中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

【中華街懐かしのアルバム】 善隣門

2007年08月14日 | レトロ探偵団
 
 先代の善隣門です。時代は1980年代半ば。今の絢爛豪華な牌楼(門)と比較するとずいぶんと質素な雰囲気ですね。

 横浜中華街のホームページには、この善隣門について、こう書いています。以下に引用してみましょう。


 横浜中華街のシンボル的存在のひとつ。初代は1955年に完成し、そのころは「牌楼門」と呼ばれていました。この牌楼が建つまで「南京町」と呼ばれていましたが、中央の看板に「中華街」と書かれたことによって、「中華街」と呼ばれるようなりました。現在の姿にリニューアルしたのは1989年。看板に、隣国や隣家と仲良くするという「親仁善隣」という言葉を掲げ、名称も「善隣門」に改められました。


 中華街という呼び名が生まれて約50年、善隣門ができて約20年なんですね。50年前の風景はまったく知りませんが、20年前ならまだまだ記憶にあります。

 印象的だったのが善隣門右側にあったバー「ヴァイキング」。石張りの壁面、ピンク色のカーテンがかかった入口から垣間見える薄暗い内部…。
 いまでこそ〔バイキング〕といえば食べ放題のことで、中華街にはその手の店がたくさんありますが、昭和30年代から40年代には外人バーが密集しており、この「ヴァイキング」はその名残なのです。
 ちなみに「ノルゲ」(今でも西門通りに健在)、「コペンハーゲン」なんていう北欧系のバーがいくつかあったのを覚えています。

 冒頭の写真左側に見える「横浜大飯店」の白くて太い円柱も懐かしいですね。たしか龍が彫られていたと思います。ちなみに、これが造られたのは昭和59(1984)年でした。

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