D.D.のたわごと

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自民,そのまんま総裁?!

2009-06-24 17:11:43 | 政治・事件
東国原発言 橋下知事「しゃれでは」(産経新聞) - goo ニュース

「自民党の公認をもらうのも大変なこと。
いきなり総裁選というのはしゃれとしか思えないが、
東さん(東国原氏)らしいと言えば東さんらしい」
「本当に言ったのか。度胸がある。僕が地方で騒いでいるのとは全然違うレベルの話」
「(出馬を)断る理由で言ったとしか考えられない。本気だったらすごすぎる」

「722分の1にならぬ」 東国原知事、気持ちは国政へ(朝日新聞) - goo ニュース

足元を見られた自民党内からは憤りを通り越し、「そこまでなめられたか」と嘆く声が漏れた。
23日の宮崎県庁。知事室で東国原氏と向き合った自民党の古賀誠選対委員長「総選挙で民主党に政権を渡すわけにはいかない。東国原知事の誠実な、そして何と言っても、自民党にない新しいエネルギーがほしい」

「総裁?まず研さんを」自民・大島氏が東国原知事にぐさり(読売新聞) - goo ニュース

大島理森国会対策委員長「総裁になりたいなら、
国政での経験、研さんを積んで、期待が集まってからだ」

民主党の鳩山代表「知事はまだ1期目も終えていない中で、
政党を救うため、知事の職を投げ捨てるみたいな発想が
県民、国民に理解されるのか」

東国原知事に自民出馬要請 「“関ケ原”見過ごせぬ」 今県議会 国政意欲にじませる(西日本新聞) - goo ニュース

かつて補欠選挙で出馬に色気を出して
地元から大ブーイングを受けた東国原知事ですから
今回の「総裁候補としてなら」発言も
橋下さんの言うように単に断ってるだけ,
衆院の数合わせのためだけに1県の首長を担ぎあげて
人気取りに走ろうとする自民党の安易な姿勢に
痛烈な皮肉を浴びせたのだと思ってました。

しかし,いろいろな記事を読むと,
知事の状況が許せば国政へという思いは相当強そうですね。
前回の騒動のとき知事の地位と責任を抛り出しても
周りが許せば出馬したいという態度でしたし,
批判が出れば知事に専念すると言いながら,ほとんど並行して
国政に躍り出たいという思いが口に出ている。

今回の「総裁候補なら」発言も,
かなり高い確率で出馬はないし,万が一そんな条件を呑むほど
国が彼を必要としているのであれば,地元も了承せざるを得ない。
自民党に自分をなめるな,単なる人数合わせ,人寄せパンダ
としてなら乗らないぞと高く売り付けると同時に,
マスコミも世論も彼は一体何を考えているのだろうと
勝手に振り回されてくれる,かなりすごい発言ですね。

こんなしたたかさ,いったいどこでどうやったら
身につけることができるんでしょうか…?

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勝った!三男が勝った!一澤帆布裁判

2009-06-24 12:52:12 | ニュース
お家騒動、司法判断も分かれる=一澤帆布、今度は三男側勝訴-最高裁(時事通信) - goo ニュース

一澤帆布訴訟「遺言は偽物」、前社長の勝訴確定 最高裁(朝日新聞) - goo ニュース

布製かばんで知られる「一澤帆布(いちざわはんぷ)工業」(京都市)
先代会長(故人)が残したとされる遺言書の真偽が争われた訴訟で
・長男で現社長の信太郎に同社株の5分の4を相続させるという遺言書は無効
・現社長の長男信太郎らの議決権は失われる
・前社長の三男・信三郎が取締役を解任された05年の臨時株主総会の決議も取り消し

とした昨年11月の二審・大阪高裁判決を最高裁も支持し
三男の勝訴で確定というわけですね。

そりゃ,素人目から見てもどんな病気になったら
あんな違う筆蹟になるのかっていう字と
重要な文書なのに認め印っていう不自然さで
よくもまああんなものをでっち上げてまで親の会社の社長になりたいのか
いったい銀行員としてどんな人生を歩んでいたんだと
長男に対して不思議に思う気持ちがあったこの裁判,
筆跡鑑定というものがいかにいいかげんなものかという
ことをまざまざと見せつけてくれました。
(ナニワ金融道でも取り上げられていましたけど,
 筆跡鑑定にはもちろん長年の研究で培われてきた技術があり
 何十何百ものポイントをチェックして判定するものだけれど
 一方で,誰でも鑑定士を名乗れる商売だということ。
 また,元警察の本職が開業している筆跡鑑定でも今回のような
 無茶苦茶な認定を行うところが存在するのが現実ということですね)

時事でも報じられていましたけど,
今回の,三男の妻が訴えたこの裁判では三男が勝訴しましたけど
別の,三男自身が訴えた裁判では同じ遺言書が有効とされ
最高裁で確定。なんだかなぁという気がしますね…。

※追記:骨肉の争いが形勢逆転、「筆跡」巡り割れた最高裁判決:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090625/198591/
この争いの要旨
・一澤帆布は四男喜久夫氏のデザインと,朝日新聞から家業に戻った信三郎氏夫妻が職人を増やしたり百貨店への出店を断り稀少性を高めるなどの経営努力によって一流ブランドの地位を築いた。(次男は早世している)
・信夫氏の死後,長男信太郎氏が持ちこんだ新しい遺言書は,書式はびんせんにボールペン書きと全然違っていたが,筆蹟はよく似ていた。内容は信太郎氏が株の大半を,「信三郎氏夫妻に追い出された」喜久夫氏(生前贈与で一部の株は持っている)が残りをとるというもの。
・第2の遺言状が認められ経営権を奪われた信三郎氏が職人約60人を引き連れ「信三郎かばん」を立ち上げたのは衆知のとおり。
・信太郎氏がこだわる理由は「家業は長男が継ぐものというのが父の考えだった」。
・今回の筆跡鑑定では筆順の変わっている字が見つかった。長男側は「当時要介護状態で筆順が変わってもおかしくない」と主張したが却けられた。
・現在喜久夫氏も信太郎氏と袂を分かっている。


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