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ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

本「なつかしの弘前」

2020-01-02 06:53:45 | 本・読書

新しい年になりましたが、晴れの日がなくて、

鳥撮りに行きたい気持ちを抑えて、

家の中で読書をしています。

 

 

12/30に妹と母が我が家に訪れた時、

妹が私に1冊の本を「読んでみて!」と言って、

置いていってくれましたが、やけに古ぼけた本です。

それもそのはず、この本は弘前の有名な古本屋から

入手した古本らしいのです。

初版が昭和50年ですから、45年前に出版されました。

私がまだ10代の頃に書かれた本ですが、

なんと著者のお一人は、学生時代の恩師でした!

 

妹曰く「この本を読むと、昔懐かしい気持ちになるし、

馴染みのある地名が出て来て、面白いから。」と。

 

でも、この本は、明治~大正、昭和初期までの

「弘前市」の歴史・文化などを、庶民の側から語っている本なので、

私もまだ生まれる前の歴史・文化です。

370ページあり、文字も小さめ、分厚い本ですが、

時代は違っても、引き込まれていきます。

 

一番感じた事は、経済や文化のスピードの速さの違いです。

明治から大正、昭和初期までの期間は不便が多かったけれど、

時間の流れがゆっくり、ゆっくり。人々もおおらか。

子供達も縦割り社会の中でのんびり遊んでいました。

昭和中期から令和までの期間は、

いかにいろんな物事の変化のスピードが速かったかという事でした。

 

この本を読むと、地名などの懐かしさと共に、

何とも言えない胸苦しさが心の奥に感じられて、

これは一体何なのか、自分の心に問うています。

 

***

 

鳥撮りに出かけられない日々ですが、

なんと昨日、庭の木にシジュウカラが1羽来ました。

(冬期に数回来る事があります。)

二階の窓ガラス越しに撮りました。

(特殊な二重構造ガラスでくもります。)

こちらを向かないまま飛び去りました。

外に出て撮りたかったです。

 

近くの大きな川で、暮れに撮ったコガモです。

時に川の流れに流されていました。

 

時流に乗るか、それとも抗って生きるか。

二者択一ではなく、柔軟に生きられたらいいかな。

 

 

ここあでした。

コメント (2)
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