CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

FIMによる予後予測とADLの構造ポケット版作成

2009-02-02 17:22:57 | リハビリ
すっかり有名になった小山先生の対数曲線モデルによる脳卒中ADL予後予測法と、FIM運動項目合計点からみた自立確率分布を、ポケットサイズのプラスティックに印刷しました。ちょうど白衣のポケットに入るサイズです。これを見ながら病棟で仕事するリハビリ医や療法士さんが増えるといいですね。
かなりコストがかかったものなので、FA大会参加者とCRASEED会員のみに配布しました。私達が主催するセミナー参加者には資料として配布したいと考えています。

FA大会の御報告☆

2009-02-02 17:15:51 | リハビリ
FA(functional Assessment)大会では以下のような演題が発表されました。いずれも質が高い内容で、新たな問題提起がありました。
また、小山先生の講演は、リハビリ医学会専門医会での特別講演をさらにバージョンアップした内容で、聴衆の皆さんのリハビリマインドにもかなり響いたようです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FA(Functional Assessment)大会プログラム
セッション1  
座長:寺山修史(北大阪警察病院 リハビリテーション科)
1.円滑なFIM実施を目指して一急性期総合病院の取組み
京都桂病院 宮崎博子(Dr.)
2.回復期リハビリテーション病棟に導入された日常生活機能評価の妥当性について
  関西リハビリテーション病院 石田浩一(PT)
3.急性期における脳卒中リハビリテーション治療の有効性 ―当院FIM分析結果よりー
  兵庫医科大学病院 牧口浩司(OT)
セッション2
座長:松本憲二(関西リハビリテーション病院 副院長)
1.当院リハビリテーション病棟における脳血管疾患患者の自宅退院を阻害する因子
  滋賀県立リハビリテーションセンター 内田ゆか (Ns)
2.当院における脳卒中患者の転帰に影響する因子の検討-入院時FIM合計得点の低い患者を対象に-
  兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンター 陣内裕成(PT)
3.在宅高齢者のADL状況~長野県泰阜村生活ニーズ実態調査結果を踏まえて~
  高齢者協同企業組合泰阜 高橋玖美子(MSW)
4.高齢者在宅生活維持のための大阪府モデル事業でのFIM使用の試み
  豊能圏域地域リハビリテーション支援センター
  (関西リハビリテーション病院)戸口基子(SW)

特別講演10:50~12:00
『脳卒中患者の日常生活動作と生活設計について』
  西宮協立脳神経外科病院リハビリテーション科部長
  小山哲男
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



FIM講習会およびFA大会無事終了☆

2009-02-02 10:38:22 | リハビリ
1月31日と2月1日に開催したFIM講習会およびFA(Functional Assessment)大会は無事に終了しました。講習会2回とFA大会の参加者は約500名。
今回のFIM講習会は、スライドを全面改訂し、認知項目を含むほぼ全ての項目に動画を取り入れました。
従来よりも具体的でわかりやすい内容になったと思います。
来年は、1月30日と31日の開催を予定しています。