CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

小樽水族館往復80km

2012-08-30 09:29:50 | サイクリング

 前回はワイヤーロックを忘れ、銭函で折り返しを余儀なくされたましたが、今日は無事祝津の小樽水族館まで行って来ました。祝津は意外と近く、おそらく小樽築港から10kmもないのではないでしょうか?Caad10_348s

 コースはいつもの銭函駅から国道5号線に抜ける裏ルート。銭函駅前のコンビニで500mlのコーラを補給して、いざ激坂へ!!おそらくこれが4度目のチャレンジになるのですが、これまで全て返り討ちの難コース・・^^;
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 銭函駅からギアはインナーに落とし、ゆったりとスタート。えぇぇ・・・と思えるほど軽快に登っている自分に驚いている間にホテル脇の激坂区間へ突入。リアのギアを落としながら慎重にマイペースを維持。リアのギアを1枚残した状態でラスト100m。心拍数はうなぎ登りで170bpm後半で最後のギアへシフトチェンジ。後50mというところで心が折れそうになりましたが、最後の粘りで何とか坂の頂上へ到達することができました。2012ksyrium_sl_r

 心拍数が180bpmを越え、頭の中が真っ白状態で気が付きませんでしたが、最後のギアはなな何と25Tではありませんか・・?そうだ、今日は試乗用のKsylium SLを履いているのです。ここまで25km/hほどのまったりペースで走っていたのでKsylium SLを履いていることをすっかり忘れていたようです・・^^;
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 Ksylium SLのような10万円を越える高級ホイールでも25km/h以下の速度ではほとんど違いが分らなかったというのが正直な感想です。一方で銭函駅裏の激坂が登れたことで、軽量ホイールのメリットは登りにこそあることは実感できました。
 激坂完走のご褒美として、今日はバイク仲間お奨めのCAFE HALLIUSへ立ち寄ることにしました。というより、いつもは張碓の登りが苦しくて店の場所を確認できなかったという方が正直なところだったのですが・・・Caad10_354s

 店内はクラシックカーの絵やポスター、ミニチュアから実物のオートバイまでが展示されたレトロな雰囲気で、BGMは大好きなモーツアルトが流れており、アイスコーヒーをオーダーしたら、無性にタバコが吸いたくなってしまいました・・・ツーリング時は禁煙を通して来たのですが、思わず「タバコの買い置きはありませんか?」と訊いてしまいました。タバコは置いていないとのことでしたが、数分後、マスターがわざわざメンソールタバコ1本とライターを持って来てくれました~♪
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 1本のタバコで至福の時間を堪能し、お礼という訳でもないのですがホットコーヒーを追加オーダー。コーヒーを2杯戴いたのでスウィーツはなし。30分ほどの休息と水分補給を済ませ、一路祝津へ向けて再スタート。マイペースではありましたが、Ksylium SLのせいか張碓の峠がいつもより楽に登れた感じです。
 碓井を登って下ればすぐに朝里で、小樽築港まではあっという間。CAFE HALLIUSで糖分と水分を十分に補給したので、築港は素通り。フェリーターミナル、中央埠頭、港町埠頭などなどを右手に見ながら海沿いの道を北上。この道は通称運河通りと呼ばれる道道17号線の一本海よりのため、比較的交通量も少なめでした。Img_0428s

 色内公園を右手に見、小樽市総合博物館の脇を抜けると、手宮のホーマックのところで道道454に合流しますので、このT字路を右へ折れると目指す祝津まではほぼ一本道。途中に3連続でトンネルがありますが、全てに歩道があり、初心者でも安心して走ることができます。
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 ここで先日取り付けたヘッドライトとリアライトをテスト。CATEYE HL-EL010 UNOはスイッチの長押で点灯・消灯になるので、走行しながらの操作もOKでした。Fi'z:kのリアライトもサドルの真下なので、走りながらでも簡単にON/OFFができました。ただ、ハンドル下部に取り付けたHL-EL010 UNOの前哨角度にやや問題があるようで、微調整が必要なようです。
 トンネルを過ぎると祝津で目指す水族館はもうそこ。小学生以来なので、ほとんど記憶がないのですが、確か当時は水族館の隣に遊園地などはなかったと思います。どこがどう変わったのかは定かではありませんが・・・Caad10_358s_2

 小樽水族館は高台にあるので、最期は階段をCAAD10を担いで正門へ。こういう時は軽いバイクは有難い。夏の終わりの平日だというのに、子供たちがたくさん来ていました。この年になるとどこか気恥ずかしい感じで入館はパス。写真だけを撮り、祝津の青い海と空を堪能して帰路へ。
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 お昼を過ぎお腹も空いていたのですが、周囲にあるのは○○食堂といったお店ばかりで、ランチは小樽市街へ戻って取ることにしました。日曜にキツイ120kmを走った疲労が脚に残っていたようで、思うように脚が回ってくれずここまでは25km/hほどのまったりとしたペースで走って来たのでKsyrium SLの良さが、登り以外ではほとんど分らない状況でしたから、昼飯前の持てるパワーを全快で脚を回してみました。30km/hまでは多少もたもたした感じがあるものの、30km/hを超えた辺りから急激に加速し限りなく40km/hへと近づいて行く感じでした。多少の追い風はありましたが、これには驚かされました。WH-6700は30km/hまでは楽ですが、そこから40km/h域へ入るのが結構大変なので、Ksyrium SLはレース用のホイールなのだということを実感させられた次第です。今週の土日は脚をリフレッシュさせ、もう少し高いケイデンスで高速走行を楽しみたいと考えているところです。Img_0447s

 ということで、あっという間に小樽市街へ到着。小樽港から運河通へ出ると、まだまだ暑いこともあり、小樽の街は観光客で溢れていました。また、人力車が数多く走っていたのには驚かされました。華やかな景色の中でバイクウエアの自分が浮いているような気になり、運河通からは即退避。小樽ビールもいいなぁなどと思いつつ、入ったのはフェリス協会の隣のびっくりドンキーでした・・・フェリス協会前でウェディングドレスを着た綺麗な花嫁さんも見かけたのですが、見とれていたたためシャッターチャンスを逃してしまいました・・・夏の小樽は穏当にいいなぁと改めて感じた次第です。
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 というわけでびっくりドンキーでしょぼいハンバーグを食べ、水分を十分に補給して帰路へ。張碓峠は小樽方面からの方が登りの区間が長いのですが、帰路もマイペースでこなすことができました。帰りはKsyrium SLで悪路を体験することにし、わざと国道5号線を選びました。というのも張碓の下りでかなり手首に衝撃を受けた為でした。
 案の定、手稲から西町にかけての荒れた舗装路では手にかなりの衝撃がありました。これはホイールというよりタイヤとチューブがWH-6700と違うせいだと思います。特にラテックスチューブに慣れている身にとっては、拷問に近い振動だと感じてしまいました。借り物のホイールなので無理もできず、比較的低速で走ったにもかかわらずです。
 13年モデルからMAVIVのホイールは全てタイヤ付きになりますから、今年が買い時だと痛感しています。MAVICのホイールは素晴らしいのですが、タイヤとチューブに関しては僕のような市民サイクリスト向きの設計ではないようです。試乗用にお借りしているものなので、勝手にタイヤとチューブを交換する訳にもいきませんが、チューブをラテックスにタイヤをミシュランのPRO4にしたら、さらに走りが変わる気がしています。
 脚が回らず、まともなインプレはできませんでしたので、Ksyrium SLの詳細なインプレはまた日を改めさせていただきます。

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