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今日は地域の支援センターのコーディネーターのもと、
すでに作業所(障害児の卒業後の行き場所)を立ち上げ、かかわっている
お母さん方の話を聞く場に参加させていただきました。
聞く側も私の子供のように重度重複障害児だけでなく、知的障害児のお母さん
も加わり障害の区別なく、同じ地域に住む人たちが集まりました。
昨年施行された障害者自立支援法により、作業所の運営も
とても厳しいものとなっています。
法人格の作業所ですら大変なのだから、
無認可の作業所はもっと火の車だと思います。
障害者にデイサービスを行なってくれる所もどこもいっぱいで
私の子供が通っている学校の高三のお母さんに聞くと
もうどこも入れるところがないそうです。
入所施設にしても変な話・・・誰かが死なないと入れない・・・
老人の施設はピンからキリまでありますが、お金さえ出したら
なんとか行くところはあるのではないでしょうか・・・
それでも人気の老人ホームは何年も待たないといけないですよね。
こんなことを言ってるとどんどん暗くなりますが、今日の話で
一番心に残ったことは「理念を大事にして、夢を諦めない」という
先輩のお母さん方のメッセージ。
理念とは・・・
「一言も喋れない子供たちでも、この世は素晴らしいと思える場所にしたい!」
ということ。
夢は持ち続けないと、叶うものではない。
アメリカに行った松坂投手も言ってましたね。
夢は夢でなく叶えるもの![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
日々の生活で精一杯の私たちに、子供の卒業後のことを考えるのは
相当なエネルギーがいります。
どこに行こうかで悩むのではなく、行き場がないのですから・・・
途方に暮れるという言葉がピッタリかもしれません。
でも、先輩のお母さん方はこうも仰った。
今やれることをするのみ。
目の前にあることは、少しずつでもやっていかないといけない・・・
まずは、「困っている!!」ということを声を上げて
発信することが大事かとも思います。
声なき障害児のかわりに親が代弁者となって言い続けないと
何もわかってもらえないような気がします。
このブログでこういうことを書いたのも、障害児をもつ親の気持ちを
たくさんの人に知っていただきたいからです。
それに、同じような思いをしている人たちがきっと、たくさんいると思います。
私たちはこんなことをしているよ・・・とかどんな小さなことでもいいので
ヒントとなることを教えていただけたら嬉しいです。
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