規定の2.7倍で急降下=速度150キロ超過―「1秒で衝突」・HAC機地上接近
北海道の奥尻空港付近で北海道エアシステム(HAC)のプロペラ機(サーブ340、乗客乗員13人)が着陸をやり直す際、地上約30メートルまで異常接近 したトラブルで、同機が通常の着陸時の約2.7倍の降下率で急降下していたことが13日、HACなどへの取材で分かった。速度も規定を約150キロ超過し ていた。
HACなどによると、同機は高度約180メートルで、奥尻空港への着陸に向けた「アプローチ」中だったが、視界が悪く、空港の手前約1.5キロで着陸のやり直しを決めた。この時の速度は、時速約370キロだった。
サーブ340は国土交通省が認可した運用規定で、アプローチは時速約220キロとされており、約1.6倍の速度が出ていた。
同機はいったん高度約200メートルまで上昇した後、急降下。対地接近警報装置が作動し、機長が回避操作をして機体は急上昇した。
急降下した時の降下率は、1分当たり約460メートル。運用規定では着陸時の降下率を1分当たり約170メートルと定めており、約2.7倍だった。
国交省幹部は「回避操作をしなければ、1秒未満で地上に衝突したとみられる。相当深刻な問題だ」としている。
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この飛行機は釧路に行くときいつも使っていたやつです。HACは機体を3機しか持っていない様なので多分何度も乗ったでしょう。
少し前にはJRで釧路から札幌への車両がトンネル内で火災を起こしたし・・・
でも、6月にHACは千歳から撤退して丘珠のみになったので、ほとんど最近は利用していませんでした。
これからはANAで釧路に行くので安心です。 多分。