作者:今野緒雪 コバルト文庫
あらすじ:学園祭の夜にロザリオを受け取って祥子の妹になった祐巳。
紅薔薇のつぼみの妹としての日々が新たにスタートするが、
思いがけない大事件が待ち受けていた。
今年度の「理想の姉妹」賞に選ばれた黄薔薇のつぼみの支倉令と、
その妹の島津由乃が、突然姉妹関係を解消したのだ。
2人の影響を受けた少女たちが自分のお姉さまにロザリオを返す
事件が相次ぎ、学園中が大パニックになるが…(表紙扉より引用)
マリみて2冊目。
この作品では生徒会のトップとして、赤薔薇、黄薔薇、白薔薇の
3人がいるわけですが、1作目が紅薔薇だったので、次は黄薔薇というわけで。
一見すると完璧だった関係が崩れるとき、
それが一般の人たちにとってのあこがれだったときの、
波紋みたいなものに関しては実は若干表現は弱い気がします。
そっちよりは、その大元の原因をどう紐解くかに焦点が当てられてますね。
一つ一つのネタなんかは、それほどびっくりするものはないですけど、
世界観にしっかりとあわせている事、
そしてちゃんと一見危なさそうなのに爽やかに見せる百合展開が、
見事に披露されているわけで、今回も中々に
楽しめるのではないでしょうか。
評価:☆7
あらすじ:学園祭の夜にロザリオを受け取って祥子の妹になった祐巳。
紅薔薇のつぼみの妹としての日々が新たにスタートするが、
思いがけない大事件が待ち受けていた。
今年度の「理想の姉妹」賞に選ばれた黄薔薇のつぼみの支倉令と、
その妹の島津由乃が、突然姉妹関係を解消したのだ。
2人の影響を受けた少女たちが自分のお姉さまにロザリオを返す
事件が相次ぎ、学園中が大パニックになるが…(表紙扉より引用)
マリみて2冊目。
この作品では生徒会のトップとして、赤薔薇、黄薔薇、白薔薇の
3人がいるわけですが、1作目が紅薔薇だったので、次は黄薔薇というわけで。
一見すると完璧だった関係が崩れるとき、
それが一般の人たちにとってのあこがれだったときの、
波紋みたいなものに関しては実は若干表現は弱い気がします。
そっちよりは、その大元の原因をどう紐解くかに焦点が当てられてますね。
一つ一つのネタなんかは、それほどびっくりするものはないですけど、
世界観にしっかりとあわせている事、
そしてちゃんと一見危なさそうなのに爽やかに見せる百合展開が、
見事に披露されているわけで、今回も中々に
楽しめるのではないでしょうか。
評価:☆7