兼業についての思い出なのじゃ。その１。

兼業その１

昔々、がりがまだ小学生だった頃の話じゃ。
がりの家の近くにちいさなちいさなペットショップが、あった。
がりはよくそこでひよこを買ったりして家で飼えないくらい大きく育てたり、
クワガタムシを買っていじりすぎて２日ぐらいで死なせたりしていたのじゃ。
そのペットショップがある時、隣の空きスペースで別のお店をはじめたのじゃ。
そのお店は、焼き鳥屋じゃった。
ペットショップの兼業に焼き鳥屋、
いま思えばかなり疑わしいというか危険な香りがぷんぷんするのじゃが、
そのころのがりや友達はそんな事はみじんも考えずに
無邪気にもタンだのハツだのを買い食いしておった。
いま思い出したが小学生の時はもちろん、中学生になっても高校生になっても食っておったよ。
若いというのは、何事にも真っすぐですばらしい事じゃな・・・。

しかしあれからずいぶん年を取ったわけじゃが、ふっとした時に少年時代の事を思い出すと、
あの頃に噛み締めたあの肉は本当にタンやハツだったのか、
じつはとなりのペットショップから何か他のどうb、
・・・いや、色々考えようとすると歳のせいか頭が痛くなってな・・・、
次の話にいこうかの・・・。

つづくのじゃ・・・、飽きなければ・・・。