本牧日記

愛犬と楽しむ本牧(ときどき北軽井沢)生活。
ボビーとクララと私たちの Memories & Diary。

空の旅 Ⅱ ~千歳マラソン①~

2018年06月15日 | ペット

1月の石垣島に続いて、クララ、2度目の空の旅へ。

石垣島マラソンを調整不足のためキャンセルした夫、
リベンジの舞台に選んだのは、こちらです。

以前から、一度は走ってみたかったという千歳マラソン。
フルマラソンではなくハーフの方にエントリーしました。

本番までは正味4か月。
足腰の状態が思わしくなく、整形外科で診てもらったり、マッサージに通ったり
そして生まれて初めて鍼灸院でハリ治療も。(これは効果があったようです。)


なかなかランニングの練習ができず焦る日々が続きました。

2月も3月もろくに走れないまま。
GWに北軽に滞在中に、ようやく本腰を入れて走り込みができました。

千歳マラソンへのステップレースとして、
5月20日、千曲川のハーフマラソンに出場。

久々のレースでしたが、ネットタイムで2時間半を切り、
予想以上の良い結果を出すことができました。
(この時の日記もアップしようと写真など撮ってあるのですが、なかなか書けないままになっています^^;)

      

 

1月に石垣島行きで飛行機の旅を体験したクララ。
この春に発足したJALのペットファミリーに登録しました。
写真入りの会員証が発行されます。
提携のペット関連の施設の割引などいろいろ特典があるのですが、
いちばんのポイントは、1回のフライトごとに500マイルもらえること
一往復すれば1000マイル貯まるので、これはなかなか魅力的な気がします。

クララにも、マイル、稼いでもらわなくっちゃね(笑)

もうひとつのJALペットクラブの方は、以前からあるシステムで
フライト1回ごとにスタンプがたまり、5回乗ると次の1回が料金無料になるというもの。
石垣島への往路の便で申し出るのを忘れたので、現在はスタンプ3個。
あと1回どこかへ往復すれば、その次はタダで乗れます~。 

 

前置きが長くなりました。

6月2日
朝9時過ぎ、無事に新千歳空港に到着です。 

 空港から送迎バスでレンタカーの営業所へ。
数あるレンタカーの会社の中で、ペットはケージやバッグに入れてさえおけば座席に置いてもOKの「ニコニコレンタカー」を利用。(他社は、ラゲッジルームとか床の上という指定がありました。)

車種は、プリウスを。

この日のいちばんのミッションは、マラソン会場へ「前日受付」に行くこと。
午後の2時からなので、まだたっぷり時間があります。

それで、まずは会場周辺や指定の駐車場のチェック。
地理もよく分からず、レンタカーのナビの操作にも慣れず、ウロウロ、キョロキョロ。

その後は、明朝の経路の確認も兼ねて、今日のお宿のある支笏湖まで往復することにしました。

走っているのは、16号支笏湖公園線・別名支笏湖スカイロード。
広大な森の真ん中を突っ切ってほぼまっすぐに続く道。
信号もほとんどなく、走っても走っても豊かな緑に包まれて、快適なドライブが楽しめます。

 40分ほどで、支笏湖畔に到着。
美しい湖面の向こうには恵庭岳など雪を頂く山々が見えます 

 周辺はきれいに整備されています。

 この支笏湖は世界でも屈指の透明度の高い湖で、遊覧船(水面下に窓がある)に乗ると、その美しい水やお魚などが見れて素晴らしいのだそうです。
のだそうです・・というのは、残念ながらタイミングが合わず乗り損ねてしまいました~

 ↓ 山線鉄橋。
  その昔、森林資源を運ぶ鉄道対して使われていた名残だとか。

 水際まで降りて行けるところがありました。

お水が本当にきれい
クララは、いっぱい飲んでいました。たぶん美味しかったのでしょう~

 お腹が空いてきたので、どこかでランチを~。

と思うのですが、飲食店などもあまりたくさんはありません。
結局、今夜お世話になるこのホテルの・・ ↓

ランチビュッフェが好評だそうですが、今夜もビュッフェをいただくので、 
クララと一緒に座れるお庭でハンバーガーを。

↓ サイトよりお借りした写真です

 

食後は、お庭の中をお散歩。
桜の絨毯

 その後は、支笏湖畔をドライブして、対岸の山の中にあるこの湖へ。

 とても神秘的で美しい景色でした

 居合わせた方が写してくださいました。↓

 

