過去のそふつ日記 その２

これも２０００年のです。
９月３日　その１

今日はフリマの日なので早起き。
しかし昨晩泊まったけんと氏は起きる気配なし。
作戦は実行に移された。
僕の部屋からZO-3（ギター）を取り出すと、けんと氏の泊まっている部屋へ。
そして僕の数少ないレパートリーの中からNIRVANAのSmells Like Teen Spirit（前奏のみ）、
EaglesのHotel California（同じく前奏のみ）の２曲を演奏。
たまに間違えながら、数回繰り返し。
「うーやめろー、何時だと思ってるんだー。近所迷惑やぞー。」
弱々しい抵抗の声。でもやめない。
けんと氏あきらめて起き出す。
そして朝食後フリマ、そして店に行く。

９月３日　その２

４時頃にけんと氏が帰り、しばらくしてchuumax君がご来店。
彼は洋服の卸業の会社に勤めるナイスガイ。
chuumax君と久しぶりに洋服や人生について語り合う。
若いっていいなー。うん。あ、あんまり若くないかも。
chuumax君が帰ったあと、店を閉めて友達と近所の西武通りのお祭りへ。
小中学生の渦の中、今年２６歳の男二人と友達の彼女２５歳はフランクフルト、焼きそば、あんずあめ、を食す。
誰か知ってる人に会えないかな？と思い、会場をぶらぶら。
しかしだーれもいない。まったくいない。
もう年頃の方々は「近所の祭りなんかださくていってらんねーよ、けっ。じゅりあな行こうぜ。」
ということなのだろうか？
それとも２６だというのに近所のお祭りに喜んでいくこの僕が間違っているのだろうか？
そんなことを考えながら結局誰にも会わずにそのまま帰宅後、就寝。

９月５日

東京は雨。
神戸で古着屋をやっているマイルド君と電話で話す。
マイルド君は大学の同級生で今年の３月にお店を構えた２５歳のナイスガイ。
この前のロスの買い付けを一緒にやった。
そして一緒に黒人のタクシー運転手に脅されたり、ローズボウルのフリマで土砂降りの雨をくらったりした。
ま、そんなこんなで今度のシアトルの買い付けも一緒。
彼のお店の住所載っけときますので近くに行った人は寄ってあげてください。
ZIG-ZAG

兵庫県神戸市中央区栄町通３－２－２
電話は未設

９月６日

今日は朝から新宿に行き、アメリカ買い付けのための準備をする。
そのあと昔僕が勤めていた服屋さんに寄る。
去年の１１月まで約２年ほど修行させてもらった思い出の場所だ。
みんなに挨拶をしてから服を見る。
懐かしさがこみ上げてくる。
変わってないなー，このパンツもこの靴も、ってこれ新しいモノほとんど入ってないよ。
大丈夫なの？と尋ねるとやはりもうすぐ閉めるそうだ。
これも時代の流れなんだろうけど寂しくなるなー。

９月８日

今日は高校時代の友達がお店に来た。
僕の前に勤めていた店にこの場所を聞いたそうだ。
ほんと近頃懐かしいことが多い。
これってやはり年を取った証拠なのか？

彼が帰ったあとマイルド君と電話で話す。
「おまえの泊まるとこは治安の悪いとこやで」といわれる。
・・・・・どうしよ。
体でも鍛えっか。あと三日しかないけど。