本牧日記

愛犬と楽しむ本牧(ときどき北軽井沢)生活。
ボビーとクララと私たちの Memories & Diary。

ネルちゃん・後日談

2006年07月06日 | 未分類
昨夜、ネルちゃんのお母さんと長電話しました。
いつ頃がいいかタイミングが分からなかった(彼女の哀しみを受け止める自信が無かった)のと、ゆっくり電話する時間が無くてず~っとかけ損ねていたら、彼女の方から、かけてきてくれた。

最後の1週間は、病院に通って点滴をしてもらったそう。脱水症状をふせぐためでした。先生のお話だと、苦痛もやわらぐそうです。(ネルちゃんが外見上、苦しがっていたわけではありませんが。)

この日以外にない、と日時をみはからったように、ネルちゃんは逝ったそうです。彼女も仕事をもっていて平日は忙しい。ご主人はさらに忙しく連夜の残業。土曜日のその日も出勤で夜になってから帰宅された。ネルちゃんは、ほとんど昏睡に近い状態の中でご主人が帰ってきたのを察して尻尾を振ったそう。
皆にお別れをして、その深夜に天国へ旅立ちました。
次の日が日曜だったので、ご両親や親戚の子供なども皆来て、お葬式をしたそうです。
最後までまわりに気遣いをしてくれた、良い子でした。

この1ヶ月の間、もう、たっぷり彼女は泣き続けたという。電車の中で、ケイタイの待ち受けになっているネルちゃんの画像を見ては、他人の目も気にせず泣いたそうです。
じゅうぶんできることはしてあげて、しあわせな生涯だったように思うのだけど、それでも後悔は残るという。

この子からもらったものがいっぱいあった。「ネルちゃんのように生きなければ」という彼女の言葉が印象的です。

しゃべっていて途中で何度も涙があふれました。
テレビ電話でなくて、良かった---。

今年の年賀状に載っていたネルちゃんです↓
Neruchan

もうすぐ18歳でした。
やすらかに~。

「もう大丈夫だから。だいぶ立ち直ってきたから」と彼女は言うのだけれど・・・まだしばらくかかるのかな~。

教訓1.ボビーとの時間を大切にしよう。
教訓2・ペットを失う哀しみは、想像以上に大きい・・。
教訓3・電車の中で泣いているオバサンを見かけても揶揄しないでおこう。