弘前公園に散策に行った時、各堀には水鳥たちがいました。
一番多い群れはカルガモです。留鳥なので堀の主みたいなものです。
いつもは西堀(ボートが乗れます)にたくさんのカルガモがいますが、
この日は、あちこちの堀にグループごとに行動していました。
この子はオシドリですが、エクリプスかもしれません。
(エクリプスというのは、カモ類の雄にのみ見られる現象で、
繁殖期が終わると、雌のような羽に変わることです。)
手前は先ほどのオシドリ、向こうはカイツブリです。
蓮池にこんな楽しいハンモックのような形の枝があります。
そこに並ぶオシドリたち。さきほどのオシドリとは別の群れです。
雄の美しい姿は変化し、雌か雄かわかりませんね。
カイツブリの幼鳥。
この変わった藻が水面に浮かんで、一面覆われていますが、
春にはこんなに多くはなかったです。
海ぶどうのような、松の枝のような形です。
ここにもカイツブリの幼鳥が1羽いましたが、
周囲にはカルガモの群れがいて、その間を悠々と、
それも猛スピードで進んで行きました。
カルガモたちはどうするかと見ていましたら、
この子に道を譲って、争うこともありませんでした。
この子は終始かわいい鳴き声を出しながら
スイスイ進んでいました。
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別の小さな池にいたのは、
かなり暗く写りましたが、バンの親鳥です。
近くには数羽の幼鳥が、自由に遊ぶ姿がありました。
親が周囲にいるということは、まだ完全な独立ではなさそうです。
親のようにくちばしは赤くないですが、
先端の黄色はもうわかりますね。
イネ科の植物の花を食べています。
さすがにバンです。幼鳥でも足はしっかりしてます。
幼鳥は5羽ほどいたと思います。
親は茂みに隠れていて、子供たちの方が目立ちました。
きっと公園に来る人たちに恐れは感じず、
安心して遊ばせているんですね。
ササゴイは見つかりませんでしたが、
幼鳥たちに会えたので、うれしい日になりました。
10月末くらいから、白鳥やカワアイサ、コガモ、
マガモやダイサギ、ヒドリガモなどが来てくれます。
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昨日からまた真夏日です。数日間は続きます。
日本海側はフェーン現象が起こるので、
先週のような猛暑日になるかどうか。
9号と同じ経路、さらに強い台風なので、
各地の被害がなく、無事に早く去ってくれるようにと祈っています。
弘前公園には若鳥も含めて、数多くの野鳥がいますね。
ここは水草や樹木も多く、子育てには良い環境が整っているようです。
早くもオシドリまでいるのですね。ひょっとして、この夏をここで過ごしたのでしょうか。
ハンモックのような枝に乗っかったカルガモ。最高ですね。ブランコ遊びもできそうです。(笑)
いつもコメントをありがとうございます。
弘前公園は弘前城があり、かなり広い敷地で、自然が豊かであり、堀や池がたくさんあるので、水鳥たちが繁殖しています。
オシドリは留鳥で、夏も冬も見られますよ。県内どこの沼や池でも見られます。昨年は、私の近場でも子育ての観察ができました。オシドリの羽の変化がよくわかります。
ハンモックのような枝、面白いですよね。確かにブランコができそうですね。笑
カイツブリ、バンの繁殖と雛はこちらでも見られますが、オシドリは見られません。
秋になるとこちらにオシドリが移動してきます。
都会の新宿御苑にもたくさん飛来します。
毎年、楽しみにしているのですよ。
今年は行けるかどうかわからないですが・・・
昨日のコメント、お手数かけました。
いつもコメントをありがとうございます。
オシドリは、こちらでは留鳥扱いです。繁殖もしているので、今年も別の場所で雛たちを見ることができました。昨年の今頃は、雛たちが母鳥から独立するまでを観察できて、とてもいい勉強になりましたよ。今、オシドリたちはエクリプスで、みんなメスのように見えてしまいます。あんなに美しかった羽が嘘のように生え代わってしまって、地味になりましたよ。