op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

120911テニスメモ

2012年09月11日 19時56分27秒 | Weblog
ジョコビッチ、最後まで例の“ビースト・モード”に入らなかった。あの悪魔のような笑みと強さは“旬のもの”だからちょっと残念。マレーのテニスは様々なレベルのプレイヤーにとってお手本にはなるが、根本的に地味でおっさん臭く、キャラクター含めspectacularな要素に乏しいので他のメンツも頑張って戦国時代化で盛り上げて欲しいところ。


さて、今日は、いや今日もカンカン照りの中、それでも湿気が少ない分消耗が少ないので動きの多いメニュー。ラリーからフィニッシュまでを繰り返しやったが、前後の動きに余裕がある攻めのパターンではもうかなり安定してきている。フィニッシュショットの角度をもう少し拡げたいのと、「息の根止め切る」までの詰めが課題か。

サービスではまあまあヘッドスピードを乗せて打ち続けられたか。1本スカ(フォームとタイミングが崩れたもの)があったがどこも傷めずに終わった。厚く当ててやや低めの軌道で飛んでゆき、最後にぎゅっと落ちるトップスピンサービスをマスターしたい。フラットや厚めのスライス同様ファーストサーブに使う。

収穫はレシーブ。パラリンピックの動画を観て、国枝氏の超攻撃的なレシーブが非常に印象的だったのだが、ゴールデンスラマーではないので150km/h超のサービスであれはできないが、低いレベルなりに参考にできると思った。

具体的には、

・目線の高さを低く一定に保ったまま滑らかに踏み込んでゆく。(関節のリラックスが必要)
・ラケットヘッドを立てたコンパクトなテークバックからヘッドスピードを上げるワイパースイング。
・踏み込みながらライジングで叩く。

試してみるとこれは使えます。ただワイパースイングだとフカす可能性があるが、踏み込んでライジングで叩くとコースのコントロールもかなり容易になります。

特に僕が苦手な年寄り連中の跳ねないスライスサービス対策に非常に効果的。今迄バック側に来たときはスライスでいなすしかなかったのが、これならレシーブからイニシアティブが取れる。受けた助言は「肩の位置を正しく置くためのスタート位置と打点への入り方」。但し、より弱い(ボールがネット寄りで死んでいる)サービスに対する効果の確認と完全に自分のものにするための練習はやはり必要。

軽くてトップヘビーなラケットで育ってきた人たちには常識以前の打ち方かもしれないが、『国枝式』、通常のストロークの品質アップにも凄く有効です。
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120906テニスメモ

2012年09月06日 22時55分40秒 | Weblog
今日は最後まで天気がもつかなと思ったら、45分ほどでパラパラきて中止。

受けた助言は、

●サービスの時ターゲットを“どのような場合”どこに設定するか。

●ネット際のボールを拾うときのポイント。「姿勢」「グリップ」「“流れ”の使い方」「リラックスのポイント」


フェデラー、やはり安定感が全盛期とは違う。一方、ベルディヒはメンタルが若干弱いものの、デル・ポトロ同様トップになれる素材と思うので、今日の結果自体は驚くことではない。それでも、足首に生えていた羽根が抜けてきて、地面に足をつけてプレイしている様子はやはり寂しい。ショットの威力に頼る比重が大きいサンプラスやセレナ・ウィリアムズ、カウンターパンチャーに移行していったアガシらより「延命」は大変かも知れない。以前からの“不足分”を補い、さらに攻撃力で稼ぎやすくするために、リターンの得点力アップと、各ショットの威力を上げる。そのためにラケットのフェイスサイズや特性を変えるというのが考えられるが、レンドルと違いそこまでやる気があるかどうか。
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120905テニスメモ

2012年09月05日 19時06分10秒 | Weblog
週末久し振りに実戦(トーナメント)に参加したので、気がついたことを思いつくままに列挙してみる。


今年の夏は極端に面倒くさがりになってしまい、プレイは全て近場で済ませてしまっていた。だから先週末の会場も一年以上行っていなかった。そこで試合の前日に急遽練習試合に参加してみた。

まず気がついたのはオムニなのに砂が異常に少ない。人工芝自体は張り替えて2年弱なので、オムニというより室内コートに多いカーペットタイプになってしまっていた。実はさらにこの2日前(定期練習がないので)他の市のコートでやったときも同じ状況で、オムニ用のシューズではグリップしすぎてしまい、足の爪を痛めてしまった。どちらのコートも昨年はこうではなかったので、砂の補給をちゃんとしていなのだろう。そこでプレイ(下見)しての知見。

●シューズはオールコート用とオムニ用を持ち込み、試合するコートの砂の状態で使い分ける。

●今の自分の状況ではサービスの強打では優位に立てないので、確率重視。(球威も精度も不十分。なまじ強く打っても威力がコートに吸収され、「カウンターにもってこい」の球になってしまう。)

●砂が少ないほど跳ねないというよりボールが止まる。バックスピンの球にはより注意が必要。

●下見程度のつもりが、成り行きでカンカン照りの中4時間もフルでプレイしてしまったので、疲労回復と熱対策が必要。


さて、その日の夜から強烈な風雨があったりと荒れ模様。翌朝自宅を出るときは雨具を着て、会場に着くときは丁度良く乾いているという具合。

1、2回戦はオールコート用でプレイ。サービスも殆ど入れるだけという感じだったが、特にシングルスのトーナメントになるとある程度のレベルにならないとリターンから叩き込まれることは少ない。それでもハードコートだったらやられてしまうかも知れないが、着地した後「ボールが死んでしまう」コートでリターン・アタックで得点することは結構難しいのだ。逆に相手はどちらもサービスを強めに打ってきたので楽ができた。ただ、ラリーに入ると期待したようなペースでは打ってきてくれなかったので、朝一の状態ではいいリズムをつくりにくく、ミスも多かった。中盤以降からやっとボールを潰して叩き込めるようになり、大勢が決したスコアになってからサービスのペースを上げることにより、相手の返球のスピードを上げ、本来のリズムとパターンでポイントを取るようにした。


