないですが(ちょっと株をかじれば
ライブドアのあの株価が企業価値とかけはなれたもので
あれはバクチだってことはわかりますよ)
ほとんど投機としかいいようがないやり方の株売買を
まっとうなお金の稼ぎ方だと考えている言動を目にすると危ういものを
感じますね…。
番組内で「自分がどうやって世の中に貢献していこうかというのではなく
自分がどういうふうに世の中に影響力を示せるか,結果に
追い求めているように思われた」と
コメントしていましたが,非常に本質に迫った鋭い見方だと思います。

『The サンデー』ホームページ

「稼ぐが勝ち」
「人の心は金で買える」

といったホリエモン語録,
本人は,裕福じゃなくて金のない辛さも経験している自分の経験から
「金の切れ目が縁の切れ目」という現実を逆に言っただけ,
それをあえて刺激的な表現を使って言っているだけだと解説してましたが
若い世代には例えや皮肉ではなく
本気でそういうように考えている人が少なからずいるようですね。

ホリエモンの虚像・偶像に目をくらまされたというか,
逆に,何をよりどころにすればいいかわからない若い世代の
悩みや欲望がホリエモンという形で体現されたといえるのかもしれません。

功罪の「罪」を挙げれば彼が会社を大きくするために
やってきた犯罪をあげればまさに不正のデパート,数知れないですね。
その中身自体は,その時点で株を持っていた人を除けば
一般の人たちにとって直接実害を与えたわけじゃないだけにピンと来ない人も多い。
国民全員の衣食住に直結した耐震偽装問題や輸入牛肉問題のほうが
もちろん大事です。

が,粉飾決算って要は詐欺で人から集めた金で人の会社を買って
会社を膨れあがらせてのし上がろうというやり方はどこかで仮面をはがして
断罪しないといけない,立件自体は非難される話ではない。
人殺しをやったわけじゃあるまいしといっても現に死者が出ています。
ホリエモン個人の問題ではありませんが背後にどんな巨悪が動いたのか。
沖縄の警察は早々に闇に葬るべく働いてますが…

私が彼のことを一番許せないと思ったのは,ニッポン放送株買い占めの際,
その資金を調達するためにMSCB(転換価格(下方)修正条項付き転換社債…現在,
正式用語としては「転換社債型新株予約権付社債」と訳されています)
リーマン・ブラザーズに発行し,ご丁寧に堀江氏自身の持っている自社株を貸したこと
です。
(→関連記事「テレビ雑感-ワンクリ詐欺・電車男から堀江青木静香&ジョン」)
転換社債(CB)というものは,会社にお金を貸して,その債権を現金で返してもらう代わりにその会社の株式に交換できるというもの。株に転換されたら発行株数が増えるので既存の株主にとっては1株の価値が下がるのでよくない話。
しかも株価が安いときに株式に転換されたら同じ金額でたくさんの株式に交換されてしまうので普通は1株あたり債権何円で交換できるという条件がついています。
そうすると,株価がその値段以上のときしか転換は起こらない,株価が上がれば借金を返さなくてもすむので,社債で借りた金で会社が業績を上げてその結果株価が上がれば,既存の株主にとっても問題は特にないというしくみになっているわけです。

ですが,ホリエモンが使ったようなMSCBはその条件がないに等しい債権で,しかもリーマンは借りた堀江氏の持ち株を空売りすることでライブドア株を下落させ,下がったところで債権をライブドア株に大量に転換,その安い値段で堀江氏から借りた分を買い戻し(この時点で空売りとの差額数十億円儲け),後に同社株が上がったところで売却しさらに数十億円稼ぐという,濡れ手で粟のぼろ儲けをリーマンに約束し,その金でフジサンケイグループ支配の野望を果たすべくバクチに出たわけです。
リーマンがリスクなく儲けた分は,当然一般投資家がリスクを被るわけです。

みんながみんなライブドア株で損したわけではないでしょうが,
自分がバクチを打ちたいがために
一般の人々,自分が本来の顧客としている層の人々に一方的にリスクを押しつけ,
外資に間違いなく儲ける切符を与え,
おいしいところを全部持って行かせたわけです。