さて、 元来た支笏湖スカイロードを走って、千歳市の中心部へ。

「千歳青葉公園」の一角のスポーツセンターがマラソンの受付会場です。
ここは、翌日の本番のフィニッシュ地点にもなっています。

大勢の出場選手たちが、ひっきりなしに入っては出てきます。
全国45都道府県からの参加者があったとか。

 夫が手続きを終えて出てきました。
中では、明日のレースの攻略ポイントのレクチャーなどがあったようです。

 

さて、またまた支笏湖スカイロードをひた走り、今夜のお宿へ。

千歳周辺でペットと一緒に泊まれるところは、本当に少なくて、
でも、とても良いホテルを確保できました。
(レースのエントリーと同時に数か月前に予約しました。)

4つ星クラスの素晴らしいお宿。
この「しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌」の中の一部屋だけがペットOKなのです。

↓ サイトよりお借りした写真

 上は、正面の玄関なのですが、
ペットと一緒の出入りはこちらから。
クルマもすぐこの横に停めておけていろいろと助かりました。

 ↓ お部屋の中はこんな感じ。
  広々ときれいで快適でした。  

 掃き出しの窓のベランダのようなところがペット出入り口に通じていて
目の前が、支笏湖畔に続く公園です。

お部屋に備え付けのワンちゃん用のベッドやケージも清潔で、クララも気に入っている様子でした

 

こちらのお宿の楽しみの一つが温泉です。
クララのお留守番の時間をなるべく少なく抑えるように、夕食前に夫が、私は寝る前に、と交替で入りに行きました。

とろみのあるお肌に良さそうな優しいお湯でした。

 

 夕食はビュッフェ。

 ↓ 下の2枚の写真もサイトから


 

 こちらのレストランは、本当に美味しかったです

 繊細なオードブルの数々や、目の前でお料理して提供されるホットディッシュ、
メインのお料理は、シェフからの一皿として、直接テーブルに運ばれます。

焼きたてのピザや、そしてデザートのスイーツのまた美味しいこと

レースの前日でなかったら、もっともっとたくさん頂いたことでしょう。

食後はロビーを通ると薪ストーブに火が入っていました。
傍にマシュマロの用意があります。 

 串に刺して、焼きマシュマロを楽しみました

 
↓ 館内をウロウロしながら適当に撮った写真。

 ゆったりと上質の時間が過ごせる、こんなホテルの中にペットOKのお部屋があるのが不思議なくらいで、
 本当にありがたいことです~

 
翌朝。
レース当日です。

ホテルの朝食は7時から。
ハーフマラソンのスタートが9時半なので、本当なら7時には食べ終わっていたいし、
駐車場も会場に近い所を確保するにはもっと早く出発したい・・

早朝に発たれるお客様には、「おにぎり懐石」みたいなお弁当を用意することもできると、あらかじめ問い合わせたときに言われたのですが、
ここはやっぱり美味しいビュッフェのほうを選びました。 

7時少し前に行くとまだオープン前でしたが、レストランの外のスペースで
熱々のコーヒーをサービスしてくださいました。

いちばん乗りで中へ。
お庭に面したカウンター席。

魅力的なお料理がいろいろ揃ったビュッフェですが、
レース前なので、エネルギーを蓄えるために和食中心に。

夫は、イクラをどっさり取って来て、イクラ丼に。

 美味しいお水で炊いた炊き立てのご飯が、ストーブのこのお釜でサービスされます。

 30分ほどで大急ぎで朝食を済ませて、荷物をまとめて出発です。

美味しそうなパンやオムレツやフレッシュジュース、
そして焼きたてクロワッサンのワゴンサービスも、時間がなくていただけなくて
残念でした。

 

支笏湖スカイロードをまたまた走って(これで4回目)
レース会場へ。
いえ、その前に駐車場を目指します。 

メイン会場の青葉公園周辺の駐車場は、もうとっくに満車なので
指定された遠くて広い駐車場へ向かいます。

ここから会場へはシャトルバスで。

クララは バッグに入れて乗せました。

 

シャトルバスを降りて、スタート地点へ移動です。

 

