Get Set, Go Blog

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千羽鶴は必要か?

2010-01-28 09:00:23 | News
ハイチの被災者に千羽鶴を送ろうとしている方々がいるらしい。
それに対して、「やめとけ!」と言っている方々もいるとのこと。

被災者を「励ましてあげたい」という気持ちを持つことは、大変
素晴らしいことだと思う。その気持ちを否定するつもりはない。

けれど、今のハイチは、明日どころか今日食べるものの確保さえ
難しいことになっていて、配給物を奪い合うような状況であり、
さらに人身売買目的で、親とはぐれてしまった子供が奪われる
ようなことまで起きている状況だ。

そんな状況下にいる被災者が千羽鶴を必要としているとは
到底思えない。

この話で、新潟中越沖地震のときのことを思い出した。
当時、被災者のためにと若者が続々と「ボランティア」と称して
山古志入りしていた。そんな時、知り合いの山古志出身の女性
からのメールには、

・山古志のことを心配して下さっていることには本当に感謝している
・でも、今現地で必要とされているのはボランティアとして新潟に
 来ていただくことではない
・今現地で足りていないのは、下着や生理用ナプキンなどの生活雑貨
 及び○○や△△など…(と、現地で必要とされているものが列挙)

のようなことが、もっと柔らかく丁寧な言葉で綴られていた。

相手が今、本当に必要としているものは何なのか…?

ここに思いを馳せることができず、ただ送りたいものを送る、
というのは、「親切の押し売り」「自己満足」でしかない。

今、ハイチの人々が必要としているのは、千羽鶴ではないはずだ。

ヘッドワークとフットワーク

2010-01-24 11:34:39 | Coaching
先週行った2つの全く別のセミナーで、
奇しくも同じことを感じたことがあった。

1つは、「購買の原則」をテーマにしたもの。

人は、「必要なもの、欲しいもの、好きなもの」を買う
「必要でなく、欲しくもなく、好きでもないもの」は買わない。

雨が降ってきた。傘がない。⇒必要だから500円のビニ傘を買う。
雨は降ってない。でもこの傘が欲しい⇒好きだから、高くても買う。

人に何かを売ろうを思ったら、その人が「必要としている」
最低ラインのところより、「欲しい・好き」のところを察知して
お伝えする方が、より高い収益を生む可能性がありますよ、
ということだ。

もう1つは「キャリアビジョンを描く」をテーマにしたもの。
目的を達成するには、「目的x目標x計画x実行=結果」
なので、どんなに素晴らしい目標や計画を掲げても、例えば
実行が「0」だったら、結果は「0」ですよ、ということ。

自社製品を売り込みたくて、お客さんのところに足繁く通う。
でもただ「通う」だけで、何も考えていない。

自社製品を売り込みたくて、どうやって売り込んだらいいか
とにかくいつも考えている。でも「考えている」だけで行動には
移していない。

ある目的を持ち、それを達成するためにの方法論を考え、
計画を立てた。計画は完璧だ。でも実行段階で躓いた。
結果は満足するものになっていない。

…これって、結局ヘッドワークとフットワークのバランスだと
思う。

頭で考えているだけでもダメだし、ただ闇雲に行動するだけ
でもダメ。
このバランスが取れてはじめて、結果を伴うものになっていく。

コーチングをしていると、「できない理由」ばっかり述べる
クライアントさんに当たることがある。
そして、「このクライアントさんをなんとかしてあげなければ!」
と思ってしまうことがある。
でもそうじゃなくて、頭で考えていることと行動することの
バランスの歪みを「ちょいちょい」といじってあげればいいんだな、
と、先週の2つのセミナーで改めて思い至った次第。

すでにインプットされていることだけれど、別ルートで改めて
インプットされると理解が深まる、っていうのを実感したお話でした。



Bon Jovi

2010-01-21 08:13:23 | Music
Bon Joviというアメリカのロックバンドがいる。
20年以上、第一線で活躍するバンドだ。
日本にもファンは大勢いて、私も中学生のときに先輩がコピーバンドで
演奏していたShe don't know me で彼らを知り、以来のファンだ。
(84年の日本でのライブ↑。正直、モロモロひどいわ

で、そのBon Joviが、現地時間1月31日のグラミー賞でパフォーマンスする
楽曲をファン投票で決める
、という発表が先ごろあった。

おお、なんでも好きな曲に投票していいのか!
思ってイソイソと上記リンク先を見に行ったら、さすがに投票できる楽曲は
6曲に絞られていた。そりゃそーだ、20数年分の曲を全部OKということに
したら大変な数になってしまうもんね。

今候補に挙がっている6曲が、1月25日の段階で上位3曲に絞られ、結果は
当日のパフォーマンスを見てのお楽しみ、ということらしい。
日本では2月1日朝9:30からWowowで放送予定
(再放送は午後9:00から)

私が大好きなこの曲が、候補に入っていなかったのがとても残念…。

Bon Jovi - In These Arms



パソコンが壊れた

2010-01-18 07:00:00 | Thoughts
パソコンが壊れた。

昨年11月頃から、やたらとブルースクリーンが現れていて、
嫌だなあ、と思いながらも騙しだまし使っていた。
12月は全くブルースクリーン現れず、サクサク作業できていたので
まだ大丈夫なのね、と思い、放置。

先週木曜、3月頭に行う研修の見積書を作成し、メールで担当者に
送信したのが深夜2時ごろ。
直後、久々にブルースクリーンが…。でもいつもの調子で「まだ大丈夫」
と、とりあえず再起動して普通に終了させてから就寝。

で、金曜朝6時半ごろに立ち上げようと電源入れたら、変な音がする。

「ピーピー、ピーピー、ピーピー…」短いのが2つ続くピープ音。
モニターは暗いまま。

夫に「なんかへんな音がしてる!」って伝えたら
「DellのPCはビープ音の種類でどこが悪いか知らせるんだよね…」と。
マニュアル探して、ひっくり返して、短いの2つということはメモリーが
ダメみたい、ということが判明し…。

いやー、気分がズーンと沈みました。

たかだか20年前、まだ1人1台PCがあてがわれるなんて時代じゃない
時だって仕事は問題なくできていたのに、今パソコンが壊れた、って
ことになったときのこの落ち込みようったら…。
どんだけ依存してるんだ、自分。

自分に限らず、今やビジネスのほとんど全てが、パソコン使って
行われているわけで、多分多くの人が、「パソコン壊れた」ってなったら
かなりの高確率でズドーンと落ち込むのだろう。

あのイヤーな気分、他のことをしていても落ち着かない感じは、
他のことでは味わえない「嫌さ加減」だと思う。

結局夫が箱開けて、メモリー新しいの入れてくれて、ついでに
グラフィックボードも入れてくれて、事なきを得たけど…。
(夫よありがとう。あなたがITの人でヨカッタ!)

教訓:バックアップはちゃんと取っておきましょう。

itune storeで…

2010-01-14 10:41:04 | Coaching
Technology that brings up subordinate without teaching 教えずに部下を育てる技術

昨年6月に出版した『教えずに部下を育てる技術』が
itune storeで電子書籍として販売されている。

昨年10月から開始されていたらしいのだけれど、
出版社の担当者に色々あって、全く連絡をもらって
いなかった。
暮れになって、とある忘年会の席で、
「そういえば、あの本itune storeでも売ってるんだね」
と言われて発覚。

とりあえず、リンクを貼ってみる。