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中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「龍起茶房アキ」にて初ランチ

2016年12月22日 | 中華街(関帝廟通り)

 11月上旬に初訪問したお店、関帝廟通りの「龍起茶房 Aqui」。
 今までは単に「龍起茶房」だったはず。それが今年の秋(アキ)、スペイン料理を出す「龍起茶房 Aqui(アキ)」に変化していたのだった。


 ミサイル超獣さんの記事でこの情報を知ったのは9月。それから、なかなか入る機会がなかったのだが、1ヶ月以上経ってからやっと初訪問が叶ったというワケ。

 店頭で黒板や張り紙を見ていたら、お店の女性がやって来て「スペイン料理のシェフが来てくれたので、アキとして始めました」と。もちろん「龍起茶房」としても継続だそうだ。 


 ライブもやるらしい。


 これは夜のツマミかな。


 ランチメニュー♪


 店内にもライブのポスターが貼ってある。
 お店の人に聞いたら、「フラメンコは板を敷いてそこで踊るんですよ」とのこと。
 いつ行けるかわからないけど、楽しみである。


 お店は基本的に中華茶房なので、内部はこんな中華仕様。
 中華+スペイン=何だろう…
 違和感はない。


 この日、私が注文したランチは肉系から「ポークカツレツの八丁味噌とトマトのサルサ」。
 まずはサラダが来た。
 生ハムとなんちゃら。


 メインの料理。
 ポークカツにかけるソースがスペイン風なのかな。普段のトンカツソースだと和食っていう感じだけど、これはやはりスペインを感じさせる。
 左に添えられているもの、これがすごい。
 コンニャクのスペイン風なんとか、厚揚げのバルセロナ風なんちゃら(お店の人がそう言ったわけではなく、自分で勝手に言っているだけだけどね)。
 和風食材も使っているところがいいね。
 真ん中の白いものはポテサラ。美味しい♪


 デザートは、フルーツの上にブルーベリーヨーグルトとクリーム。
 本来のデザートが品切れになってしまい、急遽作ったものだとか。

 というわけで、初訪問となった「龍起茶房アキ」。ランチはもちろん、今後は夜の会食、ライブ鑑賞にも期待が持てる♪

 お店の情報によれば、シェフの津原昭夫さんはアメリカやスペインで約20年、調理師として勤務。スペインのバルセロナでは、FCバルセロナの会長を務めていたジョアン・ガスパールさんにスカウトされ、ガスパールさんが所有する「HUSA HOTELS」でシェフを務めた経歴も持つそうだ。≪お店のHPより

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 「龍起茶房アキ」の美味しいランチを食べた日の夜、昔の写真を整理していたら、こんなのが出てきた。


 若いころ、信州にある山荘で毎年開催していた麻雀大会のスナップだ。2泊3日、徹夜でマージャンをやっていた。
 メンバーは同期の9人。2卓を囲むので余った一人が1時間の睡眠をとれるわけだ。

 初日から2日目の夕方にかけては、まだ体力も気力も十分だったので、1時間の休みがもったいなく、早く次の回に参戦したい、なんて思っていたのだが、2泊目の夜中を過ぎると身体が疲れ切っていて「なんとかして卓から抜けて少し寝たい」などと言い出すメンバーが続出する。
 とくに勝ち続けて総合1位、2位あたりにいる者は、眠いのを我慢して続けて負けたりしたらイヤなので、押入れの中に逃げ込んでいた。
 もちろんマイナス100以上でなかなか浮上できないメンバーも、ここで少し睡眠をとって休養しよう、なんてことも。

 そこで「○○ノホマレ」(今でもそうなのだが、全員に競馬馬のような名前を付けている)がこんな歌を詠んだ。

 ツキも落ち マイナス地獄 耐えられず
 押入れの中に 身を隠すなり


 
 ○○ノホマレ師は歌人であり俳人でもあるので、麻雀大会ではこんなのも発表している。

 やっちゃった ラッシュアワーの 階段で
 箱が開いて パイ転げ散る


 麻雀牌を持参して信越線に乗って山荘へ行った。この歌は横浜駅の階段を駆け下りる際の出来事だ。

 三日間 部屋にこもって 苦行する
 外に漏れるは ただ悲鳴のみ


 2泊3日、爽やかな高原の中に佇む山荘から一歩も外に出ず、ただ麻雀だけの日々を過ごしていた。
 役満を振った○○ピット師の悲鳴が聞こえるようだ。

 今からは 毛布を敷いて 音を消し
 声を潜める 深夜の麻雀


 夏休みの山荘には他にも多くの宿泊客がいるので、夜中からはジャラジャラの音を消さねばならない。卓に毛布を敷いてパイをかき混ぜていた。
 不安定な毛布の上に積んでいるため、ときどきパイが転げていた。

 こんな苦行のような麻雀大会をやっていたのは30代まで。その後、1泊2日(数時間の睡眠付き)となり、最近は近場のホテルで1泊2日。午後11時に就寝し、翌日3時間ほど決戦を行うという楽な日程に変っている。
 しかも、皆さん手先が衰えているため、使用する卓は全自動。だから、こんなことも起きる。

 全自動 故障が多く 全移動

 電動式はやたらと故障が多い。そのため、点棒、点数表、飲み物などを持って、全員で隣の新しい卓に移動するのだ。


 20代後半のころ。2泊3日の戦いを終えて。模造紙を3枚もつなげた巨大な点数票。

 若かったなぁ……



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4 コメント

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八丁味噌ベースでサルサ! (ミサイル超獣)
2016-12-22 23:19:53
いやこりゃ常人には思いつかない引き出しですね。

副菜も私の時はきんぴらやめかぶでしたし
本当面白いです。

夜も行ってみたいです、是非に。
返信する
ドラもめくらず (ぶらくり佐藤)
2016-12-23 08:34:46
学生の頃は徹夜で打ち続けることがありました。
日が変わった頃になると全体にだれて来て、ドラもめくらずに打っていましたね。
平和な、貧乏麻雀でした。
返信する
サブローソ (管理人)
2016-12-26 08:02:27
>ミサイル超獣さん
和食の食材を使ったり、八丁味噌を使ったり、
ここのシェフは凄いですね。

スペインバルの「サブローソ」はランチをやめちゃったみたいです。
シェフが替わったのかな。
返信する
おお (管理人)
2016-12-26 08:06:53
>ぶらくり佐藤さん
バイオリンだけじゃなく、麻雀牌も握っていたんですね。
その頃はぶらくりタイマーは無かったんでしょうね。

ドラをめくらず・・・よくやっちゃいましたよ。
返信する

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