そふつのお客様がツイッターでないすなつぶやきをされておりまして、要約しますと「そふつのセレクトに何となく音を感じる」とのことです。
これ以前も書いたような気がするのですが、そふつは洋服を音楽でいうビル・ラズウェル的な視点でセレクトしております。
どーいうことなのか、と申しますと、やっぱりなんか前に書いた感じがするのでここはばっさりカットします。
で、そふつ企画はどうなのかと申しますと、ブランドと組んだ場合は音楽でいうミキシング(注 やったことはない)感覚なのです。
要するにある部分はツマミを上げて強調し、ある部分はツマミを下げて削る。
例えば、先日仕上がったccp x softsのghost pantsですと、
がりはこの形がとても気に入っていたので、その形が一番映えるようにするために残りの視覚的に目立つ要素を削ることにしたわけです。
なのでオリジナルではリフレクターも付いて目立っていたジッパーはステルスな物にチェンジし、フロントのボタンもちょっと目立つのでホックに交換。
裾部分のベルクロも自然な感じに変更しました。こうすることによりオリジナル以上に形のすばらしさが強調され、
しかもよりシンプルに仕上がったのでぼくがいじったという痕跡もでないのです。
ちなみにこれをダブのレベルまでいじくったのが片袖レザーのスタジャン・こぶらです。
こぶらは二重にいじっているのですが、
まず一面、レザーの左腕部分に注目してからメルトンの右腕を見た場合の印象です。
大きく欠落しているけどまあいいかなというやさしい感じ。
これはたとえるならば超有名なビートルズのあの曲のボーカルとドラムだけを残しギターとベースはカットしてみた、というかんじです。
するとあら不思議、何度も聴いた事のあるはずの曲なのに、とても引っかかり印象的になるのです。
ここまで削っても素敵な曲だと言う方もいれば、削られたそこが好きだったという方もいるでしょう。
どちらにしても削られた部分を頭のどこかに意識されているとおもいます。
もう一面、これはメルトンの右腕に注目してからのレザーの左腕を見た場合ですが、
余分に見えるんですが、もともとスタジャンはレザー袖だったのでまーいーのかなと思うのです。
例えるならばマイルスデイビスが演奏したマイケルジャクソンのヒューマンネイチャー。
歌の入る余地など無い見事な演奏。ところがここに女性ボーカルが入ってきていきなりの歌入りに。
もともと歌入りの曲だから余分感はあるがまーいーかとやさしい気持ちになるのです。
スタジャンという超名曲に対して今まで様々なアプローチがあったと思います。
そのままカバーする人もいれば、細身にする人もいる(これはサウンドをよくするかんじでしょうか)、
生地を乗せ換えたり(名曲のボサノバアレンジ的なかんじでしょうか)、
またある人はテーラードジャケットと合体させる人(MAD的なかんじですかね)もいる。
そんな中で僕のやった欠落した部分を頭の中で感じさせたり、余分なんだけどオリジナルを知っていると許せる感じ、
この二つを同時にやる感じはなかなか面白いアプローチではないかなとこじんてきに思っております。
まぁ今現在はこんな感じでそふつの服と音楽はつながっているかんじです。
あ、そうそう、2月にccp x softsのghost line、びっくりなことに第二弾がでます。
今度サンプルをお借りしてお披露目いたしますので気に入って頂けるとよいです。
おしまい。
これ以前も書いたような気がするのですが、そふつは洋服を音楽でいうビル・ラズウェル的な視点でセレクトしております。
どーいうことなのか、と申しますと、やっぱりなんか前に書いた感じがするのでここはばっさりカットします。
で、そふつ企画はどうなのかと申しますと、ブランドと組んだ場合は音楽でいうミキシング(注 やったことはない)感覚なのです。
要するにある部分はツマミを上げて強調し、ある部分はツマミを下げて削る。
例えば、先日仕上がったccp x softsのghost pantsですと、
がりはこの形がとても気に入っていたので、その形が一番映えるようにするために残りの視覚的に目立つ要素を削ることにしたわけです。
なのでオリジナルではリフレクターも付いて目立っていたジッパーはステルスな物にチェンジし、フロントのボタンもちょっと目立つのでホックに交換。
裾部分のベルクロも自然な感じに変更しました。こうすることによりオリジナル以上に形のすばらしさが強調され、
しかもよりシンプルに仕上がったのでぼくがいじったという痕跡もでないのです。
ちなみにこれをダブのレベルまでいじくったのが片袖レザーのスタジャン・こぶらです。
こぶらは二重にいじっているのですが、
まず一面、レザーの左腕部分に注目してからメルトンの右腕を見た場合の印象です。
大きく欠落しているけどまあいいかなというやさしい感じ。
これはたとえるならば超有名なビートルズのあの曲のボーカルとドラムだけを残しギターとベースはカットしてみた、というかんじです。
するとあら不思議、何度も聴いた事のあるはずの曲なのに、とても引っかかり印象的になるのです。
ここまで削っても素敵な曲だと言う方もいれば、削られたそこが好きだったという方もいるでしょう。
どちらにしても削られた部分を頭のどこかに意識されているとおもいます。
もう一面、これはメルトンの右腕に注目してからのレザーの左腕を見た場合ですが、
余分に見えるんですが、もともとスタジャンはレザー袖だったのでまーいーのかなと思うのです。
例えるならばマイルスデイビスが演奏したマイケルジャクソンのヒューマンネイチャー。
歌の入る余地など無い見事な演奏。ところがここに女性ボーカルが入ってきていきなりの歌入りに。
もともと歌入りの曲だから余分感はあるがまーいーかとやさしい気持ちになるのです。
スタジャンという超名曲に対して今まで様々なアプローチがあったと思います。
そのままカバーする人もいれば、細身にする人もいる(これはサウンドをよくするかんじでしょうか)、
生地を乗せ換えたり(名曲のボサノバアレンジ的なかんじでしょうか)、
またある人はテーラードジャケットと合体させる人(MAD的なかんじですかね)もいる。
そんな中で僕のやった欠落した部分を頭の中で感じさせたり、余分なんだけどオリジナルを知っていると許せる感じ、
この二つを同時にやる感じはなかなか面白いアプローチではないかなとこじんてきに思っております。
まぁ今現在はこんな感じでそふつの服と音楽はつながっているかんじです。
あ、そうそう、2月にccp x softsのghost line、びっくりなことに第二弾がでます。
今度サンプルをお借りしてお披露目いたしますので気に入って頂けるとよいです。
おしまい。