カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

どんより空模様

2024-10-05 | ヒビのこと

このところ自分が休みの日は雨が多くてなかなか遠出が出来ない
金曜日だけ晴れマークだから今週は近場の山歩きましょう


(ゆいです、久々の登場)
と、支度して5時に起きたら自宅周辺も雨、山も予報が雨に変わってた
降ったりやんだりらしいけど、完全に止むのは夕方? 花もないこの季節に雨の中歩く意味?
10月だというのに今日の気温は30℃、テンションダダ下がり↓↓
このままだとグダグダになりそうだからと軽くジョギングに出かけて戻ってもまだ8時前

せっかくの休日、何しよう・・・

そうだ、カッパだ。
雨でも歩ける観光もできる、山登りが趣味ならはずせない”カッパ橋”へ行こう

と、



カッパはカッパでも、都内の合羽橋へ
くだらなくてすみません

以前から欲しいものがあったので、日曜日には行きにくい合羽橋道具街へ買い物に。



合羽橋に来るのはたぶん30年以上ぶりくらい
普段こんなプロの道具は必要ないもんね
新しくなった店も多いけど、全体の雰囲気はあまり変わってない印象
このアーケードのサインも昭和が残っていて良いね 
(黄桜CMの河童の画家・小島功さんの絵に似てる気がするんですが)



合羽橋と言えば食品サンプルも有名ですよね
ストラップとか、若い頃流行ったなぁ~ 今は結構なお値段でした



見てるとついつい買ってしまいそうな誘惑に
負けないように目当ての物だけ見るようにして



欲しかったのは鉄のフライパン
近所で簡単に手に入るフライパンはフッ素加工(テフロン?)の物ばかり
使い方が悪いのか?数年使っていると加工が剥げて焦げ付いてめちゃくちゃ使いにくい!
土台はまだしっかりしているのに使えなくて捨てるを繰り返してるのが嫌になった。

合羽橋でも家庭で使えるような鉄のフライパンは種類が少なかったけど、買えた♪
(購入したのは新潟県燕市の物)
ネットでも売っているけど、やっぱり手に取って現物を見たかったので、行った甲斐がありました。


>合羽橋道具街 名前の由来
>河童橋 名前の由来






そろそろ山も色付いてきたはず、来週は晴れてね!


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箱根 明星ヶ岳

2024-10-01 | ヤマのこと

2024.9.25(水)いつもの箱根へ


さくっと午前中で終わらせたいので、ショートコースで宮城野橋から明星ヶ岳を目指します



小田原から桃源台行きのバスに乗ったら、平日なのになぜか混んでいて立ちの人も出るくらい
何かイベントでもあったのかな?
午後から曇り予報のこの日、宮城野橋で降りた時は青空が見えていた



うんざりするほど暑かった日々もようやく秋を感じるようになり
少しは涼しく歩けるかな?と思ったけど



箱根らしい窪んだ道では風の流れもないからそれなりに暑い



汗かいて登ってようやく視界が開ける場所へ
こうしてみると金時山は結構遠い



そこからは傾斜が少し緩み、尾根に乗ると白い花 ヒヨドリバナ?が一面に
この先ずっと下山まで、あちこちで群落を作っていた





明星ヶ岳を過ぎるとまた笹のトンネルに突入
伸び放題、といった感じ





途中の歴史ありそうな石仏に手を合わせ
またぐんぐん降っていったん車道に出る



登り返して”塔ノ峰”
ここ、年末に歩いた時は木々の間から景色があったけど今日は何も見えない



阿弥陀寺までの下山路は歩きにくい道
荒れているというよりは、手つかず、といった感じ

寺から箱根湯本駅まで歩いて、今日の山歩きはおしまい



さて、今日の一番の目的は・・・


9月中に行かなければならなかった(1500円分の割引券があるので)風祭の鈴廣でのランチ
十数年ぶりに”えれんなごっそ”でランチバイキング 
大好きな箱根ビールとともに美味しくいただきました。

