op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

今日の(いまさら)ひとこと:頭の良さが目立つポップミュージシャンが増えた気がします。

2022年05月27日 14時31分57秒 | Weblog
『SPY×FAMILY』って漫画のほうチラっと読んだ感じでは特になんということもなくそれっきりだったのですが、設定が良い、というかオーソドックスなせいか、アニメ版はそれを十二分に活かしてうまく、綺麗につくってますね。OPなどは映像だけ見ると小林亜星がテーマソング書いていそうなイメージですが、実際の音楽(Official髭男dism)もとてもうまくできていて、EDテーマ(星野源)とも話題になるのがよくわかります。今の主流なのでしょうが、コピーしたりカラオケで歌ったりする時に「こなす」ことが挑戦となる程の複雑な構成、綺麗で隙が無いプレイ。そして歌詞も隙が無いつくりです。さすがにコアターゲットに対するフックとして挿入されている「いつものフレーズ」はちょっと浮いて聞こえたりしますが、90年代以降うんざりさせられた状況とは大違いです。

アニメもテーマソングも「素材の質」の違いが出やすい、わかりやすい時代なのかな?
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今日の(いまさら)ひとこと:沖縄県知事の「ゼレンスキーです」を叩く連中は顔を洗って出直せば?

2022年05月26日 21時36分45秒 | Weblog
まあ発言した本人がどういうつもりで言ったかはわかりませんが、沖縄の歴史と現状を客観的に見れば、地政学的にもウクライナに負けず劣らずの危うい立場にあり続けているわけで、それがウクライナ侵攻によって胃の痛みがぐんと増す状況に追いやられつつある事を考えれば、知事の立場だったら「米軍基地問題に関する有識者会議」で言う冗談(愚痴?嫌味?)とすれば的外れでも失礼でもない。

こんなの「不謹慎」批判する連中の9割5分は、沖縄とフラットに比較せず今のウクライナを盲目的に「聖別」するぼんくらで、残り5%は痛いところ突かれたから怒って見せてるのでしょう。



そういえば『鉄血のオルフェンズ』の長井龍雪監督が、インタビュー記事(監督・長井龍雪と振り返る8年目の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』① | Febri )の、
「でも、だからこそ、平和なときでしか描けない物語だったとは思います。」

は、発言の文脈とはややズレるが、今の状況を見ると本当にそうだったと思う。厳密には平和はとうの昔に終わっていて、「最後の段階」を迎える直前の時期の、多分「ガンダム」というブランドと日本社会がやり残した宿題の提出期限、その暗い予感が強く反映された作品が『鉄血のオルフェンズ』だった。だからやはり、ずっとつくられるべきだった作品が、つくられるべき時(/ギリギリつくることができる時)に、出てきたということだろう。
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