いやはや、自分たちの不祥事もキチントけじめ付けrwれない連中が集まった自民党の両院議員懇談会が開かれ、「石破降ろし」の声が飛び交ったと報じられていたのだが、実際の会場はスカスカだった。これを受けて、メディアは「石破退陣」の大合唱の理由が、「けじめ」らしいのだがそれならば「裏金事件」にも「けじめ」をつけろ、というのが世論の流れなであり自民党の惨敗の原因であり、石破茂が責任をととってもなんら変わりがないことをメディアはそこはまったくスルーしてしまった。
「石破首相 続投に重ねて意欲 自民党両院議員懇談会の終了後」
選挙に負けた。支持率も上がらない。しかし次の首相候補筆頭は現首相になりそこに野党第一党党首の名は上がらない。大手新聞、特に政治部記者は、自分たちのターンが来たなと石破降ろしの笛を吹くも民は踊らず。民が抱いている深き絶望をまるでわかっていないのは政治家も政治部記者も同じということだ https://t.co/vDeDhMrhkD
— ガイチ (@gaitifuji) July 28, 2025
そのためには誰がどうやって裏金を始めたのか、再開させたのかを明確にしなければならない、とは言わない。
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) July 28, 2025
「ケジメは必要であり、総裁選挙をやるべきだ」
自民 西村元経産相 “総裁選挙をやるべき”投稿 | NHK https://t.co/rIYf0HN82U
自民大敗、首相だけの責任でない 「石破降ろし」違和感―関経連会長
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 28, 2025
「長い間自民党がやってきたことに国民がネガティブな反応をした」
松本正義会長は選挙結果について、そう指摘。
「石破降ろし」の動きに「はたから見ると恥ずかしい」と違和感を示しました。https://t.co/EaXDIJ4jTq
しかし、石破への「お前辞めろや」圧力は凄まじいものがあるな。自民党内の両院懇談会での議員の声もそうだが、それを伝えるメディア報道の空気感が異様。なんでメディアはそんなに石破を辞めさせたいのか。自民党に空気感を合わせるような報道姿勢でやっていけると思うのか。自らよく考えた方がいい。
— HRK (@on_and_under) July 28, 2025
ねえねえ。落選議員がどうしてノコノコ出てきて石破おろしに加担してるの?#NEWS23 もどうしてこんな人を呼ぶの?
— 虹色 (@nisemono_tk) July 28, 2025
「石破さんの顔を見るとチャンネルを変えるという人も出てきてる」
とか語ってますよ? pic.twitter.com/sDVHk6CvO5
ところで週刊現代が参院選で躍進した参政党を徹底分析していた。
「やはり参政党・神谷宗幣の哲学は『ヒトラーの考え方』に酷似している…グローバル資本を『悪魔化』」する「わかりやすさ」の危険性」
■参政党を「排外主義」と批判しているようでは 今回の参議院選挙では、「日本人ファースト」というわかりやすいキャッチコピーで人気をさらった新興勢力の参政党が一大旋風を巻き起こした。 これに対して共産党や立憲民主党などの「リベラル」勢力から、「排外主義」という批判が加えられたが、そのあまりに筋違いな批判に国民世論は逆に反発したというべきだろう。 共産党との選挙協力によって、反自民の受け皿として議席を大きく伸ばすと見られていた立憲民主党は、蓋を開ければ議席数を増やすことが全然できなかった。全国比例の獲得票数では、国民民主党や参政党にさえ勝てず、野党第3党の立場に甘んじることになった。 日本人が日本の運転免許を取得するには、かなり難しい筆記試験を受け、かつ90%以上の正解であることが必要とされるのに、外国人が外国で取得した免許を日本の免許に切り替えるには、10問の〇✖問題で7問以上正解すれば合格でき、問題も簡単な上、滞在しているホテルでも住所として登録できるという、驚くような制度になっていた。 こんな外国人優遇はおかしいのではないかという声が上がったのは当然だろう。 日本人が犯罪を犯せば逮捕されるのに、外国人が例えば覚醒剤の密輸といった重大犯罪を犯しても、理由も開示されないまま不起訴になるという、よくわからないことも横行している。 