重慶でラン&山登り

マラソンと山登りが趣味。
重慶の街を走って見つけた面白いことを記録します。

UTHK100 完走記2

2016-02-27 12:15:09 | UTHK
2月20日(土)

レース当日。緊張の為か、朝3時頃から目が覚めますが、隣でY君が寝ているので起こさないように、朝が来るのをウトウトと待ちます。
そして起きる予定であった4時30分となり準備開始です。テーピングや荷物の整理等、意外と時間が掛かります。

そんなこんなで6時前にはホテルを出てAtsushiさんのブログに記載されてた行き方を頼りにMTRとバスを乗りつぎ会場に向かいます。


MTRに乗り

マック前のバスに乗り、

そして7時頃に会場に無事到着。

ドロップバッグを預けるところ。会場ではAtsushiさんにもお会いできました。残念ながら仕事の為途中でリタイアされるとのこと。英断ですね。

エントリーを済まして、あわてて最終準備をしているとあっという間に8時。


いよいよスタートです。


中段に陣取りスタートして約100mここでY君があることに気がつきます。タイムを計測するICチップがありません。通常なら各選手にチップを配られ、レースの管理を行うはず。あの深センの草レースですらICチップはありました。
会場についてから慌ててた為、ICチップを付け忘れてた可能性が高いです。もし忘れていたらこれからの100km、無駄走りです。立ち止まり逆走して係りの人にICチップの必要の有無を確認します。するとどうやらこの大会ICチップが無いようです。他の選手にも聞いてみましたが、皆さん無いとのこと。冷静に考えると、受付の際にゼッケン以外番号を確認して渡されたものがありませんでした。

結局後々、すべてゼッケンを目視し手作業で記録することが判明するのですが、期せずしてこのレースも最後尾よりスタートすることになってしまったのでした。


焦りのスタートからCP1までの10kmはロード区間と整備された区間が続きます。


まだ皆仲良く集団で進みます。

そしてあっという間にCP1へ到着。


係りの人がゼッケンを確認し、携帯のアプリにゼッケン番号を入力して記録確認をします。本当にICチップがいらない事がわかり一安心。
そして、心配していたエイドですが、飲み物も食べ物も豊富でした。


補給もそこそこに10km先のCP2へ出発します。


サルも応援してくれています。

引き続き整備された走りやすい道が続き、大きなトラブルも無くCP2へ到着。


ここまで約3時間。想定以上のペースです。


エイドの記録係の方がこっちだと手を振っています。親切ですね。

CP2では左足人差し指に違和感を覚えテーピングで処置をしましたが、そのシーンをなぜかカメラマンに写真で撮られたりしました。


CP3までも気持ちのよいルートが続きます。

昨日は雨でしたが、天気にも恵まれ景色を楽しみながらの快適なランが続きます。

今回のレース序盤は頂上をとおりません。

一般のハイカーは頂上に向かいます。


スターとからここまではY君とほとんど一緒に来ましたが、徐々に体が慣れたきたため、お互いのペースでいくことに。自分は少しペースアップして先に進みます。

ようやくトレイルぽいいい感じの道がでてきました。


そしてCP3に到着。


スタートしてから丁度5時間。自分的には悪くないペースです。エイドが短い感覚であるため、携行する水分も少なくてすむのが助かります。補給を簡単に済ませて先に進みます。


竹林のフカフカトレイルもあり、いい気分で走っていきます。


しばらくすると分岐が。しかしマーキングがありません。

ここは太い道の左方向へ進みます。すると前方からランナー3人が走ってきます。どうやらこちらの道は間違いのようだとのこと。自分も折り返し先ほどの分岐まで戻り、今度はまっすぐ方向へ進みます。

しばらくするとマーキングを発見しほっと一安心してレースを継続します。その後も道に迷いながらも何とかCP4に到着。
後ろにいるはずのY君に先ほどのマーキングの無い分岐に注意するようにwechatで連絡をします。

すると、「ありがとうございます、確かにそこ先ほど迷ってました」と頓珍漢な返事が。いや、まだ過ぎてないはずですよと思いながらも、危険は教えられたと思い先に進みます。


CP4はメインの道路から5m位入った広場にあるのですが、気づかずに通り過ぎる人もいました。(後でCP4通らなかったと逆走してきたランナーとすれ違いました)。


ここのエイドではボランティアが1人しかいなくて、ゼッケンナンバーとタイムを自分で記入させられます(笑)。でも楽しく走れているので気になりません。選手10人くらいと集合写真を撮ったりと楽しく休憩を取り、中間地点のCP5に向けて出発です。


水不足の香港ではおなじみにの貯水池。


そのダムの上を走るのも乙なものです。


よく踏み固められた香港トレイル。高度は高くないのですが、景色だけは2000m級の山を走っている感じですね。


日本のトレイルとよく似ていて気持ちが良いです。

そしてついに中間の51km地点のCP5に到着。


ここまで8時間ちょっと。予定より2時間以上早いです。

そしてここで思いがけないことが起こるのでした。

つづく。