年末の株主総会で「自分の利益しか考えていない」と責められ
「僕が株主のことを考えないなんて一度もありません」と泣きながら答えてましたが
4/14の記事で「国辱」と書いたように,
自分の欲望のために市場をオモチャにしたんですよ。彼は。

◇ライブドアと同様に,1対100の株式分割とMSCBを併用して特定の
 人間に利益を貪らせた企業にシーマがあります。
 去年の1月26日に1対100で株式分割を行いましたが,その際,株券を発行するのに
 時間がかかるということで,既存の株主は100倍に膨れあがった株数のうち
 新しく増えた分の99株分は売ることができません。そのため,最大でも
 発行済み株数全体の100分の1しか市場に出回らないということで
 受給のバランス上,一時的に株価は20倍以上に急騰しました。
 ところが,このとき,実際にはあり得ない株数の株が売りに出されました。
 MSCBを買っていた何者かがその分割後に債権をシーマ株に転換し,
 急騰した瞬間に売り抜けたわけです。
 ほかの株主が,自分の持っている株の100分の1しか処分できないでいる,
 その後株価がどんなに下落しても残り99株は1ヶ月以上処分できないという
 リスクを負わせて,わざわざ特定の人間に儲けさせる条件で借金をしたのです。

 (→ホームページ →株価)

 私はライブドアもシーマの株も買ったことはないですが
 堀江氏と同様,シーマの白石社長ら幹部も逮捕してほしいと思ってます。
 (『ぷっすま』の豪邸企画で成金趣味をひけらかしていてそれ以来嫌いです)

■で,今回の記事の結論としては,
タイトルに書きましたように,「自分ならもっとうまくやる」という
奴が出てくるのが一番心配なんです。
実際に彼クラスの人間はそうそう出てこないでしょうが
「やったもん勝ち」という風潮を体現し,助長した役割は否めないと思うんです。

「自殺は伝染するから,その詳細は報道しない」というのは
定説というか,もはや疑うべくもない事実として認知されているかと思いますが,
広島でペルー人が小学1年生の女児を手にかけたら
とたんに茨城で女児誘拐・殺害する事件が起きました。
犯罪だって伝染するわけです。
あんな普段から怪しい,目立つ存在のペルー人が安易にやるから
捕まるんだ。うまく手を打てば捕まらないんだと…。

今週世間を騒がせている女性11人同居男のニュースだって,
「本を読んで覚えた催眠術だけで,あんな60前の怪しいオヤジが
 若い女性を次々と自分のものにできるなら,俺だって」と
生身の大人の女性に相手にされない男らが
カウンセリングを必要とする精神的に弱っている女性を狙って
催眠術の本を買いに走るのは目に見えているわけです
(まさかこの手の本で成功する例があるとは夢にも思いませんでしたから
 インパクトは大きかったですね。
 この時期に本屋で催眠術の本を買うのは恥ずかしいですが,
 今はAmazonで買えますからね…)

ホリエモンが世の中を引っ張ったのか,
世の中がホリエモンを産みだしたのか。
僕は後者の色が濃いと思いますが,
「規制緩和」「官から民へ」の旗印のもと「やった者勝ち」の
改革を強引に進めようとした小泉政権は軌道修正を余儀なくされるでしょう。
というか,絶対,見直さなければいけません!

自由競争上等,しかし,公正公平な条件でできる環境を整えた上で。

アメリカが毎年日本政府に出している「改革要望書」,
とにかく金融の自由化・国際開放を強く要求していますが,
日本市場に安心して投資するためのチェック機能強化や規制の充実は要求していません。
要するに,金を持っていれば勝てる裏ワザを含めた知識やテクニック
を持っている外資連中からすれば,ルールの整わない後進市場のままのほうが
都合がいいってわけですよ。
私は郵政ぶっ潰れ解散!面白くなってきた!
小泉首相の郵政解散を支持しましたが,
これは旧来の公共投資で地方を支配し税金を食い物にしてきた族議員たちを排除する必要が
あると思っただけで,彼の政策自体は支持していません
(9・11選挙でも与党および与党候補者以外に投票しました)。