こうしたあり方を変えようという当たり前の主張に対して「排外主義」だと非難しているようでは、「リベラル」勢力が衰えるのも無理はない。 ■本質は資本主義に対する不信 では、参政党の主張は概ね妥当なものかといえば、私はそれは違うと断言する。むしろ参政党の主張はかなり危うい。彼らの主張のおかしさは多方面に及ぶが、その中でも特に注目しておきたいのが、反グローバリズムの主張だ。 参政党の神谷宗幣代表は7月13日の柏駅前の街頭演説で、概ね次のような内容を語っていた。 「グローバリズム大企業は利益を増やすことばかりを考えていて、そのために働く人たちの賃金をどんどん圧縮していく。労働力を買い叩くだけでは飽き足らず、もっと安い労働力が欲しいから、外国人労働力をどんどん入れるようなことまで推し進めるのだ。この中で一部の資産家だけが儲かり、中間層は没落し、貧しい人たちはさらに貧しくなっていく。グローバル展開しやすいように各国政府に働きかけ、国境を緩めるように規制緩和をさせるように動いて、世界的に貧富の格差をさらに押し広げている。そもそもグローバリズムの起源は、かつてのスペインとポルトガルが始めた世界侵略にある。現地の人たちを奴隷化し、経済侵略を深めていった。これが世界の歴史で、それが形を変えて今も世界中で行われているのだ。」 神谷代表は、反グローバリズムの主張をする際に、インカ帝国やアステカ文明が滅ぼされた話まで持ち出して、そうやってみんなの富を奪っていったのがグローバリズムで、それが形を変えて、今も世界中で行われているのだなどと語っていた。 ここには、共産主義と似たような資本主義に対する不信感、憎悪がある。参政党からすると、グローバル大企業は悪徳マフィアみたいな存在なのだろう。悪徳マフィアが行うような不道徳なことは許されないとして、市場原理を否定する議論に繋げていくのだ。ちなみに参政党は、農林水産業従事者の公務員化を訴えているが、ここにも彼らの資本主義・市場原理に対する不信感が見て取れる。 ■ヒトラーの論理と手法との類似 ここで想起してもらいたいのは、アドルフ・ヒトラーとナチスだ。 若い頃に夢破れて貧苦に喘いだヒトラーは、同じように貧苦に喘ぐ生活を送っているドイツ人と交流する中で、アーリア人(ドイツ人)は優秀で勤勉なのに、なかなか生活が豊かになれないのは、ユダヤ人のせいだという考えに出会い、やがてその考えこそが正しいと思うようになっていった。 ユダヤ人が持てる財力を背景に、経済界と政界を牛耳っていて、奴らによってドイツ人たちは奴隷のようにさせられているのだ、自分たちドイツ人が豊かになれないのは、ユダヤ金融資本のせいだと、ヒトラーは本気で考えるようになった。 ヒトラーはその後愛国心に駆られて第一次世界大戦に進んで参戦し、結構な活躍をした。そんな中、1917年にロシアで社会主義革命が成功したとの話が世界中に伝わり、戦争をめぐる状況が大きく変化した。ドイツ国内でも共産主義者たちが煽動する反戦運動が大きく盛り上がり、このまま戦争を続けるとドイツでも共産革命が起こりそうな状況になってきた。 共産主義者たちは戦争を内乱に転化することによって革命を達成することを戦略として位置付けており、ドイツ政府はこの不穏な状況を乗り切るためには、戦争をやっている場合ではないと判断し、戦争終結に舵を切った。 しかしながら、ヒトラーは、戦争はまだまだ続けられる状況にあったと考えており、戦争終結の判断は完全な間違いだと考えていた。そしてこの「間違った判断」をドイツ政府が下したのは、ドイツ政府の決定に大きな影響を与えられるユダヤの金融資本のせいだと捉えたのだ。 敗戦後のドイツは、戦勝国側の過酷な賠償請求によって、とてつもなく厳しい状況に陥った。こんなにドイツ人が苦しまなければならないのも、ユダヤ金融資本のせいだとして、ヒトラーはユダヤ金融資本に対する憎悪をさらに強めていった。 ヒトラーはこの憎悪をもとに、ナチスをユダヤと戦う組織として作り上げていった。 自分たちアーリア人は真面目に努力をしているのに、なかなか苦しい状態から抜け出せないのは、ユダヤ人が悪いんだ、ユダヤの金融資本が悪いんだという形で、まず外部に敵を作る。その敵に向かっている自分たちは正しいんだとして自らを正当化し、「正義」の立場でまとまっていく組織力を発揮する。 このヒトラーの考え方と組織化の論理と参政党の考え方と組織化の論理は、かなり似通っているのがわかるだろう。 ■外部に共通の敵を作ることの危険性 念のために言っておくが、私は今、参政党で頑張っている人たち、参政党を応援している人たちの純粋な心を否定するつもりは全くない。お金なんかよりも理念の方が遥かに大切で、自分の大切にしたい理念のために自分の人生を捧げられれば幸せだと思っている人たちが今、参政党に集まっている。 しかしそれを言うなら、100年前にヒトラーやナチスを押し上げていった人たちの中にも、ユダヤ資本を自分たちの共通の敵とするその考えを正しいと信じ、自己犠牲を厭わずに、その政治運動に参加していった人たちが数多くいたことも、正当に評価すべきではないか。彼らの存在なくして、ヒトラーやナチスが力を持つことはなかったのだ。 共産革命に身を投じていった人たちも同様だ。彼らは共産主義を実現することで、万民平等の理想社会が実現すると本気で信じて、人生を共産革命に捧げていったのだ。 こうした人たちのあり方は純真で美しいんだけれども、もう一方でそうしたものばかりで社会運動が広がると、社会的破滅につながることにもなりかねないことを理解してもらいたいのだ。 外部に自分たちの共通の敵を作り出し、あいつらこそ悪い、悪の権化だという批判を元に団結を強めるというのは、一番団結を作り出しやすいやり方だが、そこに危うさもあるということを、私としては理解してもらいたい。 ■情けないグローバリズム悪者論 さて、ここ30年にわたって日本が経済成長できなかったことをグローバリズムのせいだと考える人が増えている。 だが私は、この議論が正しいとは思っていない。 バブル崩壊によって民間投資が冷え込む中で、日本政府は将来成長にとって必要な投資(ロボット、次世代原子力、核融合、IT、物流改革など)を国がどんどん引っ張り、そこに民間投資を引き込んでいくような流れを作るべきだった。だが緊縮財政論に凝り固まった勢力が強かったために、そういう動きが取れなかった。これこそ日本経済の停滞の主要因ではないかと私は思っている。 また、日本の企業が従来型の企業構造を大胆に変容させ、変化に対して素早く動ける体制を築かなかった問題も指摘されて然るべきだろう。 |
「ヒトラーの論理と手法」そして「論理のすり替え」に長けていたのが神谷宗幣なのだが、さらにこんなことが指摘されている。
「元党員が「もはや洗脳」と暴露…参政党を躍進に導いた神谷宗幣代表の「オカルト人脈」と『組織運営術』」
参院選で大幅に議席を増やした参政党。SNSなどネットをうまく駆使していると言われるが、それだけではない。躍進の秘密に迫る。 ■いつのまにか神谷代表の「独裁体制」になっていた 「言ってみれば特殊な団体で、オカルト集団ですよ」 神妙に語るのは元中部大学特任教授の武田邦彦氏(82歳)。読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』などで人気を博した学者の武田氏は、'21年から約2年間、参政党の運営方針を決めるボードメンバーとして活動した。 当初、執行部で確認し、有権者とも約束したのは、党員みんなで意志決定をしていく組織にすること。ところが、代表の神谷宗幣氏(47歳)は勝手に規約を変え、党首の交代も何もかも独裁的に決められるようにした。約束を反故にする組織で活動したことを私は有権者に謝りたいのです」(武田氏) かつての最高幹部の一人にここまで言わせる国政政党とは一体何なのか―。 注目されるのが、SNSやYouTube動画の積極的な活用などの「空中戦」だが、見過ごせないのが組織力の強さだ。 「参政党の候補者や党員は毎日のように街頭活動をやるなど、地道な活動を積み上げてきた。支部長は深夜2時までZoom会議を繰り返してモチベーションを高めるなど、熱意は半端ではありません」 「非行少年の更生などを手掛けてきた講師を招き、朝から深夜まで延々とリーダーシップ論などの研修をやった。ホテルに戻ったら気力が尽きて寝るだけ。仲間と交流する時間もないほどぎっちり予定が詰まっていた」(太田氏) この点を参政党に尋ねると、〈神谷代表がかつてヤマト・ユダヤ友好協会の理事を務めていたのは事実ですが、同団体は宗教団体ではなく、民間の友好団体〉などと回答した。(続き) 「まるで「劣化版」自民党…参政党に浮上した「政治資金規正法違反」疑惑!専門家から「裏金も疑われる」と指摘も」
やはり、結局は「劣化版自民党」という政治資金には裏がある政党なのだろう、とオジサンは思う。 |