goo blog サービス終了のお知らせ 

op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

強打のコツ(1)

2009年05月10日 21時40分36秒 | Weblog
テニスやっていて、スクールでは上級で、一通り器用にこなし、フォームもきれいだとよく言われるのに試合、特にシングルスになると結果が出ない。なんて人も多いと思う。

メンタルとか試合経験に基づく戦略の不在、試合勘のなさも実力が発揮できない理由ではあるのだが、スクールのコーチが見逃しやすかったり、仲間内ののどかなダブルスでは露呈しない技術的な欠陥に起因するものも実はある。

1.グリップの問題

スクール上級にもなって握り方が間違っていたりすることがあるのか?と思うかもしれないが、もし以下に心当たりがある場合、見直しが必要かもしれない。

①フルスイングの強打に全く自信がない
②短いチャンスボールをミスりやすい
③いまどきのジュニアのトップスピンボールが苦手

良いサーブが打てていれば自然にできていると思うが、ストロークも同様にグリップエンドからボールにぶつけてゆく(言い換えるとラケットヘッドを後から引きずる)イメージでスイングを開始し、ヒットする瞬間にラケットフェースをボールに文字通りたたきつけるようにしないと、本当に強いボールは打てない。ちょうど金槌で釘を打つ原理である。

普段ゆっくりきれいに打つだけしかしていないと、これを覚えずにきてしまう可能性があるため、いつまでもビクビクしながら“コントロールされた”ショットを打ち続けることになる。特にクラシックな重くてしなりの多いラケットに慣れすぎてしまうと、例えば年をとってもトップヘビーで軽量な厚ラケに乗り換えるのが難しくなる。

で、問題解決の方法だが、ストロークのグリップを、手首をまっすぐ伸ばした状態で、ラケットのグリップに対して垂直に握る。まさにハンマーを持つ感じである。コンチネンタルグリップだろうが、フルウェスタンだろうがこの原則は変わらない。

この形で握ると、否が応でもグリップエンドからラケットを引きずる形でスイングするしかなくなり、ヒットの瞬間は自然に“叩く”イメージが強くなる。(スライス以外は)フォロースルーは所謂パームアウトで前腕と手首を返すことで、速く振れば振るほどアウトしにくくなる。もちろん正しい角度でラケットフェースをボールに当てることが前提だが、常に探りながら打っていた状態から開放されるはずである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。