ハングル;教え、そして学ぶ

日々ハングル(韓国、朝鮮語)を教えながら感じること、韓国ドラマでみる名言。

演技大賞受賞ユドングン氏のコメントから

2015-02-06 17:34:50 | Weblog
2014年のkbs演技大賞はユドングンさんでしたが、コメントが印象的だったので、ここに書き起こします。

まず、「チョンドジョン」で主役を演じた조재현さんに気配りを見せます。
재현아 미안하다(チェヒョン、すまない。)…조재현이란 멋진 배우가 있었습니다.
(チョジェヒョンと言う最高の俳優また…)
‥‥ …  …
そしてその後こう続けます。
(「家族なのにどうして」という作品は、この私が自分自身を振り返る時間となりました。)

「극중의 강재와 달봉이 젊은 날의 저였습니다.
(息子カンジェとタルボンの姿は若き頃の私でした。)

뭘 잘못했는지 모르고 이렇게 나이를 먹었는데 이제 와서 보니 뭘
제가 잘못했는지 우리 작가님의 글을 보고 알게 되었습니다.
(自分の愚かさも知らず、この歳になりました。今になって自分の何がいけなかったかをカンさんの脚本を見て、気づきました。)

이제라도 제가 뭘 잘못했는지 알게 되어서  너무나 다행입니다.
그게 너무 고맙습니다. (この歳でもそれを知ることができて幸せです。心からありがとう)

아버지 어머니 너무 죄송합니다. (アボジ、オモニ、本当にすみませんでした。)
그렇지만 이렇게 제가 대상을 받았답니다. 지난날의 저를 용서해 주십시오.
제 아이들이 잘 되게끔 지켜봐 주십시오. (でも今日は、そんな私が大賞に選ばれました。過去の私をお許しください。 私の子供たちを見守ってください。)」※( )の日本語訳はkbsワールドの字幕です。

この時はまだ「カジョッキリ ウェ イレ」(「家族なのに、どうして」)を見ていなかったので、강재と달봉が、どの様な親不孝をしたのかわかりませんでしたが、見初めて、フムフムと納得…

子供たちや家族を大事にする、男やもめ役のユドングンさんの演技,
新人,ベテランの演技にも魅了され、内容にも感情を移入してしまう面白いドラマです。

ドラマ「鄭道伝」での李成桂役のユドングンさんも良かったですが、このドラマのユドングンさんは、挨拶をしていた時の雰囲気とよく似ていて、穏やかで、人間味が溢れている感じです。

週末にドラマを楽しみながら、気になったセリフを、「ドラマ聞き取りノート」に相変わらずメモしています(15年前からの習慣です)。
これからは、少しずつでも紹介していきたいと思います。


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