エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

イタコンサート

2006年06月28日 | 雑記
イタコって職業のかたがいらっしゃいます。

そうです、そうです。あの故人の霊を呼び出してしゃべるっていう。


ずっと前から疑問に思っていたのですが、

あれ、大枚はたけば、ジミヘン(ジミー・ヘンドリックス)とかも呼べるんでしょうかね?

その場合、イタコジミヘンは、あの驚異的ギターを弾けるんでしょうか?
あの白装束のまま、歯でギターひいたり、しちゃうんでしょうかね。

というか、そもそも英語しゃべるでしょうか?


もし、それならあれですね。

イタコ2人雇いまして。
それで1人にジョン・レノン、もうひとりにジョージ・ハリスンを降霊してもらいまして、ビートルズ再結成してもらっちゃうわけです。
それで恐山でコンサートひらいちゃうわけです。
「イタコンサート」。

もうすごいのなんの。

なにしろメンバーのうち2人は、バァさんですから。それも白装束。

「ヘルプ」なんか真に迫っちゃってて。

鬼気迫るもんがあるわけです。

ステージ横で、看護婦とか医者とか坊主とか十一番隊隊長とか待機してましてね。

もういつなにがおこっても大丈夫なように。


<十一番隊隊長>

そうです。日本のイタコの技術を持ってすれば、もう不可能なコンサートはなくなるわけです。
すごいなぁ。

エルビス・プレスリーとか、ルイ・アームストロングとか・・・

日本人だっていいですよ、三波春夫とか美空ひばりさんとかね。あとは、トムキャットとか、イモ欽トリオだとか。

ん?生きてるやつがまじってる?

夏の思ひ出

2006年06月28日 | 雑記
ああ。あれはいつのことだったでしょうか。
今日のように蒸し暑い夏、早朝のことでした。

いつものようにワンコの散歩にまいりまして。

うちの犬は、90%の確率で散歩中にウ○コします。

マナーを重んじる私は、以前、『物理的に同じこと』でもふれましたように、これをビニール袋で回収するわけです。

方法を再度具体的に書きますと、まず袋を裏返しにします。

そこへ手をつっこみまして手袋状にいたします。

後はほーら簡単。むんずとウ○コをつかみまして、また袋を元の状態に「表返し」ます。
あとはさきっちょ結んでちゃんちゃん、です。

もう毎日のことですからね。手際いいです。

もし「世界犬のウ○コ拾い競技会」があれば、日本代表くらいはいけると思います。

で。その日もやってくれたわけですね。ウ○コ。

私はゴルゴ13も真っ青な速度で袋をひっくりかえしますと、今度はオペ直前のブラックジャックのようにその手をかえしまして、むんず、とつかんだわけです。ウ○コ。
これが内蔵なら、ブラックジャックと見分け付きません。きっと。

ところがですね。

その日に限って、奇妙な違和感をおぼえました。

そうです。ちょうどブラックジャックが、内蔵に腫瘍を見つけた、みたいな感じ?相手がウ○コだけど。


ふと、確認いたしますと




ビニール袋の底に穴あいてるじゃん!




なんとそこから「生指」が出てるわけです。

え?じゃぁ今このウ○コつかんでる指は????????



うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

これを叫ばずにいつ叫びましょう?



ああ・・・あれは、ちょうど今日みたいに蒸し暑い、夏の朝の出来事でした。

すでに記憶も定かではありませんが

たしか・・・今をさかのぼること 2006年の6月

28日早朝の出来事です。