いつもなら温泉⇒寿司屋がお決まりコースなのですが、この日は夕食の時間制限の為ランチにしたかったのです。


8月中旬に突然キリキリとした胃の痛みに襲われ、市販薬を飲んでも効かないのでこれはいつもと違う・・・
お盆休みだった 3日我慢して病院へ行き、初めての胃カメラを体験した結果「急性胃粘膜病変」という診断結果
痛みは薬でおさまり、生検結果もどこも異常なしだったのですが
胃の粘膜の出血痕がひどかったので、一ヶ月後にもう一度胃カメラ、という約束でした。

もし治っていなかったらまだ飲酒制限 (途中からほとんどしてないですが) が続くのがめげそうだったので、
胃カメラ前日に思いきり食べたかったのです・笑

ーーーーーーーーーーーーーーー

翌日の胃カメラ結果、キレイな胃に戻ってました~ホッとした
美味しい秋を目の前に治って良かった(^^♪





【行程】新宿5:44ー小田原7:15 小田原BS7:30-宮城野橋BS8:08  箱根湯本ー風祭ー小田原ー新宿
【歩行】宮城野橋BS8:08⇒登山口8:35⇒大文字焼き9:09⇒明星ヶ岳9:35~9:50⇒塔ノ峰登山口車道11:10⇒塔ノ峰11:25~11:40⇒阿弥陀寺12:15⇒箱根湯本駅12:58 


※累積標高差=登り670m 下り1021m


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高原の山歩き 黒斑山

2024-09-18 | ヤマのこと

2024.9.13(金)


浅間山
9月半ばの34℃は体に堪えますね・・涼しい山しか今は歩きたいという気持ちが湧かない
7月に行ったばかりだけど高峰高原へ涼しさ求めに行く、単独



車坂峠でバスを降りたのは私を含め3人
途中で熊鈴を持ってくるのを忘れたことに気付き、ちょっと焦る
ソロの男性が先に歩き始めたけど あっという間に見えなくなった いかないでぇー

この時期に来たことが無いのでどんな花が咲いているのかな?



シラタマノキ(実)いっぱい



キオン・アサマヒゴダイ・ウスユキソウ・アキノキリンソウ など



さすがにコマクサはもう影も形もない
そして涼しいかと思ったら風もなく案外暑くて汗びっしょり
一旦開けた岩場で一休み 正面の赤ゾレは先日歩いたばかりの水ノ塔~東篭ノ塔の尾根

熊に会いたくないので歌を歌いながら登ってきたけど、歌うのは森のくまさん
ふと、ラジオをかければいいのか!と思い急いでradikoをダウンロード
静かな山歩きが好きだからあまり音はかけたくないけど仕方ない



何となく早く森を抜けたくて黙々と登り、槍ヶ鞘 
どーんと見えるはずの浅間山はそこに何もないかのように見えない



雲の中ににょきっと生えてる岩
その部分だけ切り取ってみるとアニメに出てくる塔のような・・・



晴れたり曇ったり 陽が差すとたちまち暑くなる
強い陽射しにサングラスも忘れたことを悔やむ



トーミの頭からは何も見えなかった





麓から尾根までずっと咲いていたのがイワインチン
あまりお目にかかる機会が無いけれど、こうしてみると金平糖みたいでカワイイね



マイヅルソウの実がマーブル柄でオシャレ



トーミの頭から山頂まですぐかと思っていたけど、そうでもなかった
黒斑山に到着した時は予想通り浅間山はまるっきり見えないまま



静かな山頂で一人ランチタイム
今年最後になるかも、なトウモロコシご飯のおにぎりとお茶
尾根に乗ったら冷たい風が通り抜けて、やっと汗が引いた

蛇骨岳方面から戻ってきたご夫婦が、
あっちは浅間山が見えていたけど、ここからはダメなのねぇ

と会話しているうちに おや?