3回戦は砂の多いコートに入ったのでオムニ用シューズにチェンジ。試合に入って1ポイント目でレシーブミスをし、変な感触だったので改めてラケットを見てみるとストリングが切れていた。実は2回戦の終盤からなんだかふわふわした手応えになり、当てる場所が悪いのかなと思いながら一生懸命打ってもバックアウトを繰り返しており、つまりとうの昔に切れていたようだ(笑)張りたての状態で、しかもいつもメインストリングの中心近辺でしか切らなかったのに端の方が切れていたし、よっぽど緊張していたのだろう。

3回戦の相手は(使っているラケットから見ても)同じような年頃で身長もあり、ダイナミックなフォームからかなりパワフルなショットを打ってきた。が、何せ砂が多目のオムニのため、特にトップスピンの威力は大幅に落ちる。しかも予選ブロックではあるがシードがついたせいで延々待たされたあげくサービス四本のアップだけでゲームをしなければならない。僕も何度も痛い目に遭ってきた状況で明らかに相手は本来の調子が出せていないようだった。逆にこちらは2試合(2セット)こなした後で、初めてビシッと打ってくれる相手に当たったので良いリズムで気持ちよくプレイできてしまった。終盤はいままでつなぎに徹していたショットでもベースラインから叩いてポイントするようになった。結局ベーグルで取ったが、まあ我々のレベルではよくある話ではある。


次のブロック決勝まで1時間は待ったであろうか。先に言い訳してしまうとカンカン照りのなかで3試合は、劣勢はなかったものの気疲れ(笑)、そして何より靴は履き替えていたものの足の爪が半分以上死んでちょっとひどい状況になっていた(シャワー浴びるまで(気が滅入るので)靴下は脱がなかったが、さすがに感覚でわかる)。

で、砂が多目のコートに出てきたのは僕の好きな(笑)じいさんプレイヤー。やり込んでいるあの手の連中によくあるパターンだが、フラットスライス系のストロークで、配球の精度はかなり高い。バックハンドとサービスは攻められないが攻めさせないためのコースととにかく跳ねない球質。ベースラインでは80%フォアに回り込み攻める。のだが、まさか70過ぎがフォアの逆クロスやサンプラスばりのランニングショットまで決めてくるとは思わなかった。こちらは常に膝下で打たされ続け、叩き込めるような場面をつくるコースの精度も(気力も)なく(相手は全日本常連らしく予測も動き出しもえらくいい)、つまるところ面倒くささに負けてどんどん集中力を失ってゆき頭も回らなくなっていた。中盤でブレイクされて結局3-6。得点パターンが全くないわけではなく、相手の体力も見えてきたので3セットマッチならまだ何とかなったかも知れないが、決勝まで来て「ご苦労さん」な結果になってしまった。


間抜けな僕自身の話はさておき、公営コートやテニスクラブにこういう(一般クラスで良い成績を残す)年寄りは時々見かける。何が違うのかな~と思って考えると、まず目立つのが「とにかくしょっちゅうプレイしている(練習量が異常に多い)」「おしなべて背が低い」。前者の利点は言うまでもないが、ことシングルスに関してはどうも背の低さは利点になり得るようだ。まず年取って筋力が落ちてもフットワークが衰えにくく、体勢が崩れにくい。さらに殆どの球を腰から上で叩ける。日本で主流を占めるオムニサーフェイスの特性を活かした連中のストロークやプレイスタイルはここから来るようだ。逆にダブルスで連中に優位に立たれることは滅多になく(小技も駆け引きもうまいけど、絶対的なパワーと瞬発力、そしてネットに出たときの守備範囲が違うからね、バックのハイボレーとか。)、年取ってから頭角を現しているという特徴もこれを裏付けていると言えるのではないだろうか。



さて、色々な意味で残念な自分に残された課題としては、

●オムニでも攻められないだけの球威と精度を丸一日維持できるサービスのフォームを身につけることと筋力・体力の強化。

サービスは武器にもしてきたのだが、ずっと定まった形がなく、長年悩みの種にもなっている。色んな打ち方を試してきたのだが、どれもそこそこ打てはするのだが、体調や体力次第で急激にパフォーマンスが悪くなったり、体調が悪くなくても段々タイミングがずれてきて元に戻らなくなる。

●フットワークをさぼらない。

リズムを刻んで細かいステップを維持する方が(ダッシュ&ストップ時の負荷が減るから?)足に負担もかからないようだ(爪も死ににくい)。いい打点に「入り続ける」必要もある。姿勢も低くして、どんな球ももっとライジング気味で打ち続けたい。

●ネット寄りのゆるいボールの処理。

ミスが多く、打てる範囲が狭い。配球も読まれやすい。姿勢の問題?トップスピンよりフラットやスライスを多目に使う方がいいかも知れない?サービスリターンの一部もここに入るかも知れない。特にバックハンド。

●大きく振られた時の切り返し。

とりあえず守備範囲は合格点と思う。が、ショットの品質が低すぎる。左右も駄目。前へはもっと駄目。


施策としてはまずサービスの練習とダブルスの練習試合増やすことかなあ…
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