猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

猛暑から秋冷へ急転換で私は慌てて衣替え、わが家で暮らしている風神の子と雷神の子は一年中おんなじ衣装…

2023-10-05 07:49:34 | なっからさくい生活

わが家にいる風神の子と雷神の子です。野村たかあきさんの大きな版画、縦90cm、幅130cmある大作です。タイトルは『風神の子雷神の子』です。この版画は大きいだけでなく、野村さんの版画の処女作といえる作品です。私がたかあきさんと知り合ったのは1982年、鬼の彫刻を彫っている面白い作家がいるよって、群馬テレビ制作部の高橋ディレクターに紹介されたんです。

 たかあきさんの鬼の彫刻、でくの坊で撮ったものです。そして、その「でくの坊」を開けたのが1983年、絵本作家としてデビューしたのも同じ年、「ばあちゃんのえんがわ」で第5回講談社絵本新人賞を受賞して、結構華々しいデビューだったんです。以来ずっと仲良しして、40年を越えました。

 でくの坊を開いて間もなく、三越千葉店だったと思うのですが、彫刻の個展が開かれることになりました。その時に、壁面が寂しいねって画商さんから注文が出たらしく、急遽制作したのが、今わが家にある『風神の子雷神の子』です。

    
パネルに水張りでむき出しの状態で、でくの坊の物置に仕舞われていたのを、最初はお借りして某所に飾っていたんです。それを、今の家を新築するに際して、居間にちゃんと飾れる壁面を設計、本町にあった額装専門店で補修と額装、あらためてたかあきさんから頂戴して、それからはずっとこの場所に飾られています。

    
ほっぺを膨らませた風神の子は風袋の口をしっかり押さえて風を吹き出すチャンスをうかがって、こらえているみたいです。

    
雷神の子は「早くやれよ!」って、笑っています。風神の子が風袋の口を開いて送り出した風が起こすであろう出来事を楽しみにして期待しているみたいです。仲の良い二人、いいよなぁ~
毎日、風神の子と雷神の子と一緒に暮らしているんです。きっと、いつか、風神の子が風袋の口を開けてくれるのを、私も楽しみに生きているんです。

 

 
昨日は目を覚ますと外は小雨が降っていました。屋根瓦も軒も道も濡れて雨に鈍く光っていました。窓から見える広瀬川の遊歩道、いつもだと早朝散歩の人の姿が見えるのですけど、通る人の姿はありませんでした。肌寒い朝でした。6時の気温は15.6℃、たまげちまいました。

 
朝食後の一仕事は着衣の入れ回作業になりました。長く暑い夏の間世話になった服を片付けて、秋から初冬にかけて着るものと入れ替えました。まだ真冬の防寒着は出しませんでしたけど、薄手のセーターや温かいシャツやボトムスはすぐに使えるようにしました。

 それからカオルさんにもらった花嫁小豆ががまだ残っていたのでぜんざいを作りました。豆を煮ながら、椎茸の含め煮とサツマイモのレモン煮も作りました。それから、秋物のコットンパンツに長袖シャツの上に薄手のカーディガンという装いで街へ出かけたんです。

 

    
中央前橋駅脇の広瀬川です。このあたりにも梅花藻が生息しているはずなのですが、雨で水が濁って藻の姿を見ることはできませんでした。また寄ってみます。青井食堂で熱々のタンメンを食べてからスズランの地下で買い物しました。

 
昨日は水曜日で商店は店休日、中央通り商店街もあらかたの店が休んでいます。提灯が灯っているのは、7日(土)と8日(日)に前橋まつりが開かれるからです。前橋の新型コロナの感染拡大は山を越したみたいですが、インフルエンザの感染者が増えてきているみたいです。私は、引き続き人混みを避けさせてもらいます。スズランを出ると、また小雨が降り出しちゃいました。紺屋町通も人通りが絶えていました。

    
わが家の近くまで戻ってきたら、エリザベスカラーを着けた猫がおしっこをしていました。小雨が降る中で見た風景です。

      秋寒に猫もたまらず立ちしょんべん

誰かさんに叱られそうな句が浮かびました。

    
わが家のCOCOは、椅子の上で魚のぬいぐるみを枕に寝ています。エリザベスカラーを着けるとどうなるのかな…

 

    
お義父さんが朝日町一丁目自治会から敬老祝いにいただいたJAファーマーズ朝日町店の商品券で、ちょいと上等な和牛の肉を買い込んで、すき焼きセットにして届けました。喜んでいただけたみたいです。

 
わが家もご相伴ですき焼きとなりましたが、私が脂の多い霜降り肉が苦手なので赤味の牛肉です。この方が好みなんです。箸休めは、柿の実を使ったサラダとしば漬けです。

 締めはいただきものの館林うどんです。父が大泉で仕事をしていたころよく食べたうどん、懐かしかったです。

ようやく普通の秋になったみたいです。猛暑から一気に秋冷へ、私は変化への対応力が低下しているので十分気を付けねば、なのです。皆さまもご自愛ください。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
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