コーチをしていて、楽しい瞬間って多々ある。
クライアントさんからいただく「いい報告」もその1つ。
というか、これは最大の喜びだと思う。
コーチングをしていれば、そういう報告を受けることは
ちょいちょいあるが、扱うテーマが長丁場モノで、長い期間
セッションを重ねた上に…だったりすると、喜びもひとしおだ。
9月に、ある人の「夢の実現」の瞬間に立ち会う機会があった。
その人は2年前のコーチングが「役に立った!」と言って下さった。
そしてこの前の日曜日。
3月からコーチングをしていたクライアントのSさんは、ある試験の
合格を目指していた。
その試験がこの前の日曜にあったのだが、終了直後の自己採点で
「イケたっ!」という報告がきた。
いやー嬉しかったー!
夏ごろには、ちょっとダレていて、思うように勉強が進んでいない
ときもあった。
本人も自覚していたようで、「夏ごろ、脱線しそうになったときに
コーチが引き戻してくれたおかげです」とあった。
「ひとりだったら、途中で止めていたかもしれない」とも。
コーチングって、マラソンの伴走に似ていると思う。
ダレそうなときにペースをちょっと上げたり、飛ばしすぎを押さえたり。
記録されるのも記憶されるのも選手本人。
でもそんな選手の影には、伴走者(一緒に並んで走る人だけでなく
周囲で支える人も含め)がいるのだ。
そんな風にして、ここ半年ちょっと一緒にやってきて、
Sさん本人の頑張りがあって、目標としていたところに到達した。
Sさん、試験に合格、という望む状況は手に入れたね。
次は、それをどういう形にするかだね。
いい報告をありがとう。
あなたのコーチとして本当に喜ばしく思います。