猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

買い物の道すがらタニウツギとマユミの狂い咲きに出会った話をしたら、COCOが<ヒゲも狂い咲きだと言われてる…>だって

2023-10-20 07:03:26 | なっからさくい生活

昨日は休養日、でも朝食後には一仕事、前夜に茹でておいた豚バラ肉の凝固した脂を取り除いて味付けして角煮に仕上げながら、ブロッコリーを茹でたり、里芋を煮たり、せっせせっせでした。COCOはといえば、私の代わりに私のベットで完全休養してました。

 COCOと一緒に寝ているのも人間としてのプライドが許さないので、買い物に出ました。まずは西片貝のワークマン、私のインナーを買い込みました。途中の道沿いの庭のミカンが色づいていました。前橋でもおいしいミカンができるようになりました。

 
ワークマンから広瀬川の遊歩道へ来たら、川岸に植えられたあせびにたくさんのつぼみが付いていました。咲くのは来年の2月、夏から準備を始めているあせびなんです。今にも咲きそうに見えますけれど、正月過ぎねば、なのです。

 
こいつは狂い咲きだいね、タニウツギですね、初夏の花のくせに今ごろまた咲いちまって、「卯月」と四番目の月の名にまで使ってもらっているくせにね。ヘクソカズラは順調、花を終えてたくさんの実をつけています。秋が深まると橙色のつやつやの実になります。

 

     
街へ出るのに三河町の馬場川沿いの道を抜けました。あれ橋の上に人がいます、珍しいです。あれ、川の水が流れていません、泥だらけの川底が見えています。いつもと違う馬場川の風景です。

 
道沿いの植え込みではマユミの実が赤く色づいています。もうじき実の赤い皮が裂けて開いて、中からダークな紅色をした皮を冠った種が顔を出します。岸のフェンスには真っ白なセンニンソウの花です。

 
センダンの木には緑色の実がいっぱいでしたが、中心商店街は人もまばらです。スズランデパートに寄って、義父さん用の温かなパジャマを買いました。あちこち聞いてもSサイズがなくて、スズランにはあるってんでユキ子さんに頼まれたんです。ついでに、私用に洋梨入りのチョコレートを買いました。

 

 
それから、南側の平野屋米穀店で十六穀米ともち米を少々です。「栗おこわですか?」、さすが米屋のおかみさん、あっさり使い道を当てられちゃいました。で、午後1時を過ぎていたので、青井食堂に行ってタンメンを作ってもらいました。温かくておいしいです。

 

 
帰りに東和銀行本店の北側へ行ってみました。ここは樹種が結構面白いのです。手前ではキンモクセイが満開、その向こうではカツラの木が少し色づき始めて、その先のケヤキはもうだいぶ葉を落としちまっていました。通り過ぎて振り向くと、銀行の敷地の中にプラタナスが暮らしています。

 
通称「縁切り坂」の向こうはハナミズキ、女性が立ち話しているとこの木はクヌギです。近くの植え込みの中にはクヌギの細長いドングリが落ちていました。赤いのが一個見えますが、ハナミズキの実です。

 

 
八展通を渡って「ひろ子」で一休み、お茶をごちそうになりました。居合わせた銭湯(成田湯)帰りのお茶友だちと無駄話して、三河町を抜けてきたら、屋根まで届いているつる草に出会いました。たくさんの花房が垂れ下がっています。

     
これは、前にようこさんに教えてもらった、アカザカズラという中国原産のつる草です。葉っぱは「オカワカメ」という名前の野菜として流通しています。花は小さな花なのですが、独特の芳香があります。嫌な臭いではありません、良い香りです。

 
そいで、家の近くまで戻ってきてたまげちまいました。マユミの木に花が咲いているのです。初夏に咲いた花はもう赤く色づいた実になっています。5月に咲くはずの花が狂い咲きしちまっているのです。今年の気候はとにかくおかしかったですから、マユミもなんか間違えちまっているんです。この花は実を結ぶのかな…

 

 
家に戻ってCOCOにタニウツギとマユミが狂い咲きしていた話をして聞かせたんです。そしたら、<ヒゲ、お前だって狂い咲きだって言われてんだぜ、気を付けな!>って言われちまいました。ずいぶん前のことです、繭の会の方から頂戴した団扇、今も台所に大切に飾ってあります。

 ついでに、「ひろ子」マラソン部の皆様への差し入れを引き受けました。去年の11月3日のぐんまマラソンの時は「COCOちゃんのまいたけ飯」でしたが、今年は何にするか、これから考えます。

 

 
夕食は豚の角煮、昆布、里芋、さやいんげんを一緒に煮ました。それと、胡麻豆腐、ブロッコリーと鶏卵のサラダえです。

 
いくらの醤油漬けに大根おろし、柿の実と菊花の酢の物、汁はアオサとシイタケです。角煮は柔らかに炊けました。昆布を一緒に煮るとおいしくなります、昆布もおいしいです。

 ユキ子さんの両親へのお届けです。里芋を入れ忘れているのですが、撮影後に気づいてちゃんと入れてとどけました。季節の味を忘れちゃいけないです。

金曜日は定例の買い出しとNiiSでのトレーニングです。ちゃんとやります。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
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第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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