
創業以来80年以上も続く「田中家」。中華街の中では貴重な和菓子屋さんであるが、先日、週末中華さんの記事で、一時休業に入っていることを教えていただいた。 ところが2,3日前、店の前を通ったら別の貼り紙が出ていた。 最初は週末中華さんが氏のブログに掲載したあの貼り紙と同じだろうと思ったのだが、なぜか気になってよく読むと、 なんと! 閉店しましたァ!? この間に「一時休業」から「廃業」に方針を転換し、紙も張り替えたのだろう。 残念である。 う、うぅ… ![]() ![]() 最後の雄姿。昨年末の撮影。 閉店とは、残念! ![]() 和菓子屋だけど、上海餅も売っていた。 閉店とは、残念! ![]() 一方、こちらは和洋食の「ベティ」。 「田中家」の右隣にあった食堂である。数年前に閉店し、現在この場所には中華食材の店が入っている。 この「ベティ」も大変お世話になった店だ。秋刀魚の塩焼き、納豆、肉じゃが、冷奴、オムレツ、ハムエッグ…などなど、町の食堂で扱う和洋食の王道は何でも揃っていた。 店に入るといつも、厨房のみならずフロアまで焼き魚の煙がモウモウと立ち込めていたっけ。 学生食堂のようなテーブルには「赤旗」と「聖教新聞」。前の客が置いていったのではなく、おそらくお店の方が購読していたのであろう、私はいつも、焼き魚が出てくるまでの時間を利用して読ませていただいた。 昼時には、ご近所の老華僑が日本酒を飲みながら定食を食べている光景に、しばしば出会った。その方は、店の横の路地を通って来ていたので、おそらくすぐ裏か2階のアパートに住んでいたに違いない。 紫色のアクリルドア、アメリカ風の店名、それらの装置とは場違いな純和風の和洋食を出すレトロな食堂。この中華街では異彩を放っていたのに、何年か前、突然姿を消してしまったのだ。 とんかつの「つね勝」、朝鮮焼肉の「やすいや」、日本蕎麦の「麺房・栄屋」、広島焼きの「いしばし」など、実力派の“非中華料理店”が消えて久しい。 悲しいなぁ…。 ![]() ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
あたし、本当に前の職場では近くって
たまに豆大福を買って帰ったりしてたので。
本当に悲しいです(ρ_;)
ほんと、残念。
後にはまた中華料理店ができるんでしょうかねえ。
中華街とはいえ、なんだかツマラナイ。。。
ここの豆大福、美味しかったですよねぇ~。
あれが、もう食べられないのだよ。
残念です。
「發三電機商会」とか、「つね勝」とか、
好きだった店がどんどん消えていきます。
あ~あ……
この跡がどうなるか、気になりますねぇ。
和食の定食屋か、日本蕎麦屋がほしいですなぁ。
今日、前を通ったのに気が付きませんでした…。
非中華がどんどん無くなってしまいます。
田中屋さんの並びにもお蕎麦屋さんが以前ありましたね。
これだけ中華料理店が集積した街で、
長いこと生き残ってきたというのは、
それなりに実力があったからなのだと思います。
それが…ねぇ。
非中華が減っていくのは寂しいものです。
田中家の3軒隣に日本蕎麦の店「末広」がありましたよね。
今そこは「富筵」になっています。
祈りたぃですね…
寂しいです、本当に・・・。
「やすいや」さん、懐かしいです。
市場通りのうどん屋さん、その裏には銭湯、駄菓子屋と、今は懐古中です。。。