長久手立てこもり事件 29時間後に終結

なんじゃこりゃ…
これは愛知県警，凶悪犯に対してあまりにも甘くないかい？

立てこもり元組員逮捕　殺人未遂容疑　２９時間後に投降 (朝日新聞) - goo ニュース 2007年5月19日（土）01:12 　愛知県長久手町長配（ちょうはい）２丁目の自宅に男が拳銃を持って元の妻を人質に立てこもり、県警機動隊員１人を射殺し、警察官ら３人を撃ってけがをさせた事件で、県警は１８日午後８時４８分、元山口組系暴力団組員で、会社経営大林久人容疑者（５０）を警察官らを射殺しようとしたとして殺人未遂容疑で緊急逮捕した。発生から約２９時間がたっていた。県警は今後、殺人容疑でも立件する方針。人質の元妻は、同午後２時５１分に自力で脱出して無事だった。 　調べでは、大林容疑者は１７日午後４時１０分ごろ、立てこもりの１１０番通報を受けて大林容疑者の自宅に駆けつけた愛知署長久手交番の木本明史巡査部長（５４）のほか、長男の健人さん（２５）と次女の里紗さん（２１）の３人を銃撃して殺そうとした疑い。 　調べに対し、大林容疑者は殺意を否認している。動機については「離婚をめぐる元妻との関係など家族間のトラブルがあった」と話しているという。「大林容疑者から暴力を受けている」と元妻から０５年１１月に愛知署に相談があり、２人は昨年５月に離婚していた。 　大林容疑者は、「（銃撃した）長男の容体を知りたい」「ＦＭラジオ局を通じて犯行に至った経緯を説明したい」などと話し、投降してきたという。 　大林容疑者は１８日午後８時半ごろ、捜査員による説得の末、拳銃を持たず、透明な液体入りのペットボトルと袋のようなものや携帯電話を持って自宅から出てきた。機動隊員らが大林容疑者を一斉に取り囲んで取り押さえた。 　県警は自宅内にあるとみられる拳銃の押収を急ぐ。発生から逮捕までに、大林容疑者は計８発撃ったという。 　これに先立つ同午後２時５１分、人質となっていた大林容疑者の元妻、森三智子さん（５０）は自力で脱出して無事保護された。森さんは左目の上に打撲傷があるものの、病院には行かなくてもよい程度だという。 　森さんは、大林容疑者が電話中に「トイレに行く」と言って、自宅北西角にあるトイレの中の高窓から脱出した。外に出たが、自力で思うように歩けず、捜査員におぶわれて安全な場所に逃れた。別の捜査員が狙撃からかばうようにジュラルミンの盾で守った。 　撃たれて玄関前に倒れたままの警察官を救出する際に左胸に弾を受けて死亡した機動隊員で特殊部隊（ＳＡＴ）所属の林一歩（かずほ）巡査部長（２３）について、県警は１８日付で２階級特進の警部とした。

人質の元妻が自力で脱出、保護　愛知の立てこもり事件(朝日新聞) - goo ニュース
愛知・立てこもり事件の経過(朝日新聞) - goo ニュース
「いっぽ君」と親しみ、若すぎる殉職に衝撃　立てこもり(朝日新聞) - goo ニュース
　警察学校時代、同期１２４人の中でトップ→０３年１月初任地の一宮署で交番勤務。
　明るい性格で同僚らに「いっぽ君」と呼ばれ親しまれていた→０５年４月に
　機動隊に配属され同年１０月にＳＡＴの隊員に→愛知県岩倉市で一宮署時代に
　知り合った妻と長女の３人で暮らしていた
装備・安全検証へ　ＳＡＴ隊員死亡で警察庁(朝日新聞) - goo ニュース
　左肩から心臓に達したって…いくら実装データが少ないからって
　その数少ない実戦で進入角度が悪くて死亡って…。

容疑者、両手上げ突然外へ　囲む捜査員に抵抗せず(朝日新聞) - goo ニュース
機動隊員が拡声機を使い、「ゆっくりでいいから外に出てきてくれ。両手を上げたまま出てきてくれ。安全に保護してあげるから」と話しかけた。大林久人容疑者（５０）が両手を上げ、自宅前の県道へ出てきた。

なんじゃ，犯人を刺激するとかそういうレベルじゃなくて
どえらく優しい対応をしたもんですねぇ…。
もっと凶悪で訓練されたテロ組織が相手だったら何日間かかって
何人犠牲者が出るのやら。

それに，のこのこ出てきたのを投降と認めるなら
手ぶらで両手上げた状態でないとだめだろう…。
アメリカみたいな，銀行の前で怪しく突っ立っていた黒人男を
ホールドアップに応じなかっただけで射殺する世の中も
なってほしくはないですが。

「銃の不法所持を本気で，本気で根絶しなければ」という
言葉で締めくくらざるを得ないような事件が
ここへきて，なんでこんなに立て続けに起こるのか。
逆に言えば国内に銃が陰であふれているのに
ここまで発砲傷害・殺人事件のニュースが少なかったのが
不思議とさえ思えてきます。
県公安委員会の許可を得た猟銃及び空気銃の数だけで35万1,098丁（18万1,312人）
違法改造エアガンだけで推定８０万丁…

長崎市長の射殺事件といい，
この後どれだけ事件の詳細が明らかになろうと
犯行の重大さに比べて下らなすぎる動機しか出てこないこと必至の
「ヤクザは人間の屑」を地でいくような事件。
総会屋などで民間企業から旨い汁を吸えなくなり，
自治体に食い込もうとしても対策が進むなど
追いつめられてきた暴力団くずれの犯罪がこれからも増えるでしょうが
手を緩めることなくヤクザの食えない社会にしていってもらいたいものです。
その際，外国ヤクザが空いたシマに食い込んでくることを
絶対阻止してください。

平成１８年度 警察白書
「多発する改造エアガン発砲事件　法改正で所持規制を」警察庁生活安全局長　竹花豊氏インタビュー(2006/6)

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