雲が流れて浅間山が見えてきた
晴れご夫婦だったのかしら、ありがとう~



見えたり隠れたりだったけど、やっぱり見えると嬉しいね
賽の河原はまだ緑色、あと一ヶ月くらいすれば黄金色になるのかしら





下りはいつものように中コースへ



中コースは予想通り電波が届かないからradikoもダメ
先程のご夫婦は熊鈴付けていて、同じコースで降りるからとちょっと期待しちゃったけど
私が先行してしまったのでやっぱりしーーーんとしている・・・



下りは口笛にしてみる 歌はサザン



きのこの森



いろいろありました



森を抜けて明るくなるとなぜかもう熊に会わない気がしてほっとする どんだけビビリ
トラバース道にはコゴメグサ



スタートの車坂峠に戻ってきました
咲き残りのマツムシソウ バスで来る途中で咲き残りのヤナギランも見えた

さて、時計を見るとまだ13時
帰りのバスの時間まで3時間もあるんじゃ高原ホテルで温泉入っても時間持て余すなぁ・・・

と予定していなかった高峰山へ登り返すことにした



再スタート



午後になったからか、こちらは風が通って少し涼しい
確かそんなに遠くなかったよね、とわしわし進む



黒斑山では見かけなかったエゾリンドウ



登山道脇を彩るのはハナイカリ



タカネアオヤギソウ?にニョキニョキ生えてるのは実?・ツリガネニンジン・ウスユキソウ



尾根に乗ったら ん? 以前は無かったよね、寄り道してみましょう



行ってみたらスキー場のリフト場でした



元に戻って この標識が出てきたら左
ここからは急ぎ気味に進む



山頂見えた~
ここは何回目?3回目?忘れてる





山頂からはうっすら町が見えた
喉乾いたし休憩しようと思っていたけど、時間が気になるので写真だけ撮って急いで戻る



途中開けた場所から見えたのは先ほどいた黒斑山かしら



ムシカリの葉がかなり虫に好かれていたみたい
虫は苦手だけどこれはこれでひとつの芸術作品のよう



ぐんぐん降りて、これが見えたらもう安心
高峰温泉の日帰り入浴受付が15時なので焦っていました



ちょうど誰も入っていなかったので、ぬる湯に20分ほど浸かりました
やっぱりここの温泉気持ち良い



湯上りに缶ビールをプシュ、窓の外をみたらリスが来てる
足ピーンと踏ん張って必死に餌をとる姿が可愛くて、ずっと見てた

バス待ちの間に雷の音がしてきました

ご主人が「蛙がゲコゲコ言い出したら決まって30分後に雨が降るんですよ」と。
そういえば我が家にはまだ人間には音も聞こえてこない雷や、ザーッと雨がやってくる5分くらい前に
怒ったように唸りながら走ってきて隠れる、ゲリラ豪雨を察知するビビリ猫がいるわ・笑

人間には備わっていない何かを持っているのでしょうね、不思議。






【行程】往路=東京6:52(新幹線)ー佐久平8:13 佐久平BS8:35-ホテル前930 復路=高峰温泉16:20ーバスタ新宿20:30
【歩行】車坂峠9:30(表コース)⇒槍ヶ鞘10:47⇒トーミの頭11:03⇒黒斑山11:20~11:45⇒(中コース)車坂峠13:05
    高峰山登山口(ホテル裏)13:15⇒展望台13:39⇒高峰山13:55~13:59⇒高峰温泉14:40 


