自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

一発OK。

2019年10月18日 15時54分22秒 | チャリダー★
ツールド北海道の編集が佳境です



番組づくりの中で「試写」というものがあります
ロケ後にディレクターが編集したあと「社内試写」
そこで指摘されたことを直したあと「局試写」
その映像をスタジオ収録で出演者にお見せしたあと
スタジオトークを加えて編集して「社内試写」
手直ししたのち「局試写」
本編集をし 完成版をチェックする「全体試写」


多い場合はこの「試写」は10回を超えます
最小だと2回で終わることもあります
若手ディレクターだと 何度試写しても良くならなくて
15回ぐらいになることもあります




今回はこの試写を 最小の2回でパスしないと
ジャパンカップに出られない可能性がありましたが


見事に最小限で終了!
無事にジャパンカップへの準備を進めています






うまく時間が作れたので
宮澤さんがいる「LEOMO」を訪問
モーションセンサーを生かしたサイクルコンピューターを
開発している会社ですね


実はこの訪問 半年前から決まっていて
試写が増えてたら来られなかったやつです


走る人の映像と モーションセンサーで計測した体の動きのデータを
合体させる技術を開発したので
その「体験モニター募集」に応募したら 選ばれた


普通に応募したので
一般人としてしれっと参加しようと思っていたが
宮澤さんはいるわ 才田さんもいるわで
完全にバレていた





部屋に通されてビックリ


なんかカメラがいっぱい設置されていて
撮影スタッフもいる
そしてカメラ前にはトーク席…


こういう撮影だなんて聞いてないよ〜




で 安藤隼人コーチとのトークシーンから撮影(笑)



才田さん(プロロードレーサー)がディレクションをしていたので
お手並み拝見 と観察していたら
なかなかどうして 必要なことをしっかり指示出しできている
お見それいたしました






さて いよいよ体の動きを計測する
体の5箇所にセンサーをくっつける


私が抱える問題は
・右ふくらはぎが張る
・左腰が張る
・前傾姿勢が苦手


この問題が 果たしてどれだけ解決するのだろうか…?


FTP(1時間漕ぎ続けられるパワー)と平均ケイデンス(ペダル回転数)で
まずは5分間漕いでください というオーダー


260Wぐらいで漕いでいたが
「あと3分」
「あと2分」
とカウントダウンされるたびに
どうしても「出し切るパワー」で漕いでしまう(笑)


なんとか冷静に抑えたつもりだが
300Wぐらいで漕いでしまった


計測した数値や 安藤コーチの見立てで
改善点を指摘され
改善したバージョンで3分漕いだ





結果から言えば
ある一点を直しただけで
問題の3つが全て解決してしまった


その「ある一点」とは
左のクリート(シューズをペダルにはめる部分)を 右足より2ミリ後ろにすること


これにより
・左足に荷重しやすくなり、右脚偏重の踏み込みが解消し
 右ふくらはぎの痛みが減った
・右脚偏重とのバランスをとっていた右手の力を抜けるようになり
 上体(特に肩甲骨)の力が抜けて前傾姿勢が取りやすくなった
・同じく右脚偏重のバランスをとっていた左腰から力が抜けて
 張りにくくなった


わかりにくいですね(笑)
簡単にいうと 体の歪みが取れたということですね



収録後 安藤さんがさらにアドバイスをくれた
・この乗り方ができれば ハンドル幅を380にした方が良いかも
 (現状は400)
・ハンドルを手でしっかり握ることにより
 腕と肩周りの力を抜くことができる
 (私はハンドルを全く握っていなかった)



感嘆のため息しか出ない(笑)







帰宅して レースに向けてタイヤを交換


一見まだまだ走れそうだが
4000km走っている
雨のレースはグリップが肝心なので 惜しみなく変える






見ると てんとう虫がいた




もうすぐ冬です

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