2009-08-22 狭山丘陵(その1)
AkakokkoさんとShinさんにも同行していただき、狭山丘陵に行ってきました。
以前から計画していたホソオチョウの観察が目的です。
教えていただいていた場所に到着すると、いきなり♀が目に入りました。証拠写真を撮った直後、また飛び立ったので、3人であとを追うと、ホソオチョウだったはずの個体がシオカラトンボに変わりました。見失ったようです。と思ったら、シオカラトンボがホソオチョウを咥えていました(^^;)
その後、次々とホソオチョウが現れましたが、どれも色の黒っぽい♀です。そんな時、現地でお会いした方が♂を見つけてくれました。みんなそちらへと移動しました。ひらひらとゆっくり飛んで、停まりそうで停まらない。停まれ!と思っていたら、またもやホソオチョウがシオカラトンボに変身しました。(折角見つけた♂の個体はシオカラトンボにつかまってしまいましたTT)
放蝶行為は自然界のバランスを崩すことになりますから、やってはいけないと思います(それを見て喜んでいる我々にも罪はあるかもしれません…)。人為的に外来種が持ち込まれ、局所的にその勢力を拡大する。それを在来種であるシオカラトンボが食べる。こんな食物連鎖によって、人為的に崩されたバランスを少しずつ適切な均衡状態へと変化して欲しいと思いました。ちょっと複雑な思いです…。ジャコウアゲハへの影響も懸念されるところですが、ジャコウアゲハも多数飛んでいましたので、まだ心配はなさそうです。ただし、ウマノスズクサには、多数のホソオチョウの幼虫・蛹(20頭くらい)、同時にジャコウアゲハの幼虫・蛹(数頭)も観察できましたので食草を取り合っているのは事実です。
有害外来種といわれているものの、ゆったりと緩やかに飛ぶその姿は妖精のように見えました。
(a)ホソオチョウ♀(2009-08-22 狭山丘陵)
飛び方は弱々しくゆったり。大きさはモンシロチョウくらい。
(b)ホソオチョウ♀(2009-08-22 狭山丘陵)
細長い尾が風で動きました。
(c)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
オスは、全体的に白っぽい。
(d)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
(e)ホソオチョウ(2009-08-22 狭山丘陵)
ウマノスズクサを食べる幼虫。
(f)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
シオカラトンボが捕食。頭から食べているようです。そういえば、1ヶ月ほど前にも、ムラサキシジミがトンボに捕食されていました。
★結局、ホソオチョウ、ジャコウアゲハとも、10頭以上の個体が確認できました。
★実はこの場所は、舞岡(ゼフの観察が目的)で6月にお会いした三鷹在住の方に、教えていただきました。改めて感謝いたします。ホソオチョウは極限られた場所にしか居ないため、ポイントを知らないと観察不可能でした。
AkakokkoさんとShinさんにも同行していただき、狭山丘陵に行ってきました。
以前から計画していたホソオチョウの観察が目的です。
教えていただいていた場所に到着すると、いきなり♀が目に入りました。証拠写真を撮った直後、また飛び立ったので、3人であとを追うと、ホソオチョウだったはずの個体がシオカラトンボに変わりました。見失ったようです。と思ったら、シオカラトンボがホソオチョウを咥えていました(^^;)
その後、次々とホソオチョウが現れましたが、どれも色の黒っぽい♀です。そんな時、現地でお会いした方が♂を見つけてくれました。みんなそちらへと移動しました。ひらひらとゆっくり飛んで、停まりそうで停まらない。停まれ!と思っていたら、またもやホソオチョウがシオカラトンボに変身しました。(折角見つけた♂の個体はシオカラトンボにつかまってしまいましたTT)
放蝶行為は自然界のバランスを崩すことになりますから、やってはいけないと思います(それを見て喜んでいる我々にも罪はあるかもしれません…)。人為的に外来種が持ち込まれ、局所的にその勢力を拡大する。それを在来種であるシオカラトンボが食べる。こんな食物連鎖によって、人為的に崩されたバランスを少しずつ適切な均衡状態へと変化して欲しいと思いました。ちょっと複雑な思いです…。ジャコウアゲハへの影響も懸念されるところですが、ジャコウアゲハも多数飛んでいましたので、まだ心配はなさそうです。ただし、ウマノスズクサには、多数のホソオチョウの幼虫・蛹(20頭くらい)、同時にジャコウアゲハの幼虫・蛹(数頭)も観察できましたので食草を取り合っているのは事実です。
有害外来種といわれているものの、ゆったりと緩やかに飛ぶその姿は妖精のように見えました。
(a)ホソオチョウ♀(2009-08-22 狭山丘陵)
飛び方は弱々しくゆったり。大きさはモンシロチョウくらい。
(b)ホソオチョウ♀(2009-08-22 狭山丘陵)
細長い尾が風で動きました。
(c)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
オスは、全体的に白っぽい。
(d)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
(e)ホソオチョウ(2009-08-22 狭山丘陵)
ウマノスズクサを食べる幼虫。
(f)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
シオカラトンボが捕食。頭から食べているようです。そういえば、1ヶ月ほど前にも、ムラサキシジミがトンボに捕食されていました。
★結局、ホソオチョウ、ジャコウアゲハとも、10頭以上の個体が確認できました。
★実はこの場所は、舞岡(ゼフの観察が目的)で6月にお会いした三鷹在住の方に、教えていただきました。改めて感謝いたします。ホソオチョウは極限られた場所にしか居ないため、ポイントを知らないと観察不可能でした。
だったかも!!
私も念願が適いました
昨日のホソオチョウに続いて本日はホームグランドでアカボシゴマダラに会いました
舶来品オンパレードです
時と共に外来種が入り込むのは大きく見れば自然のことと考えます
人間だって10万年かかってアフリカ大陸の一角から日本にたどり着き住み着いたわけですから・・・
在来種と共存できるのだったら新しい仲間として迎えても良いのではないかと私は考えます
今回は、新鮮個体×(♂+♀)×(裏+表)が撮れたの大満足です。皆さんのお陰です。
私は遠目からなのでトリミングすると見れたものではありませんでした。
またリベンジしたいです。^^)
♂の表翅の模様をジックリ見るとホワイトタイガーの顔のようですね。