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ぽこぽこ暮らして、やさしいご飯

体も心も軽くなるナチュラルでやさしいごはんと、ひとりごとブログです。

今年一番の梅仕事

2010-06-05 | 保存食
先日も書いたけれど、とうとうワクワクドキドキの梅仕事の始まりです。
まず第一弾として、選ばれたのは(そんなに大したものかい?)、
梅肉エキス!

梅肉エキスを作るのは3回目?
好奇心から作ってみたら、そのあまりのもすごい効果に
とうとう毎年作ることに(^^ゞ

去年のは、旦那さんが大腸がんを患っている従姉のところへ
嫁に出しちゃったし・・・
今年ももしかしてどこかに嫁入りするのかもしれないけれど、
ま、それもいいしね・・・・・・

ということでこんな感じで作りました。


梅肉エキス

まずは青梅を2キロ用意しました。


洗って、よ~く水気を切ってね。

これをおろし金でひたすらすりおろします。


梅の酸はキョーレツなので、必ずセラミックのおろし金を使ってね。
ここが一回目の勝負どころです。
案外、いや、結構疲れます。2キロの梅をスリスリするのは・・・・(笑)
腕もだけど、指先がなぜかシワシワになるのよ~~。
長い時間、お風呂に入ったみたいに(笑)

全部すりおろしたら、絞ります。

さらしで絞り袋を作っておくと便利ですよ。
このあと煮詰めるので、鍋に直接絞り汁を入れておくといいですね。
もちろん、酸に強い鍋にしてね。。。。。

弱火で木じゃくしで筋が引けるようになるぐらいまで煮詰めます。
何時間もかかるよ=。

そして出来上がりをビンに移したら、こんな感じ!

100ccもないです。はい(^_^;)

そのうえ、今回、明らかに煮詰めすぎた======っ!
エキスがネバネバになりかけてる~~~。いやややん!

といっても薄めるわけにもいかんので、
今年の梅肉エキスは「ネバネバさん」て呼ぶことにします(笑)

はっきり言ってちょっと疲れましたぁ。
でも、年に一度のことだからね。大切に使うことにしますね、ネバネバさん!

2ヵ月後の麦ちゃんと米ちゃん

2010-03-17 | 保存食
今からちょうど2ヶ月前の1月16日。

冬の土用に入る前にと、せっせと仕込んだ我が家の今年のお味噌。

ネットで見ていたら、袋でも仕込めると知って思わずニンマリ。
これ、面白そう!
それも「いつも見えるところにおいて、声をかけてあげたください」
と書いてある。


こういうの大好き!
だって、生きてるんだよ。声もかけたくなるってもんじゃないか!

冷暗所でひっそりと、その時を待って仕事をし続ける「職人肌のお味噌」も
ステキだけれど、こんな風に声をかけてもらいたがる
「寂しがり屋のお味噌さん」もそれはまたそれでいいじゃない?

ちょっと楽しくなって、今年は「寂しがり屋さん」に決定!


そのうえ、今年は麦味噌と、米味噌を仕込んだものだから
名前もすぐに決定!

そう「麦ちゃん」と「米ちゃん」

ま、そのまんまやけどね。。。。。(笑)


この2ヶ月、時々声をかけて、その都度発酵に伴って膨らむ袋から
空気を抜いてやるという作業をしてきました。


そして、写真が仕込んで2ヵ月後の「麦ちゃん」と「米ちゃん」

奥が「麦ちゃん」で手前が「米ちゃん」です。
これね、写真では分かりにくいんだけど、陰陽の差がはっきりと出ています。

麦みその方が発酵が遅いので、全体に色が薄くて、米味噌の方が発酵が
早いので麦に比べれば濃い目の色になっています。

ん、写真では同じに見える? それとも麦ちゃんの方が濃い?
でもね、肉眼では全くもって麦ちゃんの方が色白なのよ====(^^ゞ

そのうえ、米ちゃんの方が柔らかくエキスも沢山出ています。
麦ちゃんは、まだ固めで、少し食べてみてもまだ、「お豆さん」っていう
感じが残っています。




ところで、写真を見て、気がつきますよね?


「おいおい、麦ちゃんに、なんか白いもんついてるで!」って。


ね===! なんかついてるよね。
一瞬、カビみたいに思えるけどこれが旨み成分なんだそうですよ。
これが沢山ついてくると美味しい味噌が出来ているよという証でも
あるんだそうです。


カビみたいで、紛らわしいよね(笑)
黒や、灰色、青、赤などのカビは取り除かなければならないけど・・・


発酵が遅い麦ちゃんに白い旨みがいっぱいなのに、お味噌になりかけの
米ちゃんには

「ない====っ!」のは、何故に???ん?


よくわからんけど、私にとってあまりにも可愛い子たちであることは
お分かりいただけたでょうか?