※高峰温泉⇔バスタ新宿間のJR高速バスは事前ネット予約の方が車内購入より安い。
この日は平日でも混んでいて予約時既に8割席が埋まっていました。


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北アルプス西鎌尾根へ・3

2024-09-12 | ヤマのこと

その1
その2


ヒュッテ大槍に到着
双六小屋から歩いて来て、槍を眺めながら飲む生ビールは美味しすぎる~





今回の山行の目的は”ヒュッテ大槍”に宿泊することでした

誰にも憧れの小屋があると思いますが、私にとって北アではここと白馬の朝日小屋
北アの中では比較的近いのにタイミングが合わなくて、今回やっと来ることが出来ました



チェックインし、部屋に入る時にまず通過するこの食堂
真っ白いカーテン、赤いギンガムチェックのテーブルクロス
窓の外は穂高の山々




こじんまりとした小屋、突き当りに男女別トイレと洗面所、乾燥室
シンプルで使い勝手が良く、とても綺麗に掃除されている
二段ベットの下の部屋はちょっとだけ傾いているのが山小屋らしくてニンマリ



この手ぬぐいが欲しくて欲しくて・・・
去年雨でキャンセルした時、もしかしてもう私行けないかも?と思い、
たまたま宿泊していたslowさんに一枚買ってきてもらった

でも買ってきてもらった手ぬぐいを手にしたら、やっぱり他のも自分で買いに行かなければ、
と決意を新たにしてからの一年、念願かなった。



ビールの次は何飲もうかな・・・と見てみたら、フルボトルのワインが(チリ産)なんと¥1800
え?安くない?
山小屋でこの価格はかなり良心的~とワインを注文 (生ビールは@¥1100) これがあとで大正解



夕食は二回目の18時から
山行中はあまり食べ物が喉を通らない人なので、朝からアンパン一個とお弁当だけでお腹はペコペコ
いつものようにビールとお菓子で空腹を満たしながら、ガラス越しに食堂が見える土間でじっと待つ



楽しみな夕食の順番が来た♪
メニューは食前酒、タンドリー風チキン、押し麦とパプリカのマリネ、クリームチーズクラッカー、ジャガイモのガレット
スパイシーなミートローフ、バジルパスタ、コンソメスープ、デザート
(正式なメニュー内容はわかりません、私が食べて感じた味の表現なのであしからず)
パスタはテーブルに一皿でしたが、隣の席の人が写ってしまうので写真は遠慮しました

山小屋でこんなお料理が頂けるなんて。
ワインに合うメニューはどれもこれも美味しい
ただ、すごく個性的な内容なので、お酒を飲まない人や白米を食べたい人にはちょっと辛いかもしれないけど・・・
〆の玉ねぎの甘さ引き立つコンソメスープがしみじみ美味しかった。

この他、¥500でコーヒーなど滞在中飲み放題なサービスもありました。

オーナーさんがとても腰の低い優しい方で、こっちが恐縮してしまうほど。
お人柄がそのまま小屋の雰囲気に 優しい時間が流れていて想像通りの居心地良い小屋でした。


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9/7(土)


今日も天気がよさそう
小屋から一段上がった場所で、ご来光を待つ人たち



昨日雲で見え隠れしていた北穂とゴジラの背が見えるようになった



槍も赤く染まった
新潟チームも同じ朝日を見ているかな



5:30 心地良い時間を過ごさせてもらったヒュッテ大槍にさようなら
上高地へ降りて行きます
(玄関の外で支度をして挨拶に戻ろうとしたらオーナーさんの方からご挨拶に・・・なんてお優しい( ;∀;))



ヒュッテからの下りは急ですが階段など整備されていて歩きやすい
北アルプスはホントにどこも整備されてますよね



分岐から バイバイ、槍ヶ岳



まだ早い時間なのに陽射しが強くて暑い暑い!
隠れるところが無いので早く日陰に降りたくて、そればかり考えていた
歩いたはずの道なのに全然覚えていなかった・・・



13年前お世話になったテント場
りっぱなトイレが建っていた



暑くて長くて、槍沢ロッジで下山時一本目のドリンク補給



ほぼ平坦なんだけど、それがまた長く感じるのかな
やっと横尾・・・混んでる~



ここで二本目のドリンク補給とヒュッテ大槍のお弁当を頂く・・・美味しい!
わらびなどの山菜炊き込みご飯の大きなお稲荷さん、
下山でも暑くて汗いっぱいかいたけど 食べれたのはやっぱり美味しいからかな
二日間のお弁当作戦大正解、次回からもこの手で行こう

さてここからラスト3時間、徳澤園のソフトクリーム目指して頑張るぞ



と歩いてきたら、徳澤もビックリするほどの人の多さ
たまたま涸沢フェスの日程とあたってしまったからなのか?
徳澤園の中に入るにも並んでいたので、ソフトクリームは諦めました・・



明神も人だらけ
土曜日だったからなのか?

