ちーちゃんままの四方山話

ブログに来てくださってた皆さん、長い間ありがとうございました。

蟻はひまわりがお好き?

2008年06月28日 | ガーデニング

巷では超高層マンションブームだけど、蟻の世界でもそうなのかしら?

地下暮らしでも、たまには外の景色も見たいわよね。

蟻の大きさから比べると、1mをはるかに超えるひまわりから見る景色は・・・

これは、レモンイエローのイタリアンホワイト。

久しぶりに育ててみたけど、やっぱり涼しげでいいわ~!

たくさん枝分かれして、切り花にもお薦めです。

花径は10センチくらいと小さめ。

 葉の裏にもぎっしり!

もし、種ができたらきっと蟻さんのおかげだわ。

花だけでなく茎にもいっぱい蟻がいます。

周りにはこのひまわりと同じくらいの高さのコレオプシスとか、

ルドベキアとかいろいろあるのに、蟻がいるのはこのひまわりのみ。

何か惹きつける物があるのよね・・・

花だけでなく茎とかにも蜜の成分があるのかな?

 

 


ルドゥーテの『バラ図譜』

2008年06月25日 | ガーデニング

図書館から、また素敵な本が届きました。

5/30に出たばかりの本です。

バラ図譜・・・・ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ   河出書房新社

ハードカバーつきの、大きな本です。

カバーの裏もこんな素敵な絵が・・・

中の本は布張りです。

お値段も立派で、14000円します。

ぜひ、お近くの図書館で、ご覧になってくださいね。

ルドゥーテといえば、バラ好きさんならご存知の方も多いのではないでしょうか?

バラのボタニカルアートといえば、ルドゥーテですよね。

ナポレオンの皇后ジョセフィーヌの依頼で、マルメゾンの庭に植えられた

約250種類のバラの図譜を作ることに。

しかし、ジョセフィーヌは完成を待たずに亡くなってしまいました。

1817~1824   全三巻

ジョセフィーヌの功績は、多種にわたる珍しいバラを収集するだけでなく

その当時の一流植物画家に絵を描かせ記録したこと。

園芸家を集め、これらのバラを利用した品種改良をさせたことにあります。

この彼女の熱意がもとになってヨーロッパでのバラの栽培と育種が

盛んになるのです。

ボタニカルアートというのは、Botanical(植物学の)とArt(芸術)

の語が示すように科学と芸術の両面をあわせもった植物画です。

ボタニカルアートは15世紀から16世紀前半の大航海時代に生まれました。

写真技術がなく、押し葉標本にする以外発見した植物を

生きたまま持ち帰ることは不可能で航海には植物学者と植物画家が

同行していました。

こうして描かれた植物画が図鑑や図譜として刊行され、17世紀から18世紀

にかけて富裕な貴族や大商人の間で人気となりボタニカルアートとして

一般に知られるようになりました。

私は昔から、このボタニカルアートが好きで、美術館などに見に行ったりします。

自分で描けたらいうことないですが、憧れのアートです。

現在、NHKの教育テレビの趣味悠々でしています。

6月~7月  毎週水曜午後10時~  

 

ボタニカルアートの特徴はいろいろありますが主に

☆一枚の絵に一種類の植物を描く

☆実物大に描く  

☆季節を超えて開花や結実の過程を追う

☆草本類は地下茎や根も描くといい

☆構造が複雑なものは分解図を周囲に入れてもよい

☆基本的には背景や地面を描かない

 

葉っぱ一枚でも描けたら・・・と思うのですが、まったく絵の才能がありません(汗)

 

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種まきも細々、続けていますよ♪

2008年06月22日 | ガーデニング

 

 まず初めに・・・

私の敬愛するターシャ・テューダーさんが18日バーモント州のご自宅で

亡くなられたそうです・・・・92歳だったそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

また、テレビで会えるような気がしていたので、残念でたまりません。

でも、ターシャさんのお庭はこれからもずっとお世話されるだろうし

ターシャさんもどこかで、眺めているような気がしてなりません。

 

 

私は20代後半から種まき園芸を始めました。

いつまで、できるかわからないけれど、体の動くかぎり

ガーデニングは続けていたいな・・・と思います。ターシャさん、目指します!