◆ちなみに今日の『たかじんのそこまで言って委員会』
 「ホリエモンの功績をあえてあげるなら?」というのをやってました。
 田嶋陽子…「カジュアルでもOK」「若い人をやる気にさせた」
 荒俣宏…「太っててもカッコイイ」
   アメリカのITなんてどんなに大きな企業でもあんなかっこで
   髭ぼうぼうで,腹出てて,裏に牛飼ってて「今ミルク絞ってきた」って
   そういう環境でやってるのが自慢なんだから
 宮崎哲弥…「小泉・竹下の経済改革路線に歯止めをかけた」
 江本孟紀…「日本人の軽薄さが浮き彫りになった」
 清原和博…「興味なし」
   ただ,手のひら返して「自分は知らん」言うた政治家の偉いさんには
   腹立ちますね。

 辛坊次郎…「マスコミがホリエモンを持ち上げていた」といいますが,
   この番組,一貫してホリエモンをクソミソに言ってきました。
   で,先週(「時価総額8千万とやらがパーン!ウワーッハッハッハッハ」などと)
   クソミソに言ったら抗議のハガキや手紙がいっぱい寄せられて。
   目を通してみたら,何かに似ているんです。
   十数年前,オウムの信者をクソミソに言ったときの抗議の手紙そっくり。
   信者なんですよ(彼らはホリエモンの)。   
 橋下徹…若い人がホリエモンを熱狂的に支持するのは,
   今の若い人はすさまじい競争社会にさらされてるから。
   年功序列社会が崩れて,子どもの頃から受験競争に追われても
   地位が保証されない,そんな中で勝ち組だったホリエモン
 宮崎…彼も監修した「人生ゲーム」,彼の逮捕でゴールがなくなっちゃったんですよね
   (たしかあのゲーム,世界的企業グループに成長するという黄金のゴールと
    奈落の底に落ちる暗黒のゴールの2つがあるんですよね)

 
 宮崎「そんなに持ち上げるけど,ホリエモンの女性観は田嶋さんどう思うの?」
 田嶋「バカはバカでしょうがないんだよ!
    人の心は金で買えるって,男は年収いくら以上って見る女が一方でいるわけでしょ」
 デーブ「鍋パーティ行った川村さんはどう思いますか?」
 川村ひかる「行ってませんよ~」
 たかじん「こっちはチャンコ!」

 江本孟紀…「ホリエモンがプロ野球10球団化を阻止したというのは大嘘
   近鉄がオリックスと合併する話が出て,
   あの時点では売るわけないのをわかって手を上げただけ。
   12球団が維持されたのは皆が声を上げて反対して,ストやら
   色々あった結果,楽天と彼が手を上げてそちらに決まったという話」

※この日の同番組,番長・清原がゲストパネラーということで
 話題は彼を中心に展開,(収録ではそうとう発言が飛び交った様子がうかがえますが)
 ホリエモン問題はマクラ程度に編集されていました。

◆ついでに余談(1) 「サタズバ」で下村さん,
 ライブドアの新社長になった弥生社長の平松氏について,
 ライブドア傘下に入った10ヶ月前の取材当時とは別人と語ってました。
 確かに10ヶ月前の取材では若々しく明るく,
 アーチェリーの山本博先生って感じでしたが,
 先日の会見ではまるで藤岡琢也+井筒監督÷2でしたからね。
余談(2)逮捕直前に恋人だった吉川ひなの,
 現在公開中の主演映画が「カミュなんて知らない」。
 近日公開の海外作品が「DEATH RIDE」。

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10 コメント

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TBありがとうございます (イプサム)
2006-01-29 18:15:48
証券監視委員会が、早くから

調べていたようですね。

なぜ、もっと早く捜査を

しなかったのでしょう。

持ち上げるだけ、持ち上げて

後は、政権もマスコミも

一斉に非難するというのも

どうなんでしょう?
返信する
TBありがとうございます。 (ゆみ)
2006-01-29 20:33:41
読ませていただき、いろいろ勉強になりました。

ありがとうございます。
返信する
Unknown (ホリエモンにはまった生物学者)
2006-01-29 21:03:25
TBありがとうございます。



一番ゆるせないのは、転換社債のことだって書いておられますが、フジテレビだっておんなじことしてますよ。
返信する
Unknown (凡忘親父)
2006-01-29 21:19:59
TBありがとうございました。