特に明神からは半分以上が観光客であふれかえっていた


う回路はほとんどが木道でゆるくアップダウン
いつものように林道ワシワシ歩くわけにはいかない、前が詰まるし
横尾で既に人の多さにうんざりしていたので、早く抜けたくてそればかり考えていた



確かにのんびり観光するには最高ですけどね



飽き飽きする道をやっと河童橋、上高地バスターミナルに着いたと思ったら、
今度はバスに並ぶ長蛇の列が目に入った
予定より早く着いたので、お風呂に入ってから帰ろうと思ったけどこの混雑では・・・

急いで松本行のバスを予約して、仕方なくビジターセンターのシャワールームで汗を流し
慌ただしく上高地を脱出
予約していたあずさ、前後の列車も満席だったので乗り遅れたら悲惨、と急いできて良かったかな
松本駅で反省会をしてあずさに乗りました。


最終日は上高地の混雑ぶりに驚いて、もうしばらくこのエリアはいいや、と思ったけど
色んな楽しみがいっぱいつまった、思い出に残る山旅になった

山も空も水も太陽も、友との出会いも、たくさんの幸せアリガトウ






【歩行】ヒュッテ大槍5:30⇒坊主岩小屋5:56⇒槍沢ロッジ8:10⇒横尾9:40~10:05⇒徳澤11:00⇒明神12:00⇒上高地BT13:15
【行程】上高地BT14:40⇒新島々⇒松本16:34  松本18:40⇒あずさ54号⇒新宿21:17


●わさび平小屋・双六小屋・ヒュッテ大槍情報 (2024.9月現在)
☆各小屋の水道から出る水は飲料可 ポットのお湯も無料
☆携帯の充電は各小屋無料、譲り合って使用可
☆docomo電波各小屋とも届かず(槍ヶ岳山荘脇はバッチリ)有料のwi-fiがあったけど使用せず
☆双六小屋のトイレはなんと水洗



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北アルプス西鎌尾根へ・2

2024-09-10 | ヤマのこと

続きです

2024.9.6(金)


前日は午後からずっと曇っていたけど、今日は晴れるよ、きっと。
双六小屋のお弁当を受け取って、新潟チームにすぐ追いつかれるだろうからと15分ほど先に出発



いつも眺めるだけだった西鎌尾根を、いよいよ歩く日が来た
高度感のある尾根歩きが怖くて苦手だからと敬遠していたが、調べるとそんなでもないらしい
陽が登るまでは強い風が吹いていたのでアウターを着て、背後の鷲羽岳を振り返りながら登っていく