上の苗はサルビア・コクネシア。こぼれ種でもよく咲きますね。

 

 

 なかなか大きくならない千日紅(ストロベリーフィールズ

これも毎年、種まきしています。花期が長く秋遅くまで咲き続けます。

 

 

桔梗咲き朝顔。家に残ってた自家採種の種です。

 

 

セロシア・・・これも自家採種の種から・・・

 

 

ブログで花友さんになったけいさんからいただいたジャコウアオイ。

 

 

これもけいさんにいただいたルナリア。

 

 

これは自家採種の黒きび(ミレット・パープル・マジェスティ)。

今は緑の葉っぱだけど、銅葉で黒い穂が出ていい感じです。

 

その他、写真は撮ってませんが西洋オダマキや

ジギタリスの苗もポット上げを待っています・・・

 

この苗たちも、新しい庭に定植する日も近いです。

業者に頼んでいる庭造り・・・雨が降るので、中断が多いですが

今日も頑張ってくださって、花壇の石積み、小道作りが終わり

あとは木を植えてもらいます。

重機を使い根っこも取り払い、土も新しく入れ替え

馬糞を含んだ堆肥などを入れてくれてます。ミミズもいっぱい!

鉢上げして持ってきた植物たちを、一つずつ植えていく作業・・・楽しみです。

 

 

 

 


エキナセア・ダブルデライト

2008年06月20日 | ガーデニング

今年もピンクのエキナセア・ダブルデライトが咲き始めました。

周りの大きな花びらの中に、小さい花がいっぱいついてる様です。

丁子咲きといいます。

咲き始めは、シンプルな菊の形です・・・色も少し薄め。

このくらいの咲き加減が大好きです。

草丈も低めで50センチくらいかしら・・・

鉢植えでも、地植えでもどちらでもいけると思います。

宿根草。キク科

アメリカインディアンが昔から天然痘、風邪、などに使ってた薬草だそうです。

抗ウイルス、免疫強化、殺菌消毒、抗感染作用など効能があるようで、

今、注目されているハーブの一つだそうです。

でも、これどうやって使うのかしら・・・?

ちょっと調べてみると、乾燥した根っこを煎じるとか・・・

それじゃ~抜いてしまわないといけないよねそれは、もったいない

 

 

 


坂本さんのフルーツトマト途中経過

2008年06月18日 | ガーデニング

初めて育てるフルーツトマト♪

ようやく今年最初の一個目が赤く色づいてきました。

もう食べごろかな?

家族三人で食べるには小さすぎるし、誰の口の中に・・・

作った特権として私かな?

ちーちゃんに食べさせたら感想聞けないもんね(笑)

プチトマトよりは、少し大きいくらいの大きさです。

鉢で育てて雨にあたらないように日当たりのいい軒下で育てています。

水遣りもかなり少なめにしています。

 

 


レース編みでマーガレット♪

2008年06月16日 | 編み物

夏になるとなぜか、レース編みをしたくなります・・・

毛糸と違って伸びが悪いので左手を引っ張りながら

ゆるくならないように編むのが少し難しい・・・

上のマーガレットの形はおもしろい作り方をします。

まず丸い花びらの土台を二枚編みます。

次にこの二枚をあわせてくさり編みでくっつけます。

最後にまわりを細編みで縁取って出来上がり!

編み方はこの本から・・・

「アンティークスタイルのモチーフつなぎ」・・・文化出版局

 

 


名前のとおりの花☆メキシカンハット

2008年06月13日 | ガーデニング

去年アメリカに住むお友達にもらったワイルドフラワーの種から

咲いたもののひとつです。

今年、このブログでも希望の方にプレゼントしたものです。

発芽したでしょうか・・・?

私は去年の6月に種まきして、苗床でお引っ越しして大きめの黒ポットで

育てました。何せ、まだ花壇ができていないので植えれなくて・・・

(来週から業者さんが来てくれて花壇を作ってくれることになっています)

ミックスの種は咲くまで何かわからないというのが、おもしろいですね。

これはメキシカンハットと言います。まさに名前の通りの形をしてるでしょ~

ちなみにメキシカンハットというのはこんな感じ。

またの名をラティビダといいます。

こっちの方が、浸透してる名前かもしれませんね。

なかなかユニークな花の咲き方をします。

最初はコーンのようなのだけで、次に花びらが出てきます。

そして花びらが開いていきます。

最後は一番目の写真のようになっていきます。

宿根草のようです。冬越しできるかな・・・?