待機中の自衛隊音楽隊。

 クララは、会場周辺に流れる大音量のスピーカのアナウンスや音楽が苦手です。
慌てふためくので、夫がしばらく抱っこしていました。

 
ハーフのスタートは9時半。そしてフルマラソンのスタートはほぼ1時間後の10時20分。
それでいて、フィニッシュの閉鎖時間は同じで、午後4時20分。

これって、ハーフの制限時間が7時間近くあって、フルマラソンよりも長い
なんとも不思議な、初めてハーフマラソンに挑戦するようなランナーにもありがたい設定です。

緑の中を走る快適なコースらしいけれど、一方で、道路は狭く、ダートの道がかなりあり、砂利道のところもあったりして、タイムが期待できるコースでは無いらしい・・・
なので、夫は「楽しんで走る」ことを第一に、目標タイムも3時間以内と決めていました。

普段のレースではできるだけ身軽に走りたいためにスマホも持たないで走るのですが、
今回は持ってスタートして行きました。

例によって、ほとんど最後尾からのスタートです。(スタートゲートはず~っと先で、見えません・・)

行ってらっしゃ~い

 ↓ 夫撮影のスマホの画像。スタート地点。

 さあ、みんな出ていって、周囲はがら~んと。

夫が戻ってくるまで3時間ほど。
その辺をお散歩して、フィニッシュ会場のほうへ移動しましょう。

その頃、夫たちは、こんな景色の中を走っていました。

↓ 夫撮影のスマホの画像。7キロ地点。

 

 

 ↓ 夫撮影のスマホの画像。ラスト1キロ地点。

 

 こちらがフィニッシュ会場内の広場。
グッズやお土産、屋台のテントが並びます。

10キロや、子供たちが走る3キロのレースもあるので、家族連れなどで大賑わい。 

 クララと一緒に広場を見渡せる小高い斜面に陣取って待ちました。
途中、通り雨があって肌寒くなったり、晴れるとまた暑くなったり~
念のために持参した日傘が重宝しました。

 夫がスタートしてから、そろそろ2時間半経過。
ぼちぼちフィニッシュの場所へ行ってみようね。


フィニッシュ地点の付近で待っていると・・

お、夫、発見~
予想よりも早く戻ってきました

あ、スマホを構えています 

 他のランナー達に追い抜かれながら撮影したのは・・・

 これ。

 ↓ 夫撮影のスマホの画像。フィニッシュ手前の沿道。

 

 そして、ゴールへと。

 ↓ 夫撮影のスマホの画像。フィニッシュゲート。

 無事にフィニッシュ。
タイムは、2時間44分ほどでした。

お疲れ様~
無事にフィニッシュ、おめでとう~
 
思ったより高低差があり、結構足に来たようです。

 

 しばらく休憩した後、シャトルバスで駐車場に戻り、
自分たちのレンタカーでランチのお店探し。

たまたま目に留まったラーメン屋さんへ。
(ラーメンは、北海道滞在中にぜひ食べてみたかったもののひとつ。)
海老のダシがきいていて美味しかったです

 

メインイベントが無事に終了して、千歳市を後にし、この後は洞爺湖へ向かいます。

洞爺湖方面へは高速を使うのも一手ですが、一般道でのんびり走るのも良さそうということで
急いでいるわけでもないので下道(山の中を走りますが)のほうを選びました。

またまた支笏湖スカイロードを支笏湖方面に向かって戻ります。

すると、まだまだマラソンのレースは継続中で、
力走を続けるランナー達とすれ違いました。
コースはこの支笏湖スカイロードをはさんで左右の森林の中や、ときどきこのメイン通りの歩道を辿り、
横切って反対側の森のコースへ移動するような設定になっています。

この時間に走っているのはフルマラソンの出場者たち。いえ、中にはハーフの選手も混じっていたかもしれません。

みんな、頑張って~

 

 

 支笏湖スカイロードを30分ほど走ったところで、支笏湖方面へは行かずに左折。

峠越えの山道をのんびりとドライブしました。

途中の景色は新緑がとてもきれい。
美笛という美しい名前の美しい地帯を抜けて、洞爺湖温泉へ。

北海道、2日目と3日目は、この洞爺湖で2連泊です。

 

 こちらでのお宿は、「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」。

 

 ペットOKの広々したお部屋

テラスは洞爺湖畔に面していて
真正面には対岸の羊蹄山が見えます 

北海道旅行、後半の2泊3日は、ここをベースにクララと一緒に食事や観光を楽しみました。

 

続きます~。