うん、読みごたえ十分のテキストでした。お疲れ様です。投資と投機の使い分けを指摘した点、鋭いですね。



今後とも宜しくお願い申し上げます。







返信する
コメントありがとうございます (d_d-)
2006-01-29 21:28:35
> イプサムさん

> なぜ、もっと早く捜査をしなかったのでしょう。



今まで手を出さなかった金融庁(官僚)も甘いですが

「合法」と公然と容認していた金融庁長官ら政治家の態度はひどかったですね。

小泉政権の暴走に歯止めをかける上でも

今回の逮捕は遅すぎなかったと思いたいです。



> ゆみさん

ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。



> ホリエモンにはまった生物学者さん

> 一番ゆるせないのは、転換社債のことだって書いておられますが、フジテレビだっておんなじことしてますよ。



揚げ足を取らせていただきますと,

「フジテレビはあんな露骨な大型分割のトリックを使った“錬金術"は使っていない」

「私はフジテレビの経営陣サイドではなく日枝氏らも嫌いと書いています。

 創業者の鹿野一族支配を,増資などでそぎ落として追放し,

 フジサンケイグループを我が者としたかのように振る舞っていましたが,

 上場している以上買収のリスクはあるわけで

 その脇の甘さを棚に上げて偉そうにもほどがある



まじで答えさせていただくと,

あれは「一番ゆるせないと思ったことは」

ですんで。

逮捕される前,1年前の段階で,彼が世の中,一般投資家らをバカにした

株価操作をやっていることが見え見えだった

と言いたかったんです。

株式分割もMSCBも,マスコミがさんざん語っているとおり,「それ自体は合法」ですからね。

返信する
コメントありがとうございます (d_d-)
2006-01-29 21:37:10
> 凡忘親父さん

行き違いになりましたがご訪問&コメント

ありがとうございました。こちらこそよろしくお願いします。m(_ _)m
返信する
TBありがとうございました。 (ゲゲゲノイチロー)
2006-01-30 01:59:12
貴殿のように深い見識がある訳ではなく、俗人のわたしにとって、マスメディアの大勢が王様を誉めそやす中で、わたしから見れば、ただの裸にしか見えなかっただけのこと。お取り上げくださって、大変恐縮しております。
返信する
大変興味深いです♪ (ひろ)
2006-01-30 06:00:38
TB、ありがとうございました!

大変興味深く拝見させていただきました。

これからもホリエモン、ライブドアに関しては、ちょくちょく書くことがあるかと思いますが、ぜひ参考にさせていただいて書こうと思います。

私的には荒俣宏さん(ファンなのです!)の「太っててもカッコイイ」がヒットでした♪d(^_^)b♪
返信する
TB感謝。 (九十九@管理人)
2006-01-30 23:57:39
TBを送信しましたが、蹴られましたので、足跡残しておきます。



またよろしくお願いします。
返信する
この事件の顛末見届けよう! (nao)
2006-05-14 17:29:44
この事件は、ついに捜査担当の北島副部長辞任、追起訴後の捜査で焦点とされたマネーロンダリング(資金洗浄)、脱税、インサイダー取引については何も成果が得られずという結末に至りましたね。

司法ジャーナルによれば、

http://www.doblog.com/weblog/myblog/63732?YEAR=2006&MONTH=2&DAY=28

北島副部長辞任か>その後辞任が確認された。



成果がなかった追起訴後の捜査

http://www.doblog.com/weblog/myblog/63732/2524261



新たな証拠を把握できず、3月14日以後の捜査は不発

http://www.doblog.com/weblog/myblog/63732/2524266



特捜部もマネーロンダリング(資金洗浄)や脱税の有無を確認するため、資金の流れにかかわったとみられる海外の会社関係者からも事情聴取したそうですが、インサイダー取引の可能性や堀江被告個人の株取引も捜査したが、立件できる証拠を把握することは出来ず、空振りに終わったようです。
返信する

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