茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

日本人の「おもてなしの心」夏に涼感を呼ぶ「打ち水」は茶道の教え。!!

2019年08月01日 | Weblog

梅雨も明け、日本列島が本格的な夏を迎え、連日暑い日が続いています。日本では昔より、ひしゃくなどを使って道路や庭先に水を撒く「打ち水」が行われ涼感を与えます。この「打ち水」は歴史が古く安土桃山時代の茶人、千利休によって「南方録」には『三露』と呼ばれてる茶の湯における打ち水の作法が記されています。茶道では打ち水はお客様をもてなしたいという「こころ」を打ち水という「かたち」で示した礼儀作法で『穢れ』(けがれ)を祓い、涼を呼び、歓迎の気持ちをお客様に感じてもらう目的でありますね。穢れを祓い、涼を呼び、美しくしつらえることで、来客に歓迎の意志を示すためとの日本人の「おもてなし」の心が伝わりますね。

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