 

ワイルドフラワーの種から次々とお花が咲いているので花瓶に活けてみました。

(青の矢車草と白の花は違います。)

 

 

 

 


ガーデナーにお薦め映画☆「西の魔女が死んだ」

2008年06月09日 | ガーデニング

 

ちょっとご無沙汰してました・・・

一週間あまりですが、忙しくてブログを書く暇も写真を撮る暇もなく

バタバタしています。これからもそんな日々が続きそうです。

学校に行くことが多いので、一日家にいる日が少ないです

ちーちゃんが帰ってくると、怪獣のごとく動き回るので

まったく目が離せない状況に・・・

 

さて、今日の話題は映画です

独身の頃はいっぱい見てたのに、ちーちゃんが産まれて全く

行けなくなりました。

学校に行ってる間に行くにはちょっとせわしいし・・・

 

そんなんで、私が映画の話題をするなんて、珍しいでしょ~

この映画はまだ、公開されていませんが(6/21より全国ロードショー)

ぜひ、見に行ってみたいと思ってます。

 

これは梨木香歩さんの原作で発売されてから、

すでに10年以上がたっていて100万部を超える大ロングセラーです。

読まれたことがある方もいらっしゃるでしょうね・・・

「西の魔女が死んだ」新潮文庫刊

 

あらすじを手短に・・・

 

中学に進んで間もない夏の初め、友達になじめず学校に行けなくなった

まいは、森で暮らす「西の魔女」のもとで過ごすことに。

西の魔女とは、まいの大好きなおばあちゃん。

緑に包まれた自然の中で、料理、掃除、洗濯、庭作りを教わるのですが

その生活は実は「魔女修行」の始まりでした。

ワイルドストロベリーのジャムの作り方、思春期の娘への接し方など、

お母さんにとっても子供にとっても見所いっぱい。

幸福感に包まれたラストは、涙を誘います・・・

 

私自身、本を読んだわけでもなく、映画の試写をみたわけでもないのですが

ただなんとなく、心惹かれるので皆さんにもお薦めしました。

 

おばあちゃんの家は清里にセットを建てたそうですが、

六月の撮影にむけて三月から植え込みを始めたそうです。

そして、セットの庭の1.5倍の面積の畑で、サポートの植物を栽培するという

力の入れよう・・・

ロケ地の周辺は畑や牧場が広がっているので、鹿や牛が来て

せっかく育てた草花を食べてしまうので、スタッフが一ヶ月間

毎日徹夜で庭を守ったというエピソードも。

きっと素敵な庭や花々が映像を通して見られると思います。

 

このオープンセットも今日から清里で一般公開されているようですので

お近くの方はドライブがてら行ってみてくださいね~

 

 この映画のオフィシャルサイトも貼り付けておきますので

よかったら覗いてみてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


踊る妖精・・・フクシア

2008年06月03日 | ガーデニング

 

 久しぶりにフクシアを育てています

女の子が踊っているように見え、とってもチャーミングな花なので

大好きですが、夏の暑さで枯らしてしまって年を越したことがありません・・・

上のフクシアはヴィヴィアン・リーという品種で

ちーちゃんが「神戸花鳥園」に遠足で行ったときのお土産。

先生、ありがとうございます

おこづかいは1000円ということだったので、

「ふくろうグッズやお菓子はいらないので、フクシアの花をお願いします!」

と頼んでいたのです。ややこしいことを頼んでしまいました

とってもかわいいフクシアを買ってきてくれて嬉しいです

 

 

こちらは、私が買ったものでアナベルという品種で、八重咲きです。

日当たりを好むけど高温多湿は苦手ということで置き場所に困ります。

まずは、夏越しに成功しないといけませんね。

そして冬越しは5℃以上ということで簡易ビニールハウスかな・・・

挿し木もできるようなので、チャレンジしてみようと思ってます。

フクシアの管理方法クリックできます。

 

 


『食堂かたつむり』

2008年06月02日 | 
食堂かたつむり
小川 糸
ポプラ社

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気になる本は、いつも図書館に予約する・・・
そして、忘れた頃にやってくる。

今日も待ちに待ってた本が、私の手元に。

小川糸さんの「食堂かたつむり」題名からして、なんだか興味をそそられる・・・
この本はブログのお友達ジョルジュさん、お薦め本だった。

ページをめくっていくと、止まらなくなってしまう・・・
小川糸さんワールドにすっかりはまってしまう。
楽しい本は、ゆっくり味わいたいが、いっきに一日で読んでしまった。

小川糸さんって、何者?作家?それとも料理人?

料理を作るのが好きな人はもちろん、美味しいものを食べるのが大好きな人も
はまっちゃうはず・・・

そして、ほろりと泣かしてもくれる。

スープがす~っとお腹にしみこむように、文章も入りやすく読みやすい。

心温まる本を、求めている方にはお薦めの一冊です。

「食べること」「料理すること」毎日繰り返している営みだけど、
心のこもった料理は、こんなにも人を幸せにできるのかと実感。
素材そのものにも感謝しながら,素材を生かしてあげる。
料理の真髄を、気づかせてくれるようなお話でした。


ブックレビューを読むと、賛否両論でそういう捉え方もあるのね・・・
と思ったけど、そういう意見は後回しにしてほんのひと時、
「食堂かたつむり」の世界に入ってみてほしいです。