40分ほどで一つ目のピーク、樅沢岳



皆が立ち止まっている方へ廻ると、目指す槍ヶ岳
ガスがかかっている尾根に進んでいく



振り返れば雲がぐんぐん流れ、双六岳や三俣蓮華岳などが姿をあらわす
新潟チームが登ってくるのが見える、偶然会った上に同じ道、同じ空を共有できるなんて最高だね



予想通り比較的尾根は広く、気持ちの良い稜線歩きが続く
こんな尾根歩きは大好物



正面に槍ヶ岳を見ながら歩くなんて、贅沢だね~
槍ヶ岳の手前の尾根が硫黄尾根



チシマギキョウ咲き残り
盛夏にはチングルマがいっぱい咲いていたのでしょうね



前方の左俣岳へは岐阜県側を巻く
小さくアップダウンしながら進む



ハイマツから見下ろす赤い屋根、鏡平山荘
いつもあっちから眺めていただけだった尾根を歩いている



左俣乗越を過ぎて前方にギザギザな穂高の峰々、向こうに乗鞍岳



振り返れば赤い硫黄尾根の奥に鷲羽、水晶、野口五郎岳



天気は良いけど風の通り道、暑さが苦手な私にはとてもありがたい気候だけど
立ち止まるとちょっと冷えるかな?
お腹が空いたのでお弁当を半分、風を少し避けられる窪みで頂いた
うわさ通り、すごーーく美味しい!

食べながら新潟チームを待つつもりでいたけど、冷えそうで先へ進む



そろそろ険しくなってくるような感じだったので、ヘルメットを装着



何か所か鎖場があったような・・・?
でも高度感ないので全然怖くない、しめしめ・笑





いよいよ迫ってきたな、と思ったらそこが千丈乗越
ここからは槍ヶ岳山荘がすぐ上に見えている
休憩にはちょうど良い広さだったので、ここでザックをおろしておやつタイム
飛騨沢ルートとの合流点、登ってくる人もいた



雲で見え隠れしていた笠ヶ岳も確認できた



よーく目を凝らすと、一番奥に見えているのは白馬岳ではないかな?
手前は先日登った針ノ木岳?



歩いてきた尾根の向こうは大好きな黒部の山々、この眺め、たまらない!
こんな天気の日に歩かせてくれてありがとう



さて、一息入れたしあと少し頑張りましょ



こんな標高の高い岩場に・・・タカネスミレかな♪



山荘が見えたからすぐなのかと思いきや、廻りこんでいくように登るのね



なかなかな急登でしたが、登りだから問題なし



小槍



槍の肩到着
めずらしくここまで汗を流すことなく快適に歩いてきたし、怖いところもなかったのであっけなかった
終わってしまうのがもったいないような素敵な尾根でした 今までスルーしてごめんなさいな気分



13年ぶりに見た道標 若かったなぁ、あの頃



肩に着いたら陽射しが強くて暑いのなんの!
たまたま空いた日陰のベンチで、残りのお弁当を食べていたらヘリが来た



どうやら長野県警の訓練だったみたい
ドア開けたまま乗り出して手を振ってくれたり、カッコイイの。 
あんな体制で救助活動するなんて信じられない・・お世話にならないように気をつけようと思いました



常念岳の向こうに富士山



そうこうしているうちに新潟チームも到着、お疲れさま~~



一息入れて槍の穂先を目指す・・・のは皆さんで、私は登らず。
西鎌尾根から見上げた時は登れそうかな?と思っていたのに、いざ肩について見上げたらやっぱり無理~~
ってなってしまった(*_*;
わらさんと登頂の喜びを分かち合うのがベストだと思ったのだけど、怖がりてゴメンナサイ



代わりにダンナを行かせます・笑
みんなが登って降りてくるまで下からずっと見てた、
山荘あたりに2時間もいたけど山々眺めているだけで全然飽きないの、不思議ね



・・・小さく載せておこう 撮ってくれてアリガトウ



降りてきた新潟チームとはここでお別れ
楽しい一日をありがとう!またね!



さて、今日の目的地はここからあと少し



と思ったら・・・



槍を境にガラッと登山道が岩稜帯に変わった
いきなり切り立った岩場の通過、下からどんどん人が登ってくるのですれ違うのも大変で。
下は見ないぞ、前だけ見るぞ、と思いながら今日一番汗かきながら・・・



ふ~ 着いた、ホッとした。
憧れの山小屋 ”ヒュッテ大槍”



続く






【歩行】 双六小屋5:13⇒樅沢岳5:40⇒硫黄乗越6:40⇒左俣岳7:10⇒千丈乗越9:00~9:18⇒槍ヶ岳山荘10:23~12:55⇒ヒュッテ大